生理前が太るといわれる理由とおすすめなダイエット方法!

ダイエットをいくら頑張っても痩せない?

男性よりも女性の方が太りやすいといいますね。また男性なら簡単に痩せることができるのに女性はなかなか痩せられないともいわれています。その理由の一つに生理が関係している考えられます。たとえば、生理前から生理中になると「イライラ」「甘いものがほしい」「どか食いしたい」と、精神的、肉体的に影響がみられやすい時期でもあります。

ダイエットを続けていたのにこの時期に差し掛かり元の体重に戻ってしまった...といった辛い経験をされている方も多いようです。では、女性は痩せることはできないのでしょうか?そんなことはありません。痩せていてスタイル抜群な方も大勢いますよね。

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ただ、この時期が太りやすいというだけでありダイエットができないというわけではありませんので安心してください。そこで、今回はどうして生理中は太るのか?そしてその対策はどうすればよいのか?などダイエット法について詳しく解説していこうと思います。

ホルモンバランスの乱れが関係してる?


生理前になると、肌が荒れたり、代謝が落ちたり、太ったり、だるい、辛い、などの症状がみられるのは月経前症候群(PMS)が関係しているためです。これは、生理の時期に心、体にみられる影響を総称した呼び名です。

主に時期としては、生理の約14日前です。この辺の時期からみられ卵巣からたくさん分泌される黄体ホルモン(女性ホルモン)原因です。これが過剰に分泌されると栄養不足から守ろうと働き、細胞に水分、塩分を蓄積し、代謝が衰えたりもしますので、生理前は太るといわれているのです。

ですので、便秘、むくみ、肌荒れといった症状がみられたりします。結果的に、1~3kgほどは増えるのは普通のことです。だから、ダイエット中であっても気にする必要はないのです。つまりは、ホルモンが一時的に過剰分泌されているだけであり体脂肪が急激に増え始めたというわけではありません。実際、ここで増えた体重のほとんどが水分でありその量は2000mlに及ぶともいわれているのです。ですから、脂肪とよりも水が増えたと考えてあまり気にする必要はないのです。

生理周期ってなに?


周期に応じて過ごし方も多少異なってはおりますが、生理周期のダイエットは1ヶ月の間に3つのサイクルに分けて考えて行動するとやりやすいです。

・生理期間中
・生理終了後~排卵日
・排卵後~生理前

この3つのサイクルで考えると太りやすいですよね。太りやすいのは「排卵後~生理前」です。特に、生理が始まる10日前~生理のころまでが一番太り安い時期と考えられます。そして、この時期の中で一番ダイエットに効率的といえるのが、「生理終了後~排卵日」になります。

生理の始まりが1日とすると6日目~14日目になります。生理期間中に水分が蓄積されむくんだ体もここで解消され代謝向上しダイエットに適した環境が出来上がります。ここで運動を行えばダイエット効果も高くなると考えられるのはもっともです。

痩せやすい時期を把握することがコツ!

生理だから太るのは仕方がないといいますが、実はこの3つの周期をご覧になっていただければわかるかと思いますが、女性ホルモンの分泌により「太りやすい時期」もございますが、逆に「痩せやすい時期」というのもあるわけです。

つまり、太りやすい時期を除けば生理は痩せやすくなるのでダイエットには有利ともとらえられます。このようにして上手に生理周期を活用していくことでダイエットの強い味方にすることができます。ちなみに、生理が終了しおよそ7日から10日ほど経過すると女性ホルモンが卵巣から緩やかに分泌され排卵期がピークになります。

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この排卵ホルモンは女性らしい丸みを帯びた体を作る上で重要だったり、自律神経をコントロールしたり、皮膚の血行を整え美肌を作ったり、体の状態を良好にするなど、排卵後~生理前と比較すると天と地の差がありますが、女性にとってはうれしい頂を得られます。

さらに、美と健康に最適となればダイエット効果も高まるのはいうまでもありません。代謝が向上し脂肪燃焼効果が高まります。ですからこの時期に積極的に有酸素運動や筋力トレーニングを行い食事を気をつければぐんぐん痩せていきます。

生理前は太りやすいとい方へ

生理前から生理中は太りやすい時期でもあると同時に精神的、肉体的、あらゆる部分に影響がみられます。ちなみに、ダイエットをスタートするのはこの時期は避けておきましょう。むしろこの時期は休んだ方が良いです。なぜならただでさえ体重が増えやすいからです。なのにもかかわらず一生懸命ダイエットを行っても全然結果が出なかったらどうですか。

それこそストレスがたまり精神的にも肉体的にも疲労を蓄積してしまいます。なので、生理前から生理中というのは太りやすい時期であると認識しておくと変に悩むこともなくなります。ですから、この間は、ダイエットを頑張るというよりも休んでできるだけ体重を増やさないように気を使うことです。そして、生理後から排卵日の時期が来ればまた痩せやすい体に戻りますので、もしダイエットを行うならこの期間がベストと言えるでしょう。

食生活に気を使う

この時期は基本的にお腹がすきやすく甘いものやおいしいものをどか食いしてしまうことがあります。そのため、食事の回数を増やすことがポイントになります。ただ、たくさん食べてよいというわけではありません。あくまでも通常の量と同じ量で栄養価の高いものを食べていくことが大切になります。おやつを食べるにしてもケーキではなく、ナッツ類を良く噛んで食べましょう。特に生理中の女性には満腹ダイエットがオススメです。

・カリウムの利尿作用でむくみを防止
・食物繊維の多い食べ物で便秘解消&代謝アップ
・ビタミンB1、ビタミンC、カルシウムなどでストレス緩和

基本的にこの時期こそ栄養バランスを整えることが重要になります。太りやすいからといって無理な食事制限を行ってしまいますと栄養不足になりますので、PMSの悪化につながります。また、コーヒーが好きな人は注意をしていただきたいのですが、これも栄養を利尿と同時に排泄しますのであまりおススメはしません。

適度な運動を行う

運動が大好きな人であれば別かもしれませんが、あまりにも激しい運動を行うのはストレスにつながります。ストレスをためることはPMSを悪化させる原因になるのでNGです。ですから手軽にできる気分転換にお外で考え事をしながらのウォーキング、自宅で気軽にできるヨガ、腹式呼吸、リンパマッサージなどはとてもおすすめです。

特に、この時期は血行の流れが悪くなるので体を温めることは非常に重要です。運動以外にもゆっくりとお風呂に入ることで血行の改善、生理痛の緩和につなげることができます。そうすれば自律神経の調整、リラックス効果を期待することができます。

以上のように、生理の時期はなにも考えないで暮らすと太るだけです。ダイエットを頑張っていても何も知らないで実践すると太りやすくなります。そこであらかじめどの時期が太るのか?どの時期が痩せやすいのか?どうやって過ごせばよいのか?を把握しておけばこの時期だからといって太ることはなくなるので生理周期中にもダイエットに取り組んでみてください。

 

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