お餅を言えばお正月ですが、最近はそれ以外の時期でも食べる機会が増えてきました。今日はお餅について紹介します。
1)お餅のカロリー
『餅』—-235kcal 100g
日本では縁起物の食材で、お正月の鏡餅や、記念のお祝い事に配られたりします。角餅一個(50g)につきカロリーは118kcal。もち米を凝縮させているので、白米を茶碗一杯と同程度食べるとカロリーオーバーになるので注意が必要です。
『柏餅』—-206kcal 100g
上新粉の餅に小豆餡かみそ餡を入れた和菓子。脂肪分が少なく脂肪エネルギー比率は2%に満たず、1個80gあたり165kcalと低カロリーです。
『ずんだ餅』—-203kcal 100g
ずんだ餅は宮城県・仙台の郷土料理。じんだ餅とも呼ばれており、米が豊富に収穫される東北は、餅料理や餅を使ったお菓子のレシピが多く、お土産としても定番です。塩茹でした枝までを使っている分、栄養価も高くモリブデン、葉酸の摂取が期待できます。
2)太らないお餅の食べ方
GI値に注意!
GI値というのは、食べたものを体内で糖に変え、血糖値が上昇するスピードを、ブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を100として、相対的に示した数値です。お餅はGI値が高いので、太らない為には血糖値を急激に上げないこと、糖の吸収を抑える食材を一緒に摂ることが重要と言えます。以下のような対象方法があります。
1.野菜豊富なお雑煮で
野菜たっぷりのお雑煮は、食物繊維を摂れるので満腹感を感じやすく、切り餅2つでも十分満足できます。カロリーも約300kcalと意外と低カロリーです。ただしお餅は満腹感を得るまでに少し時間がかかるので、ゆっくり噛んで食べることが大切です。
代謝を後押し!大根おろしや納豆をつかったからみ餅
納豆に含まれるビタミンB群が糖質の代謝をスムーズにし、大根おろしの酵素は炭水化物の消化を助けてくれます。しかも食物繊維やビタミンも豊富に含まれているので、お通じをスムーズにするなど、うれしい効果も期待できます。
のりをたっぷり巻いた磯辺巻き
のりにはさまざまなビタミン・ミネラルがバランス良くギュッと詰まっています。大サイズ1枚で約1kcalと非常に低カロリーなのも魅力的ですさらにのりに含まれる食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにするため、お餅との相性も抜群。ただし、醤油のつけ過ぎには注意をしてください。
お餅を食べる際の注意事項
- 柔らかくトロトロしたお餅はGI値がかなり高くなるので要注意です。
- お汁粉も同じく豆いっぱいで作り、お餅は1、2個で我慢しましょう。
- つきたてのお餅もやわらかく消化が良いので要注意です。
- 和菓子は太らないなどと言われていますが、あんこも高GI値の代表です。
- あんこ餅要注意です。
このようにGI値の高い食べ方をする時は、GI値を下げる効果のある、食物繊維が豊富な物、酢の物、乳製品や大豆製品を一緒に食べるようにしましょう。
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