日本酒の美容・健康効果。冷え症や美肌に効く?活用方法など。

昔から「酒は百薬の長」と言われるくらい、体に良い働きかけをしてくれます。中でも日本酒には老化防止・血行促進・生活週刊病予防・美肌など、他のお酒とは比べ物にならないくらい嬉しい効果を発揮してくれるのです。

今回は日本酒の美容・健康効果についてご紹介します。

日本酒の美容効果

コウジ酸による美白効果

米麹は日本酒の原料です。米麹にはコウジ酸という成分が含まれており、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。コウジ酸は、肌の透明感をアップさせる効果があり、三省製薬では日本酒のコウジ酸に着目して独自の開発を行い化粧品として利用されています。シミやそばかすがある肌は、年齢よりも老けて見える、顔のトーンが暗くなるなど見た目に大きく影響してしまいます。日本酒に含まれるコウジ酸を摂取することで、シミやそばかすができにくい肌になるので、顔のトーンも明るくなってファンデーションでは明るい色を選べるようになるでしょう。また、紫外線が強い日や夏など、日焼けが気になる時にも日本酒はお勧めです。気温が高い時期に飲む冷えた日本酒も美味しいので、適度に飲んで美白ケアしてみてはいかがでしょうか。コウジ酸の効果・効能。シミや肝斑(かんぱん)に有効?

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アミノ酸による美肌効果

肌の角質層を構成している成分はアミノ酸です。日本酒にはアミノ酸が豊富に含まれているので、ほうれい線が目立つたるみ肌や化粧ノリが悪くなる乾燥肌にはお勧めのお酒です。肌に潤いを補って、頬のたるみを予防する効果があります。アミノ酸は食品からも摂取できますが、難しい場合には日本酒で手軽にアミノ酸を摂取し、肌質を改善による美肌を目指してみませんか。

フェルラ酸によるアンチエイジング効果

赤ワインに含まれているポリフェノールはアンチエイジング効果があることで知られていますが、実は日本酒にも含まれています。ポリフェノールの一種であるフェルラ酸によって、シミやそばかすなどの色素沈着を抑える効果が期待できます。シミやそばかすは紫外線が原因で、肌に吸収されることでできてしまいます。紫外線を浴びない生活をすれば良いのですが、外出を避けることは難しいですから日本酒からフェルラ酸を摂取することで紫外線の吸収を防ぎましょう。最近では、フェルラ酸はアンチエイジングの化粧品の原料としても使われるほど注目の成分ですから、化粧品とセット使いすれば効果が高まるでしょう。

日本酒の健康効果

フェルラ酸による認知症予防効果

美容効果があるフェルラ酸は、活性酸素の働きを抑制することから認知症の症状緩和や認知症予防に効果があると言われています。特にアルツハイマー型認知症に効果的と言われており、既にサプリメントとしても販売されています。サプリメントなので劇的な効果はありませんが、バランスの良い食事と共に補助的に摂取することで効果が期待できるでしょう。

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アルコール成分による血流改善効果

寒い冬の日に熱燗とおでんを食べるシーンをテレビなどでよく見かけますが、日本酒は他のお酒より体温を上げるお酒です。他のアルコール類と比べて、飲んだ後の体温が2度高くなると言われています。飲むだけで血液循環機能が高まり、体がポカポカと温かくなります。血流が改善されると女性に多い冷え性体質の改善に繋がりますので、湯船に入る時間が無くて手足が冷えて眠れない夜には抗酸化作用があるワインよりも日本酒のほうがお勧めです。

アデノシンによるストレス解消効果

アルコール類は、ビールや焼酎など様々ありますが、血の巡りが良くなるアデノシンが大量に含まれているのは日本酒だけです。飲むだけで入浴した後のように体がポカポカと温かくなり、筋肉がほぐれて疲れや緊張から解放されます。アデノシンによって体はリラックスした状態になりますので、昼間に少し飲みたい時にもお勧めのお酒と言えるでしょう。

善玉コレステロールによる動脈硬化予防効果

日本酒を毎日2合程度飲む人は、飲まない人と比べて善玉コレステロール値が高いというデータがあります。悪玉コレステロールは血管詰まりの原因になりますが、善玉コレステロールは体調を整え細胞を作り出すという働きをするので動脈硬化の予防にも繋がります。善玉コレステロールは、どのお酒でも良いわけではなく日本酒に含まれている成分によってのみ増えるので飲み過ぎない程度に毎日楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本酒を飲む以外の活用法

酒風呂

残念ながら日本酒が飲めないというお嘆きの方も多いでしょうが、ご安心ください。いつものお風呂に「日本酒」を入れるだけの簡単美容法「酒風呂」があります。日本酒の量は人それぞれですが、だいたいコップ2~3杯ほど(合成清酒はNG)を、いつもの湯船に入れて下さい。新陳代謝促進、血行促進、老廃物の排除、保湿、美白効果が得られます。くれぐれも量には注意してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

お酒は適量・適切・適度に使用すれば、どの薬よりも効果的な万能薬となります。しかし、度が過ぎれば逆に体を蝕み病の温床にもなります。お酒は自分の許容飲酒量内に抑えて楽しく飲む事が、大切です。

 

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