上司や偉い人への説明で緊張しないためのコツを紹介します!

上司や偉い人の前では緊張してしまい、通常のパフォーマンスが出せない人がいます。偉い人の前で緊張することは誰にでもあるもので、少しずつでも乗り越えていくことができれば、今後のビジネスで活用することができるようになります。ここでは、上司や偉い人への説明で緊張しないためのコツをご紹介していきます。

事前の準備に時間をかける


偉い人の前で緊張する理由の1つに準備不足があります。100%の力を注いで準備が出来なかった場合、自分への情けない気持ちと相手への申し訳ない気持ちが生まれます。100%の力が注げていない時には、100%の精神状態にはなりえないのです。

偉い人の前で緊張する人は、自分が説明する前に手抜きをすることなく準備が出来ているのかを見直してみてください。事前の準備をしっかりと進めるためのコツは、説明をすると決めた日の2日前くらいに完璧な状態に持っていくよう推進することです。前日や数時間前までにやればいいや、では見直す時間も作れませんし、想定外の事が起こった時に間に合わなくなってしまいます。結果、焦りが生まれて緊張を更に増長してしまうことになるのです。出来るだけ前の段階で準備を完了させるようにし、説明前に見直しをして挑むようにしましょう。

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誰かに説明を聞いてもらう

営業職の研修では、仮想的にお客様を準備してロープレをすることがあります。お客様への提案で緊張せずに話せるように、またどのようにすればお客様の心を打つ提案になるのかを、予行演習するのです。同じように、上司や偉い人への説明前にロープレをすると本番で緊張をしにくくなります。

ロープレをする相手は、身近にいる上司が適任です。説明の癖を見抜いてくれますし、厳しいアドバイスも織り交ぜてくれます。ロープレを何度も繰り返すことによって、偉い人の前でも詰まることなく説明ができるようになります。慣れてくれば、ロープレを自主的にすることができます。偉い人が目の前にいると想像をして、自主練習で緊張をほぐすことができるようになるのです。プレゼンがうまい人は、シミュレーションを何度も繰り返しています。シミュレーションをした回数分だけ、説明内容に自信が持てるようになり、自信が付いたことで緊張しなくなっていくのです。

劣等感を持たないようにする

偉い人の前で緊張する人というのは、偉い人を上に見過ぎている、または自分を下に見過ぎているという原因も考えられます。自分に対しての劣等感が強い人は、より緊張をしやすくなってしまう傾向にあるのです。劣等感を捨てるというのは簡単なことではありませんが、社会的な序列はあるにしろ、偉い人だって同じ人間です。自分が劣っていると考えないようにしましょう。

偉い人への劣等感を無くすために、私生活を想像するというコツがあります。これは、社会的な序列を無くすためには効果的なコツの1つです。例えば、偉い人にはお子さんが3人いるとします。土日に奥さんも連れて家族で買い物に出かけているところをイメージしてみてください。子供からは「パパあれが欲しい」と言われ、奥さんからは「あなた、この荷物持って」と言われている。そして、夜には家族で一緒にご飯を食べている。このような私生活をイメージしてみると、あなたが土日に街中で見かけた家族となんら変わらないことが分かります。

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ビジネスという環境だからこそ、偉い人に緊張している事が分かります。社会的な序列を意識し過ぎることなく、同じ人間であることを認識することができれば、偉い人への説明の際に自然と緊張しなくなっていくものです。

予定をびっしりと詰め込む

偉い人への説明前には、心の準備をしたいからと予定を空けている人がいます。例えば、1週間後の13時から説明の時間をもらっている場合、説明する当日の午前中はスケジュールを空にしているのです。偉い人の前で緊張しやすい人にとって、スケジュールの空きは逆効果になることがあります。その空いている時間でどのように説明すればいいのかを考えすぎてしまい、自ら緊張する環境を作り出しているのです。

前に書いたように、事前の準備がしっかりと出来ていれば、当日に予定を空けていても意味がありません。逆に、予定をびっしりと入れてしまった方が変に考えすぎなくてよくなります。説明内容や資料の見直しは必要ですが、ギリギリになって焦ることの無いようにスケジューリングを立てておいてください。偉い人の前で緊張してしまう人にとっては怖いかもしれませんが、是非とも試していただきたいコツの1つです。

上司や偉い人への説明で緊張しないためのコツのまとめ

緊張する、ということは決して悪い事ではありません。これから説明をしようとしている上司や偉い人も、若い頃には緊張する場面を多々経験してきているのです。刺激的な時間は、個の成長をサポートしてくれるのです。ここでご紹介したコツを実践してみて、自分にあった緊張をほぐすスタイルを見つけ出してみてください。

 

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