最近は〇〇ハラというのを当たり前のように見聞きします。その中で高橋ジョージさんの騒動で急激に話題となったモラハラ。どうのような特徴があるのでしょうか?対処方法はあるのか?今回は「モラハラ」を取り挙げます。
モラハラ夫の特徴は?
<二面性>
よく聞くのは表向きはとても良い夫・良い父親であること。よくそんなことが出来るなと思いますが、本人にとっては当たり前のことなんですね。世間体をとても気にするので、常に良い人に思われたい心が人一倍に強いです。表でニコニコ笑っていても裏に回れば暴言の数々。それは家の家族に対してのみなので、中々外からはわかりません。
<結婚するまでは優しい>
二面性にも通じますが、恋人同士だと尽くす良い彼を演じて、いざ結婚した途端に態度がガラッと変わります。ひどい言葉、無視をするなど信じられない言動になります。それは、自分自身もモラハラの環境で育ったので自分の悪さがわからないというケースもあるようです。
気が付いたら夫の豹変に驚くというもので、こんな人だったら結婚しなかったという筋書きではありますが、恋人時代が良ければ良いほどダメージは大きいですね。
[一口メモ]
補足ですが、夫は本当はいい人で自分が悪いのかと思わせるように仕向けます。これはDVの問題でも同じことがあります。暴力を振るわれてもう限界と思っても、フッと優しい態度に“いや夫はこんなに優しいのだから自分が悪かったんだ”と思わせるのです。恐いですね。
<人のせいにする>
自分の非を認めず、責任転嫁は常套手段です。間違いはとことん相手を責めます。上から目線で相手を見下してきます。頭の良さを強調して変なプライドは強いと。自分が一番正しいのですね。つまりは人には厳しく、自分には甘いというもの。その事が度が過ぎるのがモラハラです。
<嫉妬・束縛>
悪い感情の度が過ぎるのが厄介な特徴です。嫉妬も深いので、それは良いことになる訳もなく、悪循環の始まりです。そして、相手の行動を束縛します。
例えば男性のメールを見つけてそこに嫉妬する。アドレスを全削除させる。そこから監視するかのような言動へと発展する。それがどんどんエスカレートしていって恐ろしい束縛へと進むと言うものです。関わりたくないですね。
モラハラ夫の対処方法は?
<早急な離婚>
究極の選択なのかと思われますが、モラハラがあまりにひどい場合、ご自分の健康状態にも影響を与えてしまいます。精神的な苦痛によってうつ病になるという方も多いようです。人生を新しく始めるためにも早く行動することを考えることが身の為です。
<別居という選択>
離婚までは…と迷われるのであれば、モラハラによる精神的な苦痛から解き放たれるためにも、ご主人から離れることが一番だと考えます。モラハラ夫にとって都合の良い妻、全てをぶちまける相手となってしまっていますから、そうした存在が消えた時に何とか有難さを感じてもらいたいものです。
<相手は変わらないことを認識>
このモラハラというのは、医学上の病名ではないですし、うつ病からのものでもありません。薬で治るとか治療すれば良くなるものではないことを知っておく必要があります。根本的にご主人を変えようとしても残念ながら無理だと考えた方が良いです。
<周りの方を味方にする>
外面は良い人で通っていますので、理解してもらえることは難しいかも知れませんが、身近にいる方に理解してもらうのです。そして、ご主人の会社において上司の方に相談をしてみることも1つの方法です。今の時代は簡単に会話の録音は可能です。平気で嘘をつく人には証拠がなければすり抜けられてしまいます。くれぐれもその上司選びも慎重にしましょう。〇〇ハラも昔と比べればオープンになってますから、隠すよりも思い切って誰かに相談するという選択肢もありだと思います。少しでも心の安定に繫がります。
あとがき
特徴と対処法を中心に書いてまいりました。いかがでしたでしょうか?
道はいろいろなところに広がっています。こうしたことでたった一度きりの人生を辛く苦しいものにしたくないですよね。ケースバイケース、我慢は必要ありませんから、どうぞご自分を大切にご自分の心を解放してあげて下さいませ。
コメントを残す