子供の歯が永久歯に生え変わったけれど、なんだか歯並びがガタガタ!歯が斜めに生えていたり、歯と歯の間にすき間があったり・・・親としてはちょっと心配ですよね。歯並びが悪いと見た目の印象が悪くなってしまいがちですから、歯列矯正を検討される人も多いのではないでしょうか。
そこで、子供の歯列矯正について詳しくまとめてみました!まずは、どういった場合に子供の歯列矯正はするべきなのか、歯列矯正の必要性について説明していきます。
歯並びがガタガタの場合、歯列矯正は必要?
はじめにお伝えしたいのが、永久歯に生え変わったばかりの歯は、はじめから歯並びが良いわけではありません。生え変わったばかりの歯は、まだ安定していないのでグラつきやすく、歯が斜めに生えたり、歯と歯の間にすき間が出来たり、歯並びがガタガタなのはよくあることなんです。
歯並びは顎の発達が深く関わっており、はじめは歯並びが悪くても顎が発達して大きくなることで、歯並びは自然と良くなることが多いです。しかし、顎の発達が不十分で小さいままだと、なかなか歯並びは良くなりません。そういった場合、顎の発達を矯正でうまくコントロールする必要性が出てきます。
では実際に子供が歯列矯正を行う場合、何歳くらいから始めるのが良いのでしょうか?
子供の歯列矯正を始める時期はいつがベスト?
子供の歯列矯正を始める時期ですが、大きく分けて2通り考えられます。
①犬歯が生え変わる前(8歳前後)
子供に歯列矯正をする場合、まず顎の発達をうまく矯正でコントロールしていくことになります。矯正の方法は病院によっても違いますが、多くは犬歯に専用の器具を引っ掛けて、顎を大きく成長させる方法になります。この犬歯が抜けてしまっては矯正が出来ませんから、生え変わる前に行うのがベストだといわれています。
また、他の歯が生え変わるタイミングと重なるので、この時期に顎を矯正で大きくすると歯並びが良くなりやすいです。
②犬歯が生え変わった後(11歳前後)
犬歯が生え変わりそうな場合や、既に抜けてしまった場合は、生え変わるのを待つ必要があります。大体11歳前後で生え変わると思うので、この時期に矯正をする子供も多いです。
しかし、この時期は既に他の歯も永久歯に生え変わっているかと思います。歯並びを良くするためのスペースが無いと矯正出来ないので、場合によっては抜歯をしてスペースを空けることがあります。
歯列矯正は子供に限らず、大人になってからでも可能ですから、これらの時期を逃したからといって出来ないわけではありません。しかし、大人になればなるほど歯は動きにくく、矯正にかかる費用も高くなってしまいます。可能であれば子供が8歳前後の小さなうちに、歯列矯正を行ってあげるのがベストではないでしょうか。
また、歯列矯正をする場合、注意しないといけないことがあります。
子供の歯列矯正の注意点とは?
子供の歯列矯正で注意しないといけないのが、歯列矯正にかかる費用です。歯列矯正は保険が適用されないので、いわゆる自由診療になります。
自由診療というのは、病院によって請求金額を決めることが出来るので、矯正の方法などによっても費用は変わってきますから、事前にしっかり調べておきましょう。
最終的には病院でいくらかかるのか相談する必要がありますが、診察代がかかってしまうので、まずは病院のホームページで目安の金額を見てみましょう。子供の歯列矯正は大体30~60万円位が相場になっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ちなみにですが、通常の歯列矯正では歯並びが良くならないと診断された場合、本格的な歯列矯正をすすめられることがあります。そうなると、歯列矯正にかかる費用が50~100万円位まで上がってしまうので注意しましょう。
歯列矯正はかなり高額なので、病院によっては分割などで対応してくれるケースも多いです。どのような支払い方法が選択出来るのかも、ちゃんと確認しておきましょう。
また、歯列矯正は病院にしばらく通うことになります。大体1年半位は毎月通う必要があるので、通いやすさや先生との相性などもチェックするのを忘れずに・・・。
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まとめ
- 顎の発達が不十分で小さい場合、歯列矯正が必要になってくる
- 歯列矯正をする時期は、犬歯が生え変わる前の8歳前後がおすすめ
- 歯列矯正は自由診療になるため、病院によって費用がさまざま
歯並びが悪い原因のひとつに、顎の発達が不十分であることが考えられます。なぜ顎が十分に発達しないのかというと、最近は昔に比べて硬い食べ物を食べない傾向にあるからなんです。
あなたは子供に硬い食べ物を食べさせていますか?するめやフランスパンなど、硬い食べ物をしっかり噛むことで顎は鍛えられます。歯列矯正を検討すると同時に、1度食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
また、歯列矯正に関しては歯医者さんとよく相談の上、決めていくことをおすすめします。
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