ラクトフェリンの便秘解消とダイエットに効果的?副作用にも要注意?

 

ラクトフェリンってなに?

人間の体のほとんどはたんぱく質で構成されています。そのため、菌やウィルスから身を守るという意味ではたんぱく質の摂取が必須になってきます。
人間をはじめとした哺乳類の生まれたばかりの乳児は、体が弱くできています。そのため、母親のミルクで抵抗力をつけます。

この母乳に含まれているたんぱく質をラクトフェリンと呼びます。母乳の中には、ラクト=たんぱく質、フェリン=鉄が豊富に含まれています。由来は、この二つが合わさり、ラクトフェリンと呼ばれるようになりました。

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たんぱく質自体も、鉄との相性が非常に良く、同時に摂取すると鉄の吸収率を高めることができます。特に、母乳の鉄、たんぱく質は結合する力が強く、赤いタンパク質という異名もございます。ただ、成長すると母乳を吸うわけにもいきませんので摂取も難しくなります。

では、牛乳から摂取すればよいのでは?と思われるかもしれません。確かに殺菌する前の牛乳にはラクトフェリンが含まれています。ですので、新鮮な牛乳であれば良いかもしれませんね。ただ、牧場にいない限りそれは難しいでしょう。

それに、生乳のラクトフェリンの含有量は、人間の母乳の1/10程度しかございません。ましてや、通常、スーパーやコンビニで手に入る牛乳は殺菌消毒されていますのでラクトフェリンの効果は期待できません。

結局のところ、成人の我々が、ラクトフェリンを効率的に摂取するとなると、やはりサプリメントからの摂取が一番効率的と言えるわけです。

ラクトフェリンの便秘解消とダイエット効果

ラクトフェリンにはこのように免疫力を強化する効果のほか、様々な効果が期待できます。例えば鉄とたんぱく質が含まれているため、鉄の吸収には有効です。鉄の吸収率が良ければ、貧血予防にもなりますし、骨の強化が期待できるため骨粗鬆症の予防ができます。

その上、免疫力の強化が期待できるため、風邪をひきにくい体を作ったり、抗がん効果を得ることも可能です。その中でも、最近はダイエットや便秘に効果的であると注目されています。

その理由は、中性脂肪やコレステロールの合成を促進する酵素にそれを阻止しようと働きかけます。さらに、善玉菌の増加を促進したり、腸内環境の改善を行います。結果的に便秘の解消や改善に役立ちます。

便秘が解消されることで、腸のぜんどう運動が良くなりますので、血行もよくなり基礎代謝も高まりますので、相乗効果でダイエットにもつながります。

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その上、ラクトフェリンは歯周病改善にも大きくかかわっていることがわかっています。歯周病の原因である歯周病菌毒素は歯をむしばむだけではなく、血中の中性脂肪値、コレステロール値を上昇させます。しかし、その原因を除去するという意味では、直接的にも間接的にダイエットにも有効であるというのは良くわかりますね。

副作用もある?

副作用はほぼないと見解を述べるかたもいらっしゃいます。確かに、副作用というほどのものではなく、善玉菌を増やす力が強いため、腸が弱く、下痢をしやすい方は、急激に摂取すると腹を下すかもしれません。

さらに、鉄分を吸収する効果もございますので、もともと体の中にある鉄、例えば血液中にある鉄まで吸収してしまう可能性もございます。そうなると、鉄分の不足で貧血を起こすことも懸念されます。特に、鉄分が不足している、妊婦の方、妊娠中の方、貧血気味の方は摂取は避けておいた方が良いかもしれません。

このように、サプリメントの摂取ですと過剰摂取に気をつけなくてはいけませんし、なによりサプリメントは牛乳から抽出したものが大半ですので、アレルギーの方は摂取を避けましょう。

 

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