赤ちゃんの水分補給には麦茶が欠かせません。麦茶はカフェインも入っていないので、赤ちゃんに与えても問題ありません。麦茶は、いつからあげても大丈夫なのか。
今回は、赤ちゃんや子供への麦茶の与え方、注意点などをご紹介します。
赤ちゃんに麦茶はいつから?
赤ちゃんに麦茶を与える時期は、離乳食を始める時期とおなじくらいが、いいでしょう。6か月までくらいは、母乳やミルクを与える期間です。離乳食も、大体平均して、6ヶ月目くらいから、と言われていますが、麦茶もそのくらいからあげるのがいいと思います。
ミルク以外の味に、徐々に慣れさせる時期ですから、最初は少量でも、あまり飲まなくても、少しずつでもあげるといいでしょう。麦茶はノンカフェインなので、赤ちゃんでも安心です。普通の麦茶は、苦みがあるので、薄めてからあげるようにしましょう。その際、麦茶には砂糖を入れないものが、望ましいです。赤ちゃんにとって、糖分は分解しづらいので、負担になることがあるからです。
赤ちゃんに麦茶を与えるコツ
母乳を飲んでいた赤ちゃんは、哺乳瓶だと飲みにくい場合、スプーンで少しずつ与えて上げてください。苦みが少し残っていると、変な顔をするかもしれませんが、根気よくあげていれば、そのうち普通に飲むようになります。
外出時には、水筒に麦茶を入れて持っていってもいいですが、雑菌の繁殖が心配です。まだ気温がそれほど上がらない時期は、麦茶を入れたマグを数時間もちあるいても大丈夫でしょう。
真夏の暑い時期は、傷みが心配ですので、残っていても、途中で取り替えるほうがいいかもしれません。あまり神経質にならず、麦茶の入っている容器でしたら、水道水ですすいでも大丈夫だと思います。
そのあと、持参したベビー麦茶の新しいものや、ペットボトルのお水をあげたりしましょう。真夏は新陳代謝が激しく、汗もかきやすく、水分不足になりがちなので、赤ちゃんはとくに、こまめの水分補給に気をつけてあげてください。
麦茶を与える際の注意点
赤ちゃん用麦茶と一般的な麦茶の違いは、濃度の違いです。並べてみると麦茶の濃さが全く違います。また、味も若干違いがあり、ベビー麦茶には麦茶独特の苦みがありません。乳幼児の舌は敏感ですので、初めて与えた麦茶の薄まり度合が低く、麦茶に苦みが残ってしまった場合、2度目から飲用を拒否してしまう可能性があります。
また、夏場によく行われる麦茶へ砂糖を入れるという行為は乳幼児の飲用する麦茶には絶対にしないようにしましょう。乳幼児は糖分の分解が未熟なため、砂糖を入れた麦茶を摂取させてしまうと身体に負担が掛かってしまいます。
乳幼児への麦茶の飲ませ方ですが、スプーン・ストロー・コップの3パターンあります。最もオススメの飲ませ方がスプーンです。スプーンならば乳幼児が麦茶を飲用するかどうか目視することが出来ますし、大量に摂取する心配もありません。ストローですと吸う力が弱かったりすると水分補給が出来ていなかった場合がありますし、コップで飲用させるとこぼしてしまう可能性があります。
乳幼児の麦茶摂取量は1回に20mlが適量とされています。また、出来れば離乳食を3食摂取するようになった頃から麦茶をメインの飲料として飲用させるようにしましょう。ベビー麦茶は白湯同様、乳幼児の便秘改善にも効果を発揮すると言われており、乳幼児のお通じで悩みを抱えているお母さん方は授乳に影響が出ないよう適度にベビー麦茶を与え、少しずつ摂取させるようにすると便秘を解消させることが出来るでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんも、大人と同じで、甘いものが大好きです。そのため、離乳食が始まった時に、甘いジュースをあげてしまい、麦茶のような甘くない飲み物を、嫌がって飲まなくなってしまう、というケースが多いようです。甘いジュースなどは、出来れば控えめにして、お湯を冷ましたものや、砂糖を入れない麦茶で、水分補給をした方がいいのです。
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