スポーツジムでカールのトレーニングをされている人は多いです。特にその中でもほとんどが、ダンベルカール(アームカール)です。ハンマーカールをトレーニングに取り入れているのはあんまりいないような気がします。少なくても普通のジムでは。
もちろん、大きなジムになればフリーウエイトでもやっている人はいるでしょう。ちなみに、先日僕はハンマーカールで右手首を損傷してしまっいまして現在休養中です。いや、しかし、一回手首を壊すと癖になるというか完治するまでずいぶんと時間がかかりますね。
ハンマーカールとダンベルカールの違い!
では、ハンマーカールとダンベルカール(アームカール)の違いとはどんなものなんでしょうか?簡単に説明しますと、手首の角度です。ダンベルカール(アームカール)の場合はダンベルのバーを横に握り肘を曲げて力こぶを作るように引き付けるトレーニングをします。
一方、ハンマーカールとは、その名の通りハンマーで叩くようなイメージで行います。ですからダンベルのバーを握ったらそれを立ててカールを行います。たったこれだけの違いなのですが、鍛えられる個所が全然違うんですね。
アームカールの場合はおなじみの上腕二頭筋になりますが、ダンベルカールの場合は前腕筋群の中でも特に上の個所で、腕撓骨筋、長撓側手根伸筋といったところでしょう。角度を少し変えるだけで鍛えられる場所が違うんですよね。具体的にどういったものなのか?
ハンマーカール
イメージとしてはハンマーいいますのでトンカチを叩くように行います。これにより前腕筋の付け根にあたる腕撓骨筋、長撓側手根伸筋はもちろんのこと上腕二頭筋のピークを高める効果もあります。
1 腕を内向きにして行う
2 ダンベルがしっかりと縦の状態になるまで上げる
3 同じ軌道でゆっくりと戻す
ダンベルカール
1 動画のようにダンベルを腿の前にもってくる
2 下から真ん中まで持ってくる×10回
3 真中からマックスまで持ってくる×10回
4 下からマックスまで持ってくる×10回
色々なやり方はあるものの、ダンベルカールは基本的に肘を曲げて上腕三頭筋の筋肉を強化するトレーニングになります。この動画を比較してみるとよくわかると思いますがハンマーカールとダンベルカールの違いです。
前腕筋群に効かせる
こちらの動画の通りに実践していただければ前腕筋に効かせることができるかと思いますが注意点をお話しします。これもダンベルカールと同じ注意点なのですが、あまり重たい重量で行ってしまいますと体の反動を使ってしまうのです。
すると、前腕筋や上腕筋ではなく肩の筋肉に効いてしまったりします。ですから、ある程度軽く持ち上げられる重量で反動を使わず肘を固定して行うイメージでトレーニングに励みましょう。ダンベルカールを行った後にやるとパンプアップにもなります。
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