ブラック企業の特徴や定義について語ってみた。

さて、大学生3年生、4年生は、あらゆる企業説明会に参加したりしていることでしょう。今では、就職浪人という言葉すら生まれるほどです。それだけ就職することが厳しい時代なのですが、厳しい理由の一つとして、正直学生さんは色々と条件がシビアなんです。何でもいいというわけでは無いんですね。まーそりゃそうです。

何でもいいなら、すぐに決まるだろうし、とてつもない仕事をさせられても文句は言えないです。それは絶対にあってはいけないこと…ですので、学生が企業を選ぶ基準がシビアなのですが、その基準の中で一番「入ってはいけない会社だ。。。」というのがブラック企業というものです。

ブラック起業ではありませんよ。ブラック起業といったらなんかヤバイビジネスでもしているイメージですが。。。まあ、違法という時点では似たようなものですかね。

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華やかに見えても入ってみたらブラックであった等ということは求職者にとっては避けたいことです。そこで、ブラック企業に入社しないために、その定義、特徴などをまとめてみましたので、参考までにどうぞ!

ブラック企業の定義や特徴とは?

 

まず、ブラック企業の定義ですが、基本的に、長時間労働、残業は当然なことでして、更には、労働契約書、給与明細など労働者にとって必要な書類は絶対に渡さない普通から考えてみればあり得ない会社です。

狭義では、新興産業の中で、新卒など若者をたくさん採用し、過重労働、違法労働で次々と離職に追い込む成長大企業を指します。

上司に認めてもらえば、残業がサービスであろう、長時間労働は当然であろうと我慢し、信じて頑張ってもそれがバカらしく思えるほど給料はもらえません。更には部下に対してのパワーハラスメント、セクシャルハラスメントとったいじめ行為を行い精神的に肉体的に追い詰められるのです。

そこで、自殺をしてしまう人も出てきます。家族のために一生懸命は働かなくてはいけないというプレッシャーに追い詰められ、自殺…日本国内で年間30,000人の自殺者がいるといいますが、その大半がサラリーマンだというのも事実です。将来に希望が持てなくて
自殺する20代も増加中ですが、それでもサラリーマンがダントツ。

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その要因の一つにブラック企業があることは否定できないでしょう。また、ブラック企業が生まれてしまったのも、日本という国の文化も影響してそうです。子どものころから年上の人間のいうことが絶対だという風習に従ってきたわけです。
結果、上司のことを嫌でも聞いてしまう…そんな真面目な心を持った日本人の気持ちを弄ぶのは絶対に許してはいけないことです。

そして、注意していただきたいのは、一流企業や上場企業といわれる社会的信頼度が高い会社でも起こり得ていることなのですね。特に会社全体でもそうですが、会社の一部の課だけ、その課長がリーダーという立場に酔ったり、上司の圧力から部下へのとばっちりで、無理難題な条件を押しつけ、法律という御法度を破ってしまう…

それは明らかに違法行為…つまりブラック企業なんです。
ですので、当然、社員はそれに対し不満に思い、「これはブラック企業ですよ。」と上司に対し、直訴することがあります。しかし、「じゃあ辞めればいいじゃん。」等、就職氷河期のこの日本で中々仕事を辞めて再就職できるはずがない…それを分かってそんな風にな意地悪を言うのです。

更に、バブル時代に、職場環境が厳しいところ。すなわち、キツイ、汚い、危険、の頭文字をとって3Kなどという流行語が流行っていましたがブラック企業は超3Kなんて風にもいわれています。

ちなみに、訴訟問題に関してですが、ニュースなどで内情が稀に公表されることもありますけど、実際、経営者が違法行為で捕まることがなければその内情はあまり公にされないのが現実です。ですので、結果的に泣き寝入りする労働者がほとんどなのです。

昔ながらの風習で、「身を粉にして働きましょう。」「会社のためなら辛いことも頑張りましょう。」等という言葉を本気にしてはいけないということなのかもしれません。

起業するなら別ですが、就職するのであれば、何も考えずに就職してはいけません。面接練習などの就職の準備の前に、必ずブラック企業というものがどういうものなのかぐらいは把握しておく必要があります。

※参考資料
ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/ブラック企業
ニコニコ大百科 http://dic.nicovideo.jp/a/ブラック企業

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