さて、レタスといえばチャーハン、ハンバーガー、焼き肉などにも使われるとてもポピュラーな野菜でもあります。一般家庭でもキャベツとレタスを混ぜてサラダを作るなんてことはよくやることかと思います。季節は比較的一年中ですので、一年草、二年草に分類されます。
しかし、キャベツでダイエットを行うのは有名ですがレタスでダイエットを行うというのはあまり聞いたことがないかもしれません。キャベツとは異なり葉っぱがものすごく柔らかいためダイエットにあまり向いていないのではないか?とも考えられていますが大事なのはやはりやり方です。
しかも、意外と栄養価が高いのはご存知ですか?レタスって栄養が意外と栄養価が高いです。そんなわけで今回はレタスのカロリー、栄養価、そして効果効能などについてクローズアップしていきたいと思います。
レタスのカロリーと栄養価について解説します!
では、レタスのカロリーですがものすごく低いです。1玉(490g)でも59kcalしかありません。三大栄養素においては、タンパク質(2.94g)、脂質(0.49g)、炭水化物(13.72g)となります。キャベツと違い非常に柔らかいですし、特にダイエットにチャレンジするのであれば1日1玉ぐらいは食べられるのではないかなと思いますので1玉当たりの栄養素を成分票にまとめてみました。
レタスの主な栄養成分(490g) | |||
ビタミン | ミネラル | ||
ビタミンA | 98μg | ナトリウム | 9.8mg |
ビタミンE | 1.47mg | カリウム | 980mg |
ビタミンK | 142.1μg | カルシウム | 93.1mg |
ビタミンB1 | 0.25mg | マグネシウム | 39.2mg |
ビタミンB2 | 0.15mg | リン | 107.8mg |
ナイアシン | 0.98mg | 鉄 | 1.47mg |
ビタミンB6 | 0.25mg | 亜鉛 | 0.98mg |
葉酸 | 357.7μg | 銅 | 0.2mg |
パントテン酸 | 0.98mg | マンガン | 0.64mg |
ビオチン | 5.88μg | ヨウ素 | 4.9μg |
ビタミンC | 24.5mg |
このほかに食物繊維が5.39g含まれています。意外と栄養価が高いと思えるキャベツと比較すると実はレタスのほうが栄養価が高かったりもします。もちろん、レタスには含まれていない栄養素もキャベツには多かったりしますのでなんともいえませんが、レタスは一見すれば栄養バランスが非常に高い食品と思えます。
特に多いと思われるのはビタミンK、葉酸、カリウム、銅です。そして、比較的多いのがビタミンE、ビタミンB1、パントテン酸、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、リン、マンガンですね。これだけでもかなりの栄養価と言えるでしょう。ところが、サニーレタスはこれをさらに上回ります。
サニーレタスの主な栄養成分(282g) | |||
ビタミン | ミネラル | ||
ビタミンA | 479.4μg | ナトリウム | 11.28mg |
ビタミンE | 3.38mg | カリウム | 1156.2mg |
ビタミンK | 451.2μg | カルシウム | 186.12mg |
ビタミンB1 | 0.28mg | マグネシウム | 42.3mg |
ビタミンB2 | 0.28mg | リン | 87.42mg |
ナイアシン | 0.85mg | 鉄 | 5.08mg |
ビタミンB6 | 0.23mg | 亜鉛 | 1.13mg |
葉酸 | 338.4μg | 銅 | 0.14mg |
パントテン酸 | 0.39mg | マンガン | 1.21mg |
ビタミンC | 47.94mg |
このほかに食物繊維が5.64g含まれております。ちなみに、カロリーと三大栄養素は、45kcal、タンパク質(13.52kcal)、脂質(5.04kcal)、炭水化物(9.02g)となっております。こちらもかなり低いですね。栄養価においては、ビオチンとヨウ素がサニーレタスには含まれていませんが全体的にレタスの栄養を上回っています。もちろん、レタスでダイエットを実践するのも良いのですがせっかくであればサニーレタスを活用すると良いですね。
レタスダイエットを実践して得られる効果効能とは?
ダイエット効果
特にサニーレタスですがビタミンB群が比較的多いです。ナイアシン、パントテン酸が低くなっていますがB1、B2が多くB6もそれなりに含まれています。それにおり、糖質、脂質、タンパク質の代謝が促せます。ミネラルに関してもマンガンが多いですのでこれにより脂質、糖質の代謝も期待できます。そういったところではダイエット関係のビタミン&ミネラルが多いように考えられます。
便通改善の補助
不溶性食物繊維が多いので便のかさましとしては有効に働きます。ただ、食物繊維自体が便秘を解消するというよりはタンパク質をたくさん取ることなのでその補助としてとらえましょう。食物繊維をたくさん取っても便通が改善されないのはタンパク質不足、水分不足が考えられます。
美肌効果
サニーレタスには嬉しいことに、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCの三つの抗酸化系のビタミンが豊富に含まれています。ビタミンAといえばどちらかといえば肌を作るということが広く知られているかもしれませんが余ったものは抗酸化効果として働き活性酸素を除去してくれます。ビタミンE、ビタミンCはご存知の通り強い抗酸化効果がございますので紫外線から発生する活性酸素から身を守り細胞の劣化を防止してくれます。そういったところでは肌を綺麗に保つにはレタスは有効な野菜ですね。
生活習慣病の予防
レタスにはカリウムがたくさん含まれています。カリウムはナトリウムの体外排泄に効果的なので血圧を下げるという意味では有効に活用できます。そして、ビタミンE、ビタミンCといった抗酸化物質が含まれているので過酸化脂質から生まれる活性酸素の除去、B群やミネラルによる代謝アップががん予防のポイントの一つでもあります。結局代謝がしっかりと行われ良質なタンパク質が供給されていけばがんに打ち勝つこともできるのです。もちろん、このほかに良質なタンパク質が必要ではありますが。
不眠症の対策に
レタスの芯にはラクチュコピクリンという睡眠効果が期待できる成分が含まれています。ただ不眠対策でレタスを食べるなら加熱しなければラクチュコピクリンが分解できないので芯の部分だけ加熱するとか、レタスをチャーハンにして食べるなど加熱料理を選びましょう。
「レタスダイエットの実践法!保存方法やサラダレシピを解説します。」
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