個人的には、『木村綾子さんってこの人誰なんだろう?』と思い、去年火花で第153回芥川賞を受賞して、小説家として知名度を上げた又吉直樹さんと友好関係があり、本で繋がった事が縁で関係性があるという事が漠然と理解できました。 今回は木村綾子さんを掘り下げて行きます。
プロフィール
- 氏名 木村綾子
- 生年月日 1980年7月19日
- 血液型 ?
- 出身地 静岡県
- 勤務先 B&B (書店)
- カテゴリー 書店員、小説家、ライター、エッセイスト
元読者モデル木村綾子の現在。B&Bで又吉直樹と知り合い?ピアノやってる?
学歴を紐解いていくとまず、高校は地元静岡県の浜松北高校普通科を卒業し、大学は明治大学経済学部を卒業、その後中央大学大学院文学研究科に進み、太宰治の研究をスタートさせます。
相当研究にのめり込んで行ったのか2007年に、文学修士号を取得しその傍ら読者モデルの活動も行っていました。その雑誌はPrettyStyle(通称PS)2002年に創刊されたもので、2011年12月で休刊となっています。出版業界も不況の波には勝てず、広告収入が低迷したことが要因です。
木村綾子さんの風貌とスタイルの良さでカリスマ読者モデルとして活躍し、雑誌の読者には知らない人はいないほどの存在となっていました。その後タレントに転身し太宰治に関するイベントや執筆を行っています。
また、下北沢にあるB&Bという書店で店員としても勤務しています。他の書店とは一線を画し、セミナーやイベントが毎日開催されています。アルコールを呑みながら本が読めるところも他の書店とは違い差別化を図っています。
また店舗内に置いてある家具も購入可能ですが、一部非売品も置いてあるようです。
もし気に入った家具があったならば、店員さんに尋ねてみるといいでしょう。最近は、書籍も売れないのでただ本を売るだけの書店は誰も相手にしてくれません。
そのためネットでも本を買えるように仕掛けてみたり、購入していない本を喫茶店などで試読みが出来る書店などもあり、サービス範囲がどんどん広がる傾向にあります。少しでも顧客にサービスの悪い書店と認識されれば淘汰されていくようです。
そんな差別化の一つとして木村綾子さんが、会いに行けるアイドルならぬ、会いに行ける書店員という事で一躍買っているのかもしれません。彼女がなぜそこまで有名なのかというと、太宰治愛だけではなくピースの又吉直樹さんが、笑っていいとものコーナーで知り合いの書店員として紹介されたことも大きなきっかけとなっています。
純粋に木村綾子さんと又吉直樹さんを繋ぐものそれは、本が好きという事もありますが、太宰治を崇拝しているという事が最大の理由でそれがなければお互いに出逢う事は無かったのではないかと考えるほどの縁です。
また、木村綾子さんがピアノをやっているのではないかと思われている人が居るかもしれませんが、同姓同名のピアニストの方が居るのでそちらと混同しても全くの同姓同名なので勘違いも仕方がないと思いました。
まとめ
人は、好きなものを追求することが大切であることは確かです。しかし好きな事で生活をして行ける人は、ごく一部の状況的に恵まれた存在の人たちがつかめる物であってそうでない人は妥協しなければいけません。
もう一つには、そんなに一途に好きになる物に出逢えるかどうかというのも難しい話です。それは色々と歳を重ねると興味を惹く物事が自分の目の前に出てきて目移りし、一つに決めきれずに、結局妥協してしまうのです。
そしてあの時こういう風に行動しておけばよかったなと後悔を積み重ねてしまうものです。
それを考えると、太宰治という掛け替えのないものを見つけた木村綾子さんは少し羨ましいと思います。
また、太宰治というと学生時代に国語の授業で習い、それで終わるという人も沢山いると思いますので、そういった部分では太宰治はこれだけ読みやすいとか、何処が面白いなどのある程度の啓発活動をしてほしいものです。
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