夏に甘酒を飲む効果と飲み方。おすすめは?


白くとろっとした甘酒は、ショウガを加えて冬に体を温めるために飲むというイメージがありますよね。でも実は甘酒は俳句の季語では「夏」になるのです。古来日本では甘酒を夏に飲んでいました。そこでここでは夏に甘酒を飲む効果と飲み方について詳しく解説します。さらに夏に飲むおすすめの甘酒を紹介しましょう。

甘酒とは?

甘酒は日本に古くからある発酵食品で2種類あります。1つは酒粕を発酵させて砂糖を加えたもの、もう1つは米麹を発酵させて作ったものです。

酒粕から作ったものには少しアルコールが含まれていますが、米麹から作った甘酒はノンアルコールです。夏バテ予防などの効果を期待するなら子どもから大人まで飲むことができる米麹を使った甘酒をおすすめします。

甘酒は飲む点滴

甘酒はエアコンなどがなかった昔から夏に冷やして飲まれていました。夏バテ予防などに点滴のような効果があるのは米麹で造った甘酒です。ここでは米麹を使った甘酒の効果を紹介しましょう。

疲労回復効果

甘酒には多くの栄養素が含まれているため「飲む点滴」といわれています。甘酒に含まれる栄養素は、次の通りです。

  • ビタミンE,ビタミンBなどのビタミン類
  • 必須アミノ酸
  • ブドウ糖など

これらは夏バテなどのときに病院で処方される点滴にとても近い成分なのです。そのため甘酒を飲むことで夏バテを解消し、疲労回復することが期待できます。

美肌効果

古くから米麹には美肌効果があるといわれています。米麹を原料にしている甘酒には美肌効果のあるビタミンB群が多く含まれています。

またこうじ菌が米を分解するときにコウジ酸が作られるのですが、このコウジ酸は抗酸化作用がありシミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。

腸内環境を整える

甘酒には食物繊維とオリゴ糖が含まれています。とくにオリゴ糖は腸内環境を正常に保つために必要な善玉菌のエサになるので腸内の善玉菌が増えていきます。善玉菌が増えることで腸内環境が正常に保たれます。

甘酒を飲むタイミングはいつがいい?

これほど多くの効果が期待できる甘酒ですがどのタイミングで飲むのがいいのかを考えてみましょう。

基礎代謝を上げたいときは朝に飲む

ダイエット中や体の基礎代謝を上げたいときは朝、甘酒を飲むといいでしょう。また腹持ちがいいのでダイエット中にもおすすめです。

リラックス効果を期待するなら夜飲む

甘酒には交感神経を穏やかにしてくれる効果があります。寝る前にストレスなどから解放されリラックスしたいなら夜寝る前がおすすめですね。

自分にあったタイミングを見つけよう

甘酒を飲むタイミングは自分にあったときが一番効果的です。一日の生活の中で自分にあったタイミングを見つけましょう。ダイエットの場合は、血糖値を上げて満腹感を得るために間食としてゆっくりと噛んで飲むのもいいですね。

甘酒は1日コップ1杯(200ml)くらいがよい

甘酒には多くの栄養素が含まれているのでたくさん飲みたいところですが、1日コップ1杯程度でその効果を十分期待することができます。飲み過ぎるとやはりカロリーが高いので太りやすくなりますよ。

甘酒はアレンジしてOK

甘酒が苦手な方の多くは飲みにくいと感じているようです。そこで甘酒を飲むときに単独ではなくヨーグルトや豆乳と混ぜて飲むなどアレンジするといいでしょう。

また甘酒にはビタミンCが含まれていないので、甘酒の効果をより引き出すためにはビタミンCを多く含むくだものなどと一緒に飲んでもいいですね。野菜ジュースやみかんジュースなどで割ると飲みやすくなります。

おすすめの甘酒

夏バテ防止などの飲む点滴としての効果を期待するなら米麹の甘酒がおすすめです。ノンアルコールなので子どもから大人まで飲むことができます。また妊娠中でも栄養補給のために飲むことができますね。

国菊甘酒 900ml


米と米麹だけで作られたノンアルコールの甘酒です。もちろん糖類や添加物が含まれていないので安心して飲むことができます。

〔amazon〕国菊甘酒 900ml

ぶんご銘醸 麹天然仕込 酒蔵のあまざけ900ml

大分県豊後地方の水を使い昔ながらの製法で作られた甘酒です。原料は米と米麹だけで砂糖や添加物は全く使われていません。

〔amazon〕ぶんご銘醸 麹天然仕込 酒蔵のあまざけ 900ml×2本 あまざけ(甘酒)ノンアルコール 米麹 ぶんご銘醸(大分)

奥出雲酒造 あまざけ 780g

原材料に有機栽培された米や米麹を使用しています。もちろんノンアルコールで自然の甘みが口の中に広がります。濃縮タイプなので本製品(250g)と水(50~70cc)で希釈してください。

豆乳やヨーグルト、ジュースなどで希釈する方にもおすすめです。

〔amazon〕奥出雲酒造 あまざけ 780g

信州一献 甘酒2本セット 無添加 国産米麹のみ二倍濃縮タイプ

米麹を100%使用し、完全手作りで作られている甘酒です。もちろんノンアルコールで砂糖や添加物は含まれていません。

濃縮タイプなので野菜ジュースや豆乳などで希釈するといいですね。後味がすっきりしているのもうれしいですね。

〔amazon〕無添加 糀屋藤平の甘酒 720ml

篠崎 国菊 発芽玄米甘酒(はつがげんまいあまざけ)

米と米麹で作られた甘酒に発芽玄米が10%含まれています。飲むだけではなく発芽玄米の食感を楽しむことができます。新しい感覚の甘酒として話題になっています。

〔amazon〕3本セット 篠崎 国菊 発芽玄米甘酒(はつがげんまいあまざけ)ノンアルコール 720ml(福岡県)

まとめ

甘酒は日本に古くからある伝統的な発酵食品です。日本の風土にあった自然の飲む点滴として夏バテ予防に最適ですね。大切なのは毎日適量を続けることです。うだるように暑い夏を甘酒を飲んで健康に乗り切りたいものですね。

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