田舎暮らしのメリット・デメリット、失敗して後悔する事例は?

地方創生と言う言葉をよく見聞きする昨今、都会の若年層など田舎暮らしを始める方々も少しずつ増えてきました。IターンやUターンのみならず、地方自治体ごとにさまざまな工夫を凝らして、移住者を呼び込む施策が行われています。そこで今回は、田舎暮らしにスポットを当てて取り挙げたいと思います。

田舎暮らしのメリット

<自然環境>

先ずは、自然環境が素晴らしいこと。空気は美味しいですし、豊かな自然に囲まれて暮らすことが出来ますね。そこに渋滞や人ごみはありません。子どもたちにとっては、伸び伸びと気を遣うこともなく遊び回れます。親としても自然の中で子育てが出来ることは、安心・安全が得られます。

都会ではしっかりと計画してアウトドアを楽しむということになりますが、心置きなく山登り、星を観るという自然を楽しむ趣味が日々出来ます。菜園が好きということでベランダに菜園のところ、家庭菜園が実現出来ますね。

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<騒音>

音楽を楽しむことが好きな方にとっては、隣の家が離れていればそういうことを気にせずにガンガンに音楽をかけることが出来ます。車もそんなに通ることもなく、都会での騒音がないというのは心を癒しますよね。静かに暮らすことが出来ますから。

<経済面>

都会暮らしでは何かとお金がかかります。家賃もその1つで2DKで2万、3万は当たり前の世界ですよね。都会では考えられない金額です。田舎暮らしを始めてしばらく経った方の声を聞くと、長く住むほどに家賃の安さの有難みを感じるそうです。

田舎暮らしのデメリット

<仕事>

残念ながら田舎では、仕事が少ないという難点があります。あっても限られた職種だったりします。田舎のコンビニと言ってもそうそう件数はありませんし、田舎へ移住した理由が農業という方は、そのことが即仕事にはなります。ですが、収入となるとすぐすぐに稼げるというものではありません。テレビ番組の見過ぎかも知れませんが、そうい時地元の方にいろいろ教えてもらいながら、農業の仕事が充実していくというイメージがあります。

<車生活>

田舎暮らしでは車は絶対的に必須です。ちょっと出かけるといっても結構な距離がありますので、自転車で歩きでとはいかないのが究極のデメリットですね。車は贅沢品と呼ばれるように、購入時の金額もあるのですが維持費が相当かかります。そのことは念頭に入れて置かないといけません。

<人付き合い>

こちらもまた覚悟をしておかなければなりませんが、ご近所の方々とのお付き合いをしていかなければなりません。田舎では会合や田舎ならではのお祭りがあったりします。そうした地域の交流場面に参加することが必要です。あの人顔出さないねというのが、話題になってしまうかも知れませんから定期的に顔を出す必要はあると思います。都会では無視していた方には、ちょっと厳しいかも知れませんね。

ですが、地元の方との繋がりによって楽しいこともたくさんあると思いますので、そうしたシーンを自分自身増やす努力もまた必須となります。

<娯楽>

そうしても田舎ですと遊び場がないのは当然ですね。都会暮らしの方々が田舎へ暮らすと、なるほど都会は何て便利なんだと痛感するようです。交通機関を利用して大きなアウトレットやライブなど、何の支障もなく行けますから。

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失敗して後悔する事例

<事例1>

よく見聞きしたのは、仕事ですね。仕事がないということで田舎暮らしを断念したという方を多く見ました。確固たる目的を持っての田舎暮らしは別として、田舎暮らしにただ憧れてというだけでは、難しいかも知れません。仕事面も念頭に入れて置きましょう。

<事例2>

仕事の他には、人間関係で田舎暮らしを後悔したという人が多いです。地方には地方の独特なルールがあるようです。そのルールに従うということ、近隣住民の方と和気あいあいと暮らすようになるには、相当のコミュニケーションを試みなければならないかなと思います。ある医師の方が、田舎の住民との関わりに疲れ果てて、逃げるように都会へ戻るなんて事例も聞きました。結構田舎の人は、ズバズバ物を言う人が多いので、傷つきますよね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。田舎暮らしにはメリットも多くありますが、その反面というデメリットも同じくらい多くあります。田舎暮らしで失敗しないためにも、よくよく自分の住みたい環境を調べて、計画を立てての方が確実であると私は思います。勢いで田舎へと言うのは、とても危険な選択になるのではないでしょうか。

田舎暮らしに殺されない法 (朝日文庫)

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