内臓脂肪レベルと体脂肪率の男女平均について解説いたします。

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さて、あなたは飲み会や宴会へ行く頻度はどのくらいでしょうか?お酒を飲むこと内臓脂肪が蓄積されやすくなります。
そのほか脂質や糖質の多い食生活を送っていたり、それらを燃焼するような運動を行わなければどんどん下腹部に脂肪が蓄積されてしまいまして、一見やせているようにみえるのにおなかだけぽっこりと出ているというスタイルが良いとはいえない体型になってしまいます。
もちろん、腹筋を割る、ボディーにラインを入れてスタイル抜群な体型を作りたいとなれば皮下脂肪を落としたり筋肉をつけることも重要になります。
しかし、まずはこのぽっこりお腹や内臓脂肪を何とかしたいとは思いませんか?全体的にやせている人であればお腹を引っ込めるだけでもそれなりにきれいな体型を手に入れることができます。
そこで、今回はまず第一ステップとしてそもそも内臓脂肪はどういったものなのか?実際の平均値はどれぐらいなのか焦点を当てて解説していきたいと思います。

内臓脂肪レベルの平均値ってどれぐらい?


では、本題の「内臓脂肪レベル」について解説いたします。まず内臓脂肪レベルというのは内臓脂肪の面積を数値で示したものです。たとえば内臓脂肪レベルが30であれば、内臓脂肪がおよそcm²も蓄積しているといえます。

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内臓脂肪レベルの目安

まずはご自分の内臓脂肪レベルが標準におさまっているのか?それともやや高いのか?高いのか?を把握しておきましょう。下記におよその目安を掲載させていただきます。(オムロン社のHPより)

  • 標準 1~9
  • やや高い 10~14
  • 高い 15~30

どうでしょうか?1~9の範囲内であればそこまで内臓脂肪が多くないので健康に悪影響はないと考えられます。10~14であれば、少し運動と食事制限を意識するだけで次第に標準値まで下げることができます。そして、15~30と高い場合は放置しておくと危ないので、できるだけカロリーの制限を行い、ダイエットを一生懸命取り組む必要があります。ちなみに僕は「3」でしたので全然問題なしですね。

内臓脂肪レベルの男女平均値

先ほどの数値をご覧になられて問題ないと思われた方も、ショックを受けられた方もいらっしゃるかと思います。しかし、内臓脂肪というのは非常に燃えやすいため皮下脂肪とはことなり、少しの有酸素運動と食事制限を取り入れるだけで結果は見えてきます。そこで、同年代の平均値を目標にして内臓脂肪を減らすのがベストかと思います。

男性の平均

20代 内臓脂肪レベル6
30代 内臓脂肪レベル8
40代 内臓脂肪レベル9
50代 内臓脂肪レベル10
60代 内臓脂肪レベル12

女性の平均

20代 内臓脂肪レベル3
30代 内臓脂肪レベル4
40代 内臓脂肪レベル5
50代 内臓脂肪レベル7
60代 内臓脂肪レベル6.5

となっております。脂肪が少ないイメージの男性よりも女性のほうが内臓脂肪レベルの数値が平均的に低くなっています。これは一体どういうことなのかといいますと、女性ホルモンの性質で皮下脂肪は蓄積しやすく内臓脂肪は蓄積しにくくなっております。
ですから、外見は男性よりも女性のほうがふっくらとしていますが、内臓脂肪には脂肪が少ないといえるのです。しかし、年齢とともに女性ホルモンの量も少なくなるため内臓脂肪が増え始めるのです。まずはこの数値を目標にダイエットに取り組めばよろしいかと思います。

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内臓脂肪レベルが高くなると生活習慣病も。

世間ではお腹が突き出たおじさんに対して「メタボ」「メタボ」などと笑い物にしますが、このメタボリックシンドロームは笑い物にはできないほど重度な病気です。
それこそ内臓脂肪レベルが高い状態になると、これを招く危険性が高くなります。もし、お腹がでてきたと感じるのであれば、一度病院で診断してもらうとよいです。

  1. 高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)
  2. 高血圧(最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上のいずれかまたは両方)
  3. 脂質異常(中性脂肪150mg/dL以上、HDLコレステロール40mg/dL未満のいずれかまたは両方)

この3つのうちの2つ当てはまっている場合はメタボリックシンドロームと診断されます。ただ単にお腹が出ていてルックスが悪いというだけならまだ格好が悪いだけで済まされますが、内臓脂肪は皮下脂肪よりも健康に害を及ぼします。糖尿病、余計なコレステロールが血液に混ざり動脈硬化を招く危険性もございます。
生活習慣病を予防するという意味でもまずは内臓脂肪のダイエットに取り組んでみてはいかがでしょうか。

体脂肪率の男女平均について


内臓脂肪レベルも重要ですが、自分の体脂肪率がどれぐらいなのか把握しながら運動することも大切です。目的によりますが腹筋を割りたいとなれば体脂肪率は10%以下にすることが望ましいです。
しかし、やはり人間はある程度脂がないのも健康に影響を及ぼしたりします。ですから、肉体美を追及するあまり体脂肪率を減らしすぎるということも実はあまりよいことではないのです。理想的なのは平均かもしくはそれより少し少ない程度におさせておくことです。そこで、性別と年代別の体脂肪率の平均をまとめていみました。

男性の平均値

  • 14歳 痩せ~6% 標準(-)7~15% 標準(+)16~24% 軽肥満25~29% 肥満30%~
  • 15歳~17歳 痩せ~7% 標準(-)8%~15% 標準(+)16%~23% 軽肥満24%~27% 肥満28%~
  • 18歳~39歳 痩せ~10% 標準(-)11~16% 標準(+)17~21% 軽肥満22~26% 肥満27%~
  • 40歳~59歳 痩せ~11% 標準(-)12~17% 標準(+)18~22% 軽肥満23~27% 肥満28%~
  • 60歳~ 痩せ~13% 標準(-)14~19% 標準(+)20~24% 軽肥満25~29% 肥満30%~

女性の平均値

  • 13歳 痩せ~14% 標準(-)15~24% 標準(+)25~33% 軽肥満34~37% 肥満38%~
  • 14歳~17歳 痩せ~17% 標準(-)18~26% 標準(+)27~35% 軽肥満36~39% 肥満40%~
  • 18歳~39歳 痩せ~20% 標準(-)21~27% 標準(+)28~34% 軽肥満35~39% 肥満40%~
  • 40歳~59歳 痩せ~21% 標準(-)22~28% 標準(+)29~35% 軽肥満36~40% 肥満41%~
  • 60歳~ 痩せ~22% 標準(-)23~29% 標準(+)30~36% 軽肥満37~41% 肥満42%~

 

このように、内臓脂肪のレベルは女性のほうが低いのですが、体脂肪と全体的な数値で考えると男性のほうが低くなります。自分の年齢の標準値と照らし合わせてみて数値が上回る場合は、何からの対応策を考え始めることを推奨します。

しかし、現実問題として30代以上の方は仕事や家事・育児に忙しくてダイエットの時間がなかったり、サプリを摂取して運動などでダイエット出来たとしても、なかなか効果を実感しにくいのが悩みだと思います。

内臓脂肪を減らすための商品が色々と出ていますが、まずはお手軽に挑戦できるものから試してみてください。

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