肩の痛みの中で厄介となるのが四十肩です。今回はこの四十肩を取り挙げ、五十肩との違いも考えてみたいと思います。
四十肩の原因
現代社会では、原因として先ず挙げられるのはパソコン作業によるデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることです。あとは年相応の故障によって肩周辺に炎症や衰えが起きるというものや姿勢の要因で、猫背の方や冷え症で背中が丸くなるなどの体質の方も要因となっています。精神的なストレスや自律神経障害、血行障害などが原因であることも多々あります。
四十肩の症状
自分もなったことがあって尋常でない痛みを伴います。ある朝、着替えようと思い肩を上げようとした時に激痛が走りました。急に来たのでえっ!となって、肩のみを少し動かしてみると見事に肩くらいまでしか腕が上がらないのです。
着替えすることが一番苦痛でしたね。そして、もしかしたらこれからずっとこのままなのか!?と思わせるような肩の状況が怖かったです。段々動かしてもないのに痛みが強かったりもしました。大体治るまでに1ヶ月から半年と言われていますが、1年近くかかりましたよ。
個人的な意見を書いてしまったので、一般的な説明をいたします。さまざまな要因から肩の関節や靭帯などの変化によって、炎症が起こって痛みの症状が出てしまうと言うものです。激しい痛みやしびれが突然現れる、これは特徴的ですね。段々腕を動かした時だけでなく、安静時にも強い痛みが起こります。日常生活に支障をきたすようになる厄介な病気です。40~50代に多く発症することで、四十肩や五十肩と呼ばれます。
四十肩の治し方は?
自分の場合は、先ず病院には行きました。関節や骨に何かしらの異常があるかどうかを確かめて異状なしとなりました。両肩ではなかったのが救いでしたね。時間があるごとに片腕を自分で揉み解して、その度に何とか腕を上げようとストレッチもしました。無理はしないで痛みが強くなるギリギリまでに腕を上げて、何回も上げ下げしました。
この四十肩は本当にもう治らないのではと不安になったりしますが、自分を考えると治るんだ!と腕の上げ下げが普通に出来るようになった時、どんなに嬉しかったか!皆さん、大丈夫です。必ず治る病気だと確信します。
こちらはまたまた個人的な意見ですので、ここからは一般的に治療する際に注意することをご紹介します。
肩は温めることが大事で、動かす時はゆっくりとを心掛けましょう。
冷えることが肩にとって天敵ですので、外出時も肩の保温に気をつけて、就寝中も肩を冷やさないようにしましょう。
簡単な体操をしましょう。
動かさないでばかりいるのも硬くなってしまって悪循環に陥ります。痛みの状況によって無理のない範囲で肩を動かしましょう。
鎮痛剤も効率的に使いましょう。
我慢することはなく、この貼り薬や外用剤というのは精神的に影響を与えて痛みが和らいでる気がするんですよね。良いものは上手に活用しましょう。気をつけることは、1日に何度も貼り換えたい気持ちはわかるのですが、それは禁物です。効果が薄くなりますよ。
五十肩との違いは?
調べて見ると、四十肩と五十肩に違いはないようです。四十肩と呼ばれるのは、単に五十肩の症状が40歳前後で現れたということに他なりません。中身は変わりありませんので、分ける必要はありません。
あとがき
中高年の肩の痛みは辛いですよね。若い時はそもそもそんなにならないでしょうが、例え肩の痛みがあっても加齢という最大原因はありませんから、若さで多少のことは乗り切れます。
年を重ねるごとにあちこち支障が出てきまして、どこも痛みがあるのは困りますが、肩の痛みは日常生活に多大な影響がありますよね。突然となるので防ぎようがない気もしますが、やはり常に生活習慣を見直していくことは大事だとつくづくと実感しました。
皆さま、お気を付け下さいませ。
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