冬に困るのがお洗濯です。外に干すことが少なくなって、どうしても部屋干しとなってしまいます。そんな時、洗濯物の臭いの問題を解決しながら、洗濯物を早く乾かす方法は何が良いのかをご紹介します。
部屋干しのイヤな臭いの原因は?
さて、そもそもこの洗濯物の臭いの原因は何でしょうか?それは、中鎖脂肪酸やアルデヒドが原因となっています。洗濯物に残ってしまうたんぱく質や脂肪が分解、酸化されて発生をしています。家の中に干すと言うことは、どうしても乾くまでに時間がかかります。天日でカラッという訳にはいきませんからね。洗濯物に残った汚れを栄養にして、悪い菌を繁殖させてイヤな臭いを漂わせるのです。
部屋干し前の注意点3つ
■洗濯機に洗い物をポンポンと入れて時間が過ぎていませんか?そのままにして置くことでより菌を増殖させてしまい、臭いがしみつく元になります。洗濯かごなど、別にしておくことをオススメします。
■部屋干し用の洗濯剤を使っていますか?やはり部屋干しには部屋干し用の洗剤や柔軟剤を使うようにしましょう。部屋干しの対策となる要素が洗剤に入っていますから。部屋干し用の洗剤を準備して置きましょう。
■部屋干しと思う前に、一度洗濯層の掃除をしてキレイにしておきましょう。
今は洗濯層のクリーナーもたくさん出ていますし、ごっそり取れるという「すぐれもの」もありますから、年に1回くらいだったら苦にもなりませんよね。
洗濯物を早く乾かすには?
では、菌を繁殖させないためには、早く乾かすことですよね。最適な方法は、除湿と扇風機です。部屋を閉め切りまして先ずは除湿です。閉め切るのは効率良く除湿をするためです。空気の流れを止めといて、扇風機の登場です。除湿と扇風機で乾く時間が2~3時間は短くなりますよ。加えて扇風機ですと電気代も安くて済みますから・・・。
扇風機は洗濯物の近くに、風が行き渡るように置きましょう。洗濯物を乾かすのに風は重要な役割ですから。洗濯物が乾きやすい干し方というのもあります。
あるテレビ番組で言っていたことですが、真ん中を丈の短い物、段々外に行くに従って長い物を干すと。そのすき間をぬっていくような場所に扇風機を置くとまんべんなく風が届いて、早目に乾くということですよ。
洗濯物と洗濯物の間隔はなるべく開けるようにしましょう。針金ハンガーよりは太いハンガーを使う方がそれだけで洗濯物が密集せずに済みますよ。
洗濯物を干す時の注意点は?
■洗濯物の中で乾きにくいのは長袖やフード付きの服ですね。その時は裏返しにしたり、逆さまにしたりして干すとしっかりと風が当たってくれるので早く乾くんですよ。お試しあれ!
■洗濯物でかけやすくてついついしてしまうのは、カーテンレールです。ですがカーテンに当たる方が多いので、部分的に乾かないところが出てきますし、カーテンの汚れがついてしまったり、レールが重さでたゆんでしまうんですよね。以前失敗したことがあって、いつも洗濯物を干していた真ん中が重さで曲がってしまったんです。そんなことにならないように気をつけて下さいませ。
■タオルなどの長いものは、折り曲げて干すよりもそのままダランと長く垂らして干す方が早く乾きます。靴下や下着などは何か所か洗濯ばさみで留めて、風が通り抜けるようにして干します。1枚に1か所では中々乾きにくいですから・・・。
あとがき
お天気の良い日が少ない梅雨時や冬の間は、洗濯をすることに頭を悩ませますよね。何にも言えることですが、その時はこうすればいいさと楽しくしていけば、家事も苦にはなりませんよ。今回の場合の念押しは、除湿と扇風機の組み合わせで効果的に洗濯物を早く乾かしましょう!
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