小食になりがちの夏にどうして太るのでしょうか?
夏という季節は暑さの影響から食欲が衰える傾向にあります。そのため比較的固形物を食べなかったり、消化のよいものだけを食べたり、食事自体減らしてしまう傾向にあります。それなのにもかかわらず太ってしまう。。。
というのは一体どうしてなのでしょうか?一般的に考えて食べる量を減らせば痩せるような気もしますが。。。もちろん、カロリーの多いものを控えて栄養価の高いものを食べることでダイエット効果は期待できます。
ところが、夏の食欲減でやってしまうのは、これではないのです。麺類、パン類、アイス、水分おにぎりといった糖質を軽く摂取することが多く、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など他に重要となる栄養素がしっかりと摂取できていないのです。詳しくはこちらで参考にしてください。
つまりは、夏に食欲が減っているはずなのに太るのはエネルギー源ばかり摂取してしまい、そのほかに重要なものがとれていないため栄養バランスが崩れて太るという現象が起こっているのです。これが夏太りの大きな原因とも考えられます。
水分の摂取が夏太りの原因?
夏は暑いため食欲がなく水ばかり飲んでいてそれなのに太ってしまう。。。というケースも度々見られます。それは一体どういうことなのでしょうか?もちろん、砂糖がたくさん含まれている清涼飲料水をがぶがぶ飲んでいては当然太ります。
しかし、最近は若い人たちも健康志向な傾向でジュースよりも水やお茶を買って飲む方々も多いです。それなのに太ってしまう。。。これは一体なぜなのでしょう?とくに水は体循環を行う上で重要なものです。水とカリウムを一緒に摂取することでダイエット体質を作ることができます。
「水ダイエットの効果的な方法!やり方を誤るとむくみや水太りになる?」でも解説したように水は1日最低2リットルは飲むべきなのです。それなのに太る理由は様々ありますが、夏太りで多いのは冷たい水をガンガン飲むことです。
水でダイエットを行うのであればキンキンに冷えたものではなく少し温めのお水にする必要があります。とくに学生なんかは部活でペットボトルを凍らせて持っていことが多いですが、これはやってはいけないことです。
そのまま持っていき、夏の外気で少し温めるぐらいが丁度良いのです。その理由としては冷たい水を飲むと内臓を冷やしてしまいますので代謝が落ちてしまうのです。結果血流も悪くなり、体循環もスムーズにはできず脂肪が蓄積されてしまうのです。
この理論と一緒でエアコンが効いた部屋にこもっているとこれも代謝が落ちてしまいますので太る原因になります。基本的に内臓を元気にする必要がありますので体を冷やさないようにしましょう。それに体を冷やすと夏であろうと太ったり病気の原因になりますので注意しましょう。
夏は意外にも太りやすい季節
夏は暑いのですぐに汗を流してしまいます。少し動くだけでだらだら汗を流します。ですから、一見するとエネルギー代謝が高いようにも思えるのですが、実は汗が流れているだけでありエネルギー代謝はそこまで高くはないのです。
逆に、秋、冬などの寒い季節は外気から身を守るため体がエネルギー変換されやすくなります。ところが、夏は外が暖かいので代謝する必要はなく、エネルギーの無駄使いになるため体が積極的に代謝を行わなくなります。
そのため、夏は冬以上に代謝が低くなるため何もしていないとどんどん体が肥えていきます。外を歩いて少し汗ばんだからといって脂肪を燃焼していると思ったら大間違いですのでとくに夏は気をつけないといけない季節なのです。
運動不足が原因?
運動が大好きな方であれば夏こそいっぱい汗をかいて気持ち良くなろうと考えるでしょう。しかし、普段なかなか運動しないような人が暑苦しく、汗だくになる夏という季節にわざわざ運動するでしょうか?なかなか運動しようとしません。
本当に軽い運動でも暑いというだけでつらくなりますので、すぐにやめてしまいます。けれども、先ほどの説明からも、夏は代謝が落ちますので、何もしないでいたら冬以上に太るということを認識しておきましょう。暑いときには暑いことをするなんて言いますが、暑いからこそ運動をしっかりと行いましょう。
体内時計のリズムが狂う!
とくに都心で暮らしている方には多いのですが、周囲がコンクリートやアスファルトで固められているため夏はものすごく暑くなります。ヒートアイランド現象というものなのですが、田舎であれば網戸にしておけば自然に涼しい風が入ってきます。
しかし、都心は網戸にしてもやはり暑いです。暖房よりも冷房は電気代が安く済むとは言いますが、それでも就寝から起床時までかけていたらかなり苦しいです。そのためタイマーを使う方が多いのですが、それですと、タイマーが切れると徐々に暑くなり、起床して汗だくになっている。。。なんてことも。
このように、寝不足になりますと体内時計のリズムが狂い、レプチンという食欲抑制ホルモンが減少し、逆にグレリンという食欲増進ホルモンがたくさん分泌されます。結果普段よりもたくさんの食事をしてしまう上、揚げ物、甘いもの、など糖質や油を好みます。これではダイエットの天敵ですよね。
夏太りを回避するための解消法!
以上のことを気をつければ夏太りを回避することができるわけですが、実際にどのようにすればそれが効率的に可能になるのか簡単にまとめさせていただきましたので参考程度にご覧ください。これを実践すれば夏太りで悩まされることもなくなるでしょう。
栄養バランスを整える
夏といえばそうめん、冷やし中華などの冷え麺、パン、おにぎり、アイスなどの簡単に食べられる炭水化物にをメインにしがちです。けれども絶対に忘れてはいけないのが、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維です。
これらの糖質を摂取する場合は必ず副菜として、お野菜、果物、お肉、お魚、を取り入れるようにしましょう。それに、冷えた麺類ばかり食べていて他に何も食べないでいると下痢を起こす可能性もございます。栄養バランスを整えることはダイエットだけではなく健康を維持するうえでも大事なことです。
ぬるめの水分とカリウムを!
水を飲んで内臓を冷やすというのは冷たすぎる水を飲んでいるためです。ある程度温まった水を飲んでいれば体を冷やすリスクもなくなりますので、夏なら外気で温めた水を飲めば丁度良いです。そして、同時にバナナ、リンゴなどのフルーツでカリウムが摂取できますので体循環が行えやすくなります。
運動をする
ダイエットのため有酸素運動や筋力トレーニングをがっつりと行うとなるとハードルが高いかもしれませんが、軽い運動を行うだけでも内臓の代謝を促せるためそれだけでも十分効果があります。暑いから運動をするのが嫌なのであれば、多少涼しくなっている早朝もしくは夜にウォーキングを行うといいです。
また、ダイエットにおいては塩分の過剰摂取はいけないことですが、運動をする場合ある程度ナトリウムを摂取しないと生命にかかわるので汗をたくさん流す運動をする場合は軽く塩をなめる程度で良いので摂取しましょう。
しっかりと眠る
田舎であれば涼しくて眠れやすいのですが、ヒートアイランド現象の都心は毎日が熱帯夜です。そんな時はどうすればよいか?まず、窓の片側に扇風機を回し、逆側の窓から風が入るようにすると比較的涼しくなります。それにこれはナチュラルに風を送り込めるため体に負担がかかりにくくお勧めです。
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