世の中には色々な食べ物がございます。例えば、お肉、お魚、お野菜、果物、穀物、木の実…他、自然由来の食品と言えばこの辺ですよね。しかし、現代の世界では、自然由来以外にもたくさんの食べ物が存在ます。
ポピュラーなものでは、スナック菓子、アイスクリーム、ジュース、などなど加工食品がそれに当たります。そんな中で、加工食品はお肌にあまりよろしくないイメージが強いかと思います。
もちろん、その多くは美容健康に良いとはいえませんが、グラノーラなど健康によい食べ物を加工したものはそこにはありません。今回は、お肌に良いもの、そして悪いものについて焦点を当ててみたいと思います。あなたの健康生活の参考にしてください。
肌は体の状態に左右されるもの
「肌は体の鏡」なんていわれているのご存知でしょうか?これはどういう意味かというと、いい加減な食生活を送っていたり、喫煙が多く、内臓が不健康になるとすぐに肌に現れるのです。
若いのにしわが多かったり、しみが多かったり、ニキビが多かったり、これらはほとんどは内臓がダメージを受けていたり、血液の循環が悪くなったりしているものだと考えられます。
ですので、美肌を作る=心身の健康にもなります。つまり、肌の健康を目指すことは生活習慣病の予防にも成りますので是非とも取り組んでいただきたいものです。最近、風邪をひきやすくなったとか、急に肌のシミ、しわが増えたとかあればもしかしたら体内の循環が悪くなったサインかもしれません。
では、肌、体ともに健康に保つにはどうすればいいのでしょうか?主食(お米などの炭水化物)、主菜(肉、魚、卵、大豆などのたんぱく質)、副菜(野菜、海草類、きのこといったビタミン、ミネラル、食物繊維他、)これ以外に、栄養素を補うために、果物や乳製品も摂取しましょう。
最近は、日本も食生活の欧米化が深刻化し、肌荒れという悩みを抱えている人たちが増えてきました。特に、甘いものが好き、スナック菓子がすきというのであれば、それを果物に変えるだけでもずいぶんお肌の調子がかわってきます。
お肌に良い食べ物と悪い食べ物
では、基本的なお肌と健康の関係について理解していただいたところで、さっそくお肌に良い食べ物、そして悪い食べ物についてお話ししたいと思います。ただ、もちろんですがお肌に良い食べ物、悪い食べ物はたくさんありますので、中でも特に意識していただきたいものを抜粋いたしました。
ニキビに良い食べ物と悪い食べ物
ニキビに効果的で代表的な栄養素はビタミンB2、ビタミンB6です。まず、ビタミンB2ですが皮脂の分泌を抑制し、代謝を促すため美容にはオススメです。では、これらが豊富に含まれている食べ物は、卵、アーモンド、牛乳です。ただ、卵や牛乳は油も多いので食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。
そして、ビタミンB6が豊富に含まれている食品としては、卵、魚類、緑黄色野菜です。特に、野菜は体調を整えるのには良い食品なので積極的に摂取しましょう。
また、美容効果を期待するのであれば、ビタミンB2、B6をメインに、ビタミンC、コラーゲンも一緒に摂取しましょう。逆に、お肌にあまりよろしくない食べ物は、皮脂の分泌を促進させる食品です。それは、スナック菓子やファーストフードに多いです。皮脂の分泌を促し、ニキビや、肌荒れの原因になります。
そして、コーヒーに含まれているカフェインを摂取すると、必要なミネラルやビタミンを体外へ排出してしまうので皮脂の分泌を増やすのでこれも肌荒れやニキビの原因になります。
乾燥肌に良い食べ物と悪い食べ物
まず、乾燥肌といえば、お肌の潤いが無くなっている状態です。それを改善するには潤いを与えることが重要ですよね。そこでヒアルロン酸です。ヒアルロン酸を摂取することで潤いのあるお肌を作ることができます。豊富な食材、動物食では、軟骨やフカヒレに多く、植物でも山芋やオクラにも含まれています。
さらに、乾燥肌を改善するには新陳代謝を活発にして古い肌から新しい肌を作ることも重要です。そのために、新陳代謝を活発にする亜鉛も是非摂取していただきたいです。
牡蠣、ほたて、卵、納豆といった食品に亜鉛はたくさん含まれています。そして、女性には多いのですが冷え性です。冷えるということは血行の循環が悪くなっているということにもなります。ビタミンC、E、そして、パントテン酸も摂取しましょう。パントテン酸はレバーや納豆に多いです。
しわ、たるみに良い食べ物と悪い食べ物
綺麗でハリのあるお肌を作るには、やはり肌を構成する、ビタミンC、たんぱく質、鉄分がオススメです。特にしわやたるみを改善するには、ビタミンC、そして、あおのり、ほしえび、カツオに多い鉄がオススメです。たんぱく質に置いては肉類、魚介類からは豊富に摂取できますし、植物性のものであえれば、豆腐、納豆他大豆製品に豊富です。
ただ、注意点としては、糖質の高いもの、脂分の多いものを摂取しすぎると体を酸化させる原因にもなりますのでそのような食べ物はほどほどにしましょう。
お肌トラブルからの回復を遅らせてしまう食品
せっかく、お肌の調子を良くするものを摂取しても、それを阻害してしまう食品も摂取していてはあまり意味がありません。そこで、こちらでは、内臓の調子を悪くしたり、お肌の状態を悪くする食品について触れてみたいと思います。
カフェイン
コーヒーはポリフェノールが含まれているから健康に良いともされていますが、そこにカフェインも含まれていることをお忘れなく!カフェインは覚醒作用他、ビタミンCを破壊するという性質もありますので摂取しすぎはあまりお勧めできません。
油っこい食品
先ほども、スナック菓子、ファーストフードはあまりオススメできないといいましたが、肌を潤わせるコラーゲンの生成を抑制するのと、摂取するだけで、皮脂を多くするので酸化、劣化の原因になります。
冷える食べ物
アイスなど冷たいものを食べ過ぎると血行が悪くなるので内臓にも負担がかかります。そして、老廃物も排泄しにくくなるので毒も貯まりやすくなります。
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