ぶどうは低カロリーで栄養満点!でもダイエット効果は低いの?

ぶどうは低カロリーで栄養価が高い?

ぶどうは、さまざまな種類がございますが、一般的に季節は6月~10月にたくさん流通します。特に夏なんて凍結させて食べるのもおいしいですし、そのまま食べても甘酸っぱくてとてもおいしいです。そんなぶどうですが甘いから高カロリーでは?

と思われるかもしれませんが、以外に低カロリーで100グラム当たりわずか60kcal程度なのです。一見すると栄養価がそんなに高いとは思えないのですがどうなのでしょう?そんなぶどうの栄養素と効果効能をまとめてみました。

ぶどう糖・果糖

これは、エネルギー源でぶどうの主成分となります。特にダイエットを行っていると運動による疲労、糖質を抑えた結果の疲労に襲われることがあります。しかし、ぶどう糖は体内ですぐにエネルギー変換されるため疲れた時には効果的です。

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クエン酸

ほぼ糖質なのですが、クエン酸も含まれています。クエン酸はぶどう糖をエネルギー変換するうえで必要な栄養素です。その上、トレーニングなどで発生する乳酸という疲労物質を分解するため疲労回復にも効果的とされているのです。そのほか、新陳代謝の向上、血流改善、循環器系の病気を防止なども期待できます。

酒石酸

ぶどうといえば、クエン酸よりも酒石酸ですが、これは、クエン酸回路を円滑にするものです。ですから、エネルギー変換をスムーズに行うことができます。そのほか、免疫力を強化、活性酸素と除去する抗酸化作用も期待できます。

ビタミン類

ぶどうには、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCといったビタミン類が含まれています。結構種類は豊富に含まれているのですが、量はかなり微量です。

ミネラル類

ミネラルもビタミンと同じくたくさんの種類が含まれています。ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンこれらが微量に含まれておりますが、比較的カリウムや銅は多いです。ナトリウムの排泄や体循環で代謝アップが期待できますね。

ファイトケミカルス

一見すると、主成分が糖質なのでそこまで栄養価が高いと思えないのですが、実はブドウにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。視力回復、動脈硬化の改善、メタボリックシンドロームの予防、花粉症などアレルギーの予防に効果的です。

メタボリックシンドロームを予防できますので、ダイエットにも良い成分です。ただ、これらが多い部位というのは可食部ではなく、普段捨ててしまう皮や種に多いのです。ぶどうを食べるなら種まで粉々にしてしまうミキサーを使えばこういった栄養素が摂取できます。

ぶどうダイエットの効果的な方法!

以上のように、ぶどうは低カロリーでかつ、栄養価がとても高いためダイエット効果が期待できるというというわけです。しかし、考え方としては、ぶどうにはそこまで高いダイエット効果があるわけではございません。甘くて低カロリーな食品でエネルギーの産生を行えるためダイエットの補助食品として活用できます。

摂取量を必ず守る

いくら、カロリーが低いからといって果糖やぶどう糖を過剰に摂取してしまっては、逆に太る原因になります。ですから、1日100gまでにしておきましょう。巨峰のように大粒なら7~8粒程度、やや小さいものなら10粒程度、種なしぶどうのような小さいものなら1房程度にします。

間食や食前に食べる

ついつい、小腹が空いてしまったからと言ってそこでスナック菓子を食べてしまうのは太る原因です。そこで、ぶどうを食べましょう。そうすることによってお腹を満たすことができますし、カロリーも低くお菓子よりも栄養価が高いのでダイエットにはオススメです。

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もし、足りない場合は水も飲んでお腹を満たすようにしましょう。また、食事の30分前にフルーツダイエットの要領で水と一緒に食べることで栄養を吸収することができる上、お腹も満たせるため余計にご飯を食べなくて済みます。たとえば夕食の白米を抜いて食前にぶどうを食べるのでも効果は期待できます。

フルーツダイエットの詳しい実践方法についてはこちらを参考にしてください。

良く噛んで食べる

なんでもそうですが、早食いしてしまいますと消化にも悪いですし、十分に満腹中枢を刺激できないためお腹を空かせてしまいます。特に、食べる量が限られているため良く噛んで満腹中枢を刺激することがポイントになります。

運動も取り入れる

ぶどう糖、果糖、クエン酸、酒石酸といったエネルギー変換に必要な材料がぶどうには揃っています。ただ何気なく食べているだけでもエネルギーとして燃焼されてはいきますが、これに軽い運動でも良いので取り入れると効率よくエネルギーを燃やすことができます。特に、クエン酸は代謝アップが期待できます。

ぶどうのオススメな食べ方

ぶどうの栄養は果肉よりも皮や種にたくさん含まれています。アントシアニンなどのポリフェノールも肥満予防に有効ですのでせっかっくなら皮ごといただきましょう。そこで、皮ごと食べる上でのポイントや注意点についてお話しいたします。

冷凍して食べる

冷凍庫でそのまま凍結させてアイス感覚で食べます。しっかりと凍らせれば種もバリバリ食べることができます。

ブドウジュース

ぶどうをミキサーにかけて、皮、種を砕きます。それをプロテインと混ぜて飲んだり、豆乳と混ぜて飲んだりするとおいしくいただけます。

無農薬のぶどう

最近は無農薬のぶどうも楽天などのインターネット通販で手軽に購入することができます。農薬がかかったぶどうを皮ごと食べるのは危険なのでやめましょう。もし、農薬のぶどうを食べるのであれば、最低限農薬を落とす洗剤を使用して食べましょう。

食べ過ぎは下痢になります

実際に、きめられた摂取量よりも食べ過ぎた結果下痢、腹痛を招いたケースがございますので必ず摂取量を守るようにしましょう。特に、下痢気味の方は通常の量よりも少し少ない程度に抑えておくと良いかもしれません。

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