乾燥肌体質の対策と改善に!タンパク質の摂取が必須!?

日本人のタンパク質摂取量が大幅に減少傾向に!

無理なダイエットを行うとお肌にも影響が出るといいますが、肌荒れなんて起こしたりします。その他乾燥肌体質の方ももしかしたらダイエットによる無理な食事制限かもしれません。

例えば、人間の身体の大半は水で構成されていますが、残りのほとんどはタンパク質でできています。そのためタンパク質が欠乏してしまうと、身体のあらゆる場所に影響が出るわけです。

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特に、現在の日本社会を見ていただくとわかるかと思います。コンビニへ行ってみると、たんぱく質の豊富な食材はあまり置いていません。カップめん、パン、お弁当、など、あらゆる食品の主成分は炭水化物でできています。

忙しい現代社会、時間がない中食事を摂取するとなるとどうしても簡単に済ませてしまいたくなりますよね。そのため、最悪、三食ファーストフードなんてことも…そうなれば、明らかにタンパク質の摂取量が不足してしまうといえます。

例えば、厚生労働省の『国民健康・栄養調査』によると、20歳以上の日本人の栄養摂取量をみた結果、1995年の栄養摂取量は約2,042kcalだったのに対し、2011年は1,846kcalと、摂取カロリーが減少傾向にあるのです。

戦後まもないころは日本も貧しく平均摂取カロリーが1900kcal程度でした。しかし、現在はその時と比べ随分豊かになっているのにもかかわらず、摂取カロリーがほとんど変わらない。むしろ少し少ないぐらいです。

こういった栄養不足が悩まされる背景には、近年流行しているダイエットブームによるものだとも考えられていますが、他にも原因があるかと思います。例えば、スーパーで売られている野菜の栄養価が随分と落ちています。

日本は、土地が狭いため、同じ土地で何度も何度も食物を量産を続けるため地力も落ち、栄養価も少ない野菜が出来上がってしまうのです。そういったことも栄養不足の原因ではないでしょうか。

もちろん、野菜などから摂れるビタミン、ミネラルも重要な栄養素ではありますが、冒頭でも述べたように人間はタンパク質で構成されています。そのためタンパク質が欠乏してしまうとお肌に影響が出ます。

なぜタンパク質不足が肌荒れの原因に?

その理由は、タンパク質は肌の新陳代謝のカギを握るからです。基本的に肌だけではなく体中新陳代謝を行っております。タンパク質を摂取すると命にかかわる部分から優先的に新陳代謝で使われていきます。

よって、肌など直接生命にかかわらない場所は、優先順位的に後になるため欠乏すると乾燥肌を招いたり荒れやすくなるのです。つまり、ターンオーバーを乱すことになります。

その上、お肌そのものだけではなく水分保持もタンパク質が大きくかかわっています。お肌の水分保持の80%が角質層の細胞間脂質で、18%がNMF(天然保湿因子)にあたります。

そして、残りわずか2%が皮脂になります。細胞間脂質、NMFはお肌の新陳代謝が行われることで作られるものですのでタンパク質不足になると肌の乱れだけではなく水分保持も怪しくなりますので結果的に乾燥肌を招いてしまうのです。

3食しっかりとタンパク質を摂取する

1 プロテインからたんぱく質を摂取する

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厚生労働省のデータからも1995年の段階では日本人の1日当たりの平均摂取タンパク質は81.5gだったのに対し、2011年は67.6gです。大きく激減しています。ちなみに、たんぱく質の最低摂取量は、体重×1.08g=摂取量となります。

ですから、60キログラムの方であれば、64.8g必要になります。これを普段の食事から補うとなると非常に大変なことです。そのため、まともにタンパク質を摂取するとなるとプロテインを利用することをオススメします。

筋力トレーニングをしていなくても、普段の食事で十分なタンパク質が補うことができないためプロテインを飲みましょう。

2 朝食

普段の食事からたんぱく質を必要量摂取することは難しい話しかと思いますが、やはり、プロテインはあくまでもサプリメントの一種。基本となる食事が重要になります。

朝食は1日のエネルギーになるので必ず摂取しましょう。朝食の多くは、パン、おにぎりなど炭水化物中心の食事になることが多いかもしれません。しかし、そこに、牛乳、豆乳、納豆など大豆類、ウィンナー、お肉、お魚などのたんぱく質を取り入れるようにしましょう。

3 昼食

昼ごはんになるとどうしても外食が多くなります。そのため、ラーメン屋さんに行ったり、カフェでご飯を済ませたり、これではタンパク質が摂取できません。ですから、昼ごはんといえども、定食やお魚料理、お肉料理などタンパク質が摂取できる外食を選ぶようにしましょう。

4 夕食

お肌だけではなく、身体の新陳代謝が行われたり、たんぱく質の合成が行われるのは睡眠中です。特に、ゴールデンタイムと言われる、22時~2時の間です。この間に眠っておけば成長ホルモンの分泌が一番高いため、できれば、遅くとも24時30分には就寝しておきましょう。

タンパク質の合成には、ビタミン、ミネラルも重要になります。これを摂取することで身体のタンパク質が上手く合成されるので夕食は控えめにした方が良いということから、あまり食べないのではなく、

しっかりと、タンパク質、ビタミン、ミネラルは摂取しましょう。野菜、果物、大豆類、お魚、お肉をバランスよく摂取しましょう。しかし、眠る直前にご飯を食べると血糖が上昇しているため、成長ホルモンの分泌が阻害されます。

それでは、せっかくの、たんぱく質の合成や、ターンオーバーの効率化がうまくいきませんので、必ず遅くても眠る2時間前には食事をすませましょう。できれば4時間前には済ませておくのがベストです。

毎食作るのが難しい場合は・・

食事からプロテインを摂るのがベストと書きましたが、仕事が忙しい方などは現実的にはそこまで注意して食事を作れないという方もいらっしゃると思います。かといって、そのままにしておいても乾燥肌は改善しませんので何らかの手立てが必要ですよね。

 

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