沖縄のハブとマングースの戦い!やっぱ天敵は強い。

沖縄では有名な、ハブVSマングースの戦い。昔からショーの一つとして地元の人たちの間では親しまれてきました。マングースってハブを食べてしまう ほど強いんですが一見そんなに強いようには思えず、なんだかイタチみたいな感じです。しかし、かわいいように見えますが、門歯が上下6本、犬歯が上下2 本、小臼歯が上顎 6-8本、下顎4-8本、大臼歯が上顎4本、下顎2-4本で計34-40本と鋭い歯がたくさんあるんです。体長は250~370mm。種類にもよりますが 1キロ行かないのが多いです。それに対し、沖縄のハブは約250センチ、体重2.8キログラム、一見ハブの方が強そうにも思えますが...沖縄ではなく、 奄美で開催されたハブVSマングースのショーの様子をご覧ください。



仕 切りのゲートが外され互いが顔合わせ、マングースはガラスが貼られた箱の中をきょろきょろと走り回ります。それに対しハブは丸まった状態でじっとしていま すが、マングースがハブの前を通りかかった際に、ハブの存在に気が付きます。ハブもマングースの存在に気が付き、戦闘モードへ突入。

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マン グースはハブが気になるのか等もハブへ近づきます。攻撃する隙を狙い、先手でハブにかみつきます。コレは決まったかと思いきや、ハブもそこは黙ってはおら ず、何とかマングースの噛みつきを振りほどき、お互い構えに戻りますが、結構深く噛みつかれたようで、傷は大きいかも。ハブもマングースへ毒歯を向け噛み つこうとしますがマングースの俊敏なフットワークにかわされてしまいます。

マングースは戦闘なれしているようで、ハブが噛みつきをさせな いように、必ず頭のつけ根である首を狙い噛みつきます。ハブの攻撃は全てかわされ、逆にマングースはハブの首を集中的に噛みつくためダメージも次第に大き くなっていきます。動画の2分20秒当たりになると、ハブが口から血液を出しながら弱っている様子。

ハブも攻撃にキレが亡くなり、マン グースは余裕でよけ切り、カウンターで噛みつき、結果的にマングースは無傷で、ハブは大きなダメージを負う。そして審判が判定を下したのかハブをドクター ストップさせました。この動画を見る限りですとマングースって強いなと思いました。マングースの武器はスピードと鋭い牙ですね。そして戦闘スタイルが、攻 撃を食らわせて、一度離れ、再び攻撃するといったものです。それを繰り返し行う。まさにスピードとスタミナを生かした戦い方です。

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そんな、強いマングースなのですが、一応ハブの天敵にはなっています。しかし、普段の主食はハブではないようなのです。もともと、西インドに生息していたコブラの天敵であるフイリマングースをネズミ、ハブ被害改善のために1910年に沖縄へ放流されたのです。

こ れで、ハブ、ネズミ被害が減ればよいと思ったのでしょうが...結果的に現在もハブの被害は多いですし、ネズミも減ってはいません。それはなぜか?もちろ んマングースはハブやネズミを食べる動物です。けれども、もっとそれよりも弱い動物がいればそっちの方が簡単に狩ることができますのでそっちを集中的に狩 ります。

そんなこともありまして、アマミノクロウサギ、ワタセジネズミ、ホントウアカヒゲ、リュウキュウハシブトガラス、リュウキュウメ ジロ、ガラスヒバァ、ハイ、リュウキュウアオヘビ、キノボリトカゲ、ヘリグロヒメトカゲ、アオカナヘビ、オキナワアオガエル、ハナサキガエル、イボイモ リ、リュウキュウツヤハナムグリ、オキナワクマバチといった希少生物がどんどんやられてしまい、絶滅寸前まで追い込まれているのというのです。

ヤ ンバルクイナの生存の影響も心配されています。つまり、蛇、ネズミ対策で導入しても結果的に他の動物が集中攻撃されマイナスになってしまったという失敗談 なわけです。ですので、これは問題だと思った行政は駆除を行うことにしたのです。捕獲した人には報酬が支払われる仕組み。

まあ、報酬を支払うといえば多くの住民が動き出しますが、科 学的な知見による防除計画とそれを支える体制が必要になるため中々難しいのも現状です。しかし、2005年になると、特定外来生物による生態系等に係る被 害の防止に関する法律でマングースが特定外来生物と指定され本格的にマングースの駆除が行われるようになります。マングースバスターズなんて集団も出てき ましたからね。生け捕り式の箱罠、補殺式の筒罠導入し、現在では300頭弱まで減らすことができたそうです。

特に危惧されているのはヤンバルクイナです。300頭といえども油断していたらまた増殖するでしょうし、ヤンバルクイナを食べられてしまったら偉いことです。そこで、マングースがたくさん生息している南部からやんばる地域への侵入を防ぐため侵入防止柵が設置されました。

コ レにより随分被害は抑えられたようですが、どうなんでしょう?人間の都合で勝手に連れて来て、増えて被害が起こるから駆除するというのは。まあ仕方の無い ことなのかもしれませんが、それならはじめから連れてくるべきではなかったのではないでしょうかね。今だから言える反省点かもしれませんが...

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