視力の度数って普通に使われていますが、見方も含めての基礎知識を簡単にご紹介します。
視力と度数について
裸眼(メガネをかけずに見える視力)の視力は一般的によく日常で使う数字表示のこと。即ち「視力」は1.2とか0.5などの数字で表します。(0.00~2.00 0.1刻み)
メ ガネの度数は処方箋やメガネのレンズに使われる数字表示のこと。即ち「度数」は視力補正するため必要な矯正レンズ度数の数字で表します。 (±0.25~±25.00など 0.25刻み)視力と違うのはステップ(刻み方)が違います。メガネだけでなくコンタクトレンズにも使われています。
どういう見え方か?というと5m離れた視力表の切れ目を判別出来るか否かということです。どう補正するのか?眼の見え方がどんな「視力」でそれをどうするかの「度数」という関係にあります。
度数表示の見方について
例えばですが・・・こちらの数字をどう見ますか?
- R:S-1.25 C-0.25
- L:S-1.25 C-0.50
S―球面レンズ C-乱視 数字―度数
文章にしますと、
- 右は1.25の近視 0.25の近視性乱視
- 左は1.25の近視 0.50の近視性乱視
となります。
近視度数は同じで左レンズの方が乱視は1段階(0.25ピッチ)強いということになります。中々とややこしいことです。
専門記号が目白押しではありますが、極々一般的という観点からにしていますのであしからず・・・。
コンタクトレンズの表記はどのように見る?
例えばですが・・・
ワンデーアキュビューなどに書かれている表記の場合です。
右 BC 9.0 DIA 14.2 -4.75
BC:ベースカーブ DIA:レンズの直径 度数表示
ベースカーブは数字が小さい方が深くキツイカ-ブで、大きくなるほど緩やかで浅いカーブということです。度数表示は大きいほど度が強い=視力が悪いとなります。―レンズは近視用、+レンズは遠視用を表します。
例)0.02でー10.50レンズは度数が強いということが言えます。
眼に関する言葉ミニ知識
よく使われる言葉について簡単にご説明致します。
- 近視:遠くがぼやけて見えにくいが近くのモノは見える
- 乱視:近視と似た感じ。度数にもよるが近くも二重になって見にくい、片目でタブるなど
- 遠視:遠くも近くも見えにくい(弱視もこれに準ずる)眼の玉が小さい(子供の場合、未発達か発育途上)
- 老眼:眼に屈折異常がない老眼だと遠くは見えるが、加齢により眼肉筋の調節不良で近くが見えにくい(65歳くらいで調節が無くなる)
老眼となると本当に不便です。若い頃には全く考えもしなかったことで日常に支障が出ますので余計に眼精疲労になりそうですよ。
あとがき
コンタクトレンズは特に眼科の検査(処方箋)が必要です。つまり診断をしなければならないものなのです。長いお付き合いとなることなので始めが肝心で眼科でしっかりと検査を受けることをオススメいたします。
使用後に様々なトラブルがあるという話はよく聞きますよね。目は一生ものですので、気を付けてくださいね。
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