参議院議員選挙の仕組みや制度について。小選挙区比例代表並立制って何?

出典:wikipedia

最近はテレビ番組でも政治をよく取り上げています。わかりやすく説明されていますよね。基本的なことって通り過ぎてしまいがちです。今回は参議院選挙について考えてみます。

そもそも参議院選挙ってどういうしくみ?

先ずは任期はどうでしょうか。日本国憲法にて「参議院議員の任期は6年とし、3年ごとに議員の半数を改選する」(第46条)と定められています。任期途中の解散はありません。参議院議員は2つのグループに分かれていて、任期が3年ずれています。参議院のことをよく「良識の府」と呼びます。今はこの参議院自体必要なのか!?という論議もちらほらとです。

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2つの選挙制度について

参議院選挙は2つの選挙制度によって、それぞれ議員が選ばれます。
選挙区選挙(定数146人)と比例代表選挙(96人)です。選挙区選挙は個人に投票する選挙で、無所属でも立候補はすることが出来ます。比例代表選挙は、 政党に所属しないと立候補が出来ません。有権者は政党名で投票するか、立候補した人の名前で投票するか、自由に選択することが出来ます。

選 挙が行われての民主主義ではあるのですが、いつの間にか決まってる!というのが多い気がしませんか!?比例代表というのもよくわからない内に決まってまし たよね。結局は政治家の為の選挙になってませんか?国民が目を光らせると言っても細々なことや暗黙の内に決まったことに対してまで見られませんもんね。

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小選挙区比例代表並立制って何?

小選挙区選挙と比例代表選挙の両方を並立して行う選挙制度の1つです。小選挙区での当選が困難な小政党が、比例代表において当選することが可能になります。
国民からすれば比例という選挙制度そのものが最善の選挙なのか?という疑問が起きると言うこと。重複立候補制度にも連動します。

小 選挙区で落選しても比例で当選というのはよくあるお話です。それは当然大政党ほどそうなりますよね。そこでやはり国民のための政治なのですか!と政治家の 方々全員に問いたくなるのです。定数削減、身を切る改革も何処かへ行ってしまったようですし。小選挙区にてその地域の方々にNOを突き付けられて、その人 が結局議員に返り咲いている・・・複雑な思いで結果を受け止めなければなりません。

最後に各都道府県別の選挙区選挙を表記


5人当選      東京都
4人当選      大阪府・神奈川県
3人当選      埼玉県・千葉県・愛知県
2人当選      北海道・宮城県・茨城県・新潟県
長野県・静岡県・京都府・兵庫県
広島県・福岡県
1人当選      青森県・岩手県・秋田県・山形県
福島県・栃木県・群馬県・富山県
石川県・福井県・山梨県・岐阜県
三重県・滋賀県・奈良県・和歌山県
鳥取県・島根県・岡山県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
佐賀県・長崎県・熊本県・大分県
宮崎県・鹿児島県・沖縄県

まとめ

ぼやき!?もありつつで失礼しました。次の参議院選挙では年齢も引き下げられます。
よくよく見極め投票に行きましょう!2016年7月25日予定です。

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