歯間汚れの危険性がヤバイ!あなたは将来歯をなくすかも…

このご時世…原始時代ではないのでまさか歯磨きをしていないなんていう人はいないかと思いますが…誰でもせめて寝る前に1回ぐらいは歯磨きをしているかと思います。しかし、実は歯磨きをするだけでは歯周病を防ぐことはできないのです…

ところで、みなさんは、歯間ブラシを使って歯の間の汚れまでしっかりと除去しているでしょうか?これは、デンタル製品の大手、サンスター株式会社が行った調査なのですが、60歳以上の男女に「歯の間の手入れをしているか?」というアンケートに対して「YES」と回答したのはわずか17%しかなかったのです。

つまり、残りの83%の方々は歯と歯の間のメンテナンスはしていないことになります。同じような調査を他でもいくつか過去に行ったことがあるのですが全て似たようなデータが現れています。「歯と歯の間までは別にいいのではないか?」等と安易な考えを持たれている方も多いようです。

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しかし、実は、歯と歯の間は非常に大切な部分でありまして、放置しておくと偉いことになるのです。それについては、専門家である歯科医も警告をするほどなのです。それは一体何故か?

歯と歯の間にある歯茎には角化層がありません!
そうなのです。歯と歯の間は、他の場所と比較しても非常に弱い部分で角化というものが全くなくて、菌に対してとても弱くできているのです。そもそも角化とは一体何?

実は、歯と歯茎の間には硬い層で作られた角化と呼ばれるものがあるのです。そのため、通常の歯と歯茎の間ならまだ防衛力があると言えるのです。ところが今説明したように、歯と歯の間の歯茎には、その角化がないため、防衛力もほぼなしといってもいいのです。

生活していると、歯の周りには歯垢といわれる汚れがたまってきます。その汚れはとても、汚いもので、中には歯周病の元となる歯周菌がウヨウヨいるのです。それをそのままにしていたら当然歯は侵されてしまいます。ですから、歯磨きを行って歯垢をごっそり取り除くのだと思いますが、

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普通の歯磨きではやはり歯と歯の間までは掃除することはできません。当然歯と歯の間にも歯垢は溜まりますので、放置せず、歯間ブラシで、そこにある歯垢も取り除かないと将来歯周病にかかり、歯を失うかもしれないのです。歯というものは食べ物を食べる上でとても大切なものです。

入れ歯になる覚悟があるのでしたらそれでもいいかと思いますが、入れ歯になると食べ物も制限されていしまします。それに、入れ歯の手入れや洗浄も面倒なものです。また、歯は、一見すると食べ物を食べるためのものに思えますがそれだけではないのです。体を動かすための力の源になるのです。

例えば、同じ体格の人同士で、歯を思いっきり食いしばれる人、くいしばれない人だとすれば、歯を食いしばれる人の方が全然力を出すことができるのです。つまり食生活だけではなく、日常生活、運動にも影響してくるのです。それだけ歯というものは大切なものです。

ですので、せっかくでき上った永久歯をもっともっと大切にしてほしいのです。もちろん、毎日の歯磨きというのは絶対にやらなくてはいけないことです。しかし、その上で、しっかりと歯間ブラシでのメンテナンスも行わないといけないことだということを頭の中に入れておいて欲しいのです。

歯間ブラシというものは、歯ブラシと一緒でそこまで高価なものではないので歯ブラシと一緒に買っておきましょう。何においても始めるにおいて、遅いというものは有りません。今からでも、歯の健康を守るため、歯間のメンテナンスを行って健康生活を送りましょう。

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