季節が変化していくにあたって、気温の変化を感じる時期は長袖を着るべきか、半袖を着るべきかで悩むことが出てきます。また、子供の衣替えをいつしようかと考える人も多いでしょう。
今回は、子供の気温に応じた服装についてご紹介します。
気温による服装指標
- 15度以下:冬の服装、コート、重ね着
- 15度~20度:秋の服装、半袖か長袖の上に羽織れるもの
- 20度~23度:半袖、長袖どちらでも良い
- 23度~25度:長袖だと若干暑さを感じる
- 26度以上:夏の服装、半袖のシャツ
最低気温をチェックすることによってその日の服装を大まかに判断することができます。
20度~23度程度の時期であれば、半袖でも長袖でも構いませんが、最低気温が20度以下の気温になってくると寒さを感じてくるため、秋の服装に移行していくことをお勧めします。
秋に移り変わる時期は、昼間は暑いと感じることがあっても夕方の時間帯になるにつれて寒さを感じてきます。お出掛けする時は「良い天気だから半袖でも大丈夫だろう」と考えていざ出かけてみると、夕方以降の予想外な寒さに驚いてしまうことがあります。秋ならではのこの寒さの変化は体調を崩す原因になってしまう為、最低気温をチェックしながら秋の良い天気には注意しておきましょう。
テレビなどでもニュース番組でお天気情報をやっていますが、いざ自分が天気の情報が欲しいときにすぐ確認できない為、お天気サイトの活用をおすすめします。
こちらのサイトを活用することで瞬時に今日の天気の情報を入手することができます。服装指標も出ているため、迷った時は自身の住んでいる地域の服装マークを見て判断すれば迷うことはありません。
洋服の選び方
動きやすいズボン
暑い夏、ズボンは蒸れ、スカートは涼しくて良いと思う方がいるかもしれませんが、やはりズボンが適しています。スカートは肌に触れないため、汗を吸い取りません。また、ズボンは夏場、蚊等の虫や、草の刺等から身を守ってくれます。また、冬はスノーズボンを履くこともあるでしょう。その際に、スカートだと中がゴワゴワとして動きにくいものです。
気温の変化に対応できる服
夏に半袖、半ズボンのみで登園させると、急な気温の変化に対応できません。心配な時は、カーティガンやパーカー等、簡単に羽織れる物が1枚あると便利です。冬に暑いトレーナーやセーターを着せると、活動で体が熱くなった時に困ります。すぐに脱げるよう、中には薄手の長袖Tシャツまたは半袖を1枚着せておくと良いと思います。厚手の服を1枚着るよりも、薄手の服を数枚重ねた方が、保温効果はあるそうです。
着脱できる服
子供が暑い・寒いと感じても、自分で着脱できる服が良いですね。前開きでファスナーだと、比較的小さな子供でも自分で出来ます。ボタンは練習して、出来るようになってからにしましょう。
上下が分かれたもの
最近は、おしゃれな“つなぎ”や“オーバーオール”を着ている子も見かけます。肌着を取り替えたい時は、子供にとって非常に面倒ですので控えましょう。
その場に相応しい服装を
小さな頃からおしゃれを楽しむことは、決して悪いことはありません。しかし、場所と雰囲気、目的に相応しい服装があることも一緒に教えて行きたいものです。
雨の日に『長靴は格好悪い!』と言って水の浸みるスニーカーを履く小学生、冬なのに『オシャレだから!』と素足を出して歩く高校生。また、ここは北海道ですが、中学生が『かっこいいから』という理由で、夏用のローファーを履いて雪道を歩くという困った保護者の話も聞いたことがあります。
気温、季節に合った着こなしは理由があってのことであり、それに反することをすれば危険を伴う場合もあります。幼児はまだ、大人のように、先の危険や、どうすれば困るかという予測ができません。小学生になるに向け、少しずつ考えられるようになって欲しいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
服装は気温によって対応できるものに越したことはありませんが、今日の気温をいちいちテレビの天気予報でチェックしていては面倒ですよ。また、「服装目安」は、厳密に言えば「天気」「風」「湿度」なども考慮したほうが精度が高くなりますが、素人にはそれらを考慮した予想が困難です。そうした不満は、一つのアプリでチェックできます。「tenki.jp」の提供する無料アプリがありますので、是非ご利用されてはどうでしょう?
コメントを残す