出典:オール阪神・巨人 僕らは浪花の漫才師 [DVD]
ベテラン漫才コンビのオール阪神巨人、ここまで来ると存在自体がLEGENDである事は間違いありません。改めてオール阪神巨人の仲は悪いという噂や、年収の件などを掘り下げて行きます。
プロフィール
- コンビ名 オール阪神巨人
- 結成年 1975年
- コンビとしての所属 吉本興業
メンバー
オール巨人(本名 南出繁)
- 生年月日 1951年11月16日
- 出身地 ?
- 個人事務所 有限会社 コケコッコー
- 血液型 ?
- 著名な弟子 有吉広行
オール阪神(本名 高田昭徳)
- 生年月日 1957年3月7日
- 血液型 ?
- 出身地 大阪府 泉大津市
仲が悪いという噂の真偽は?年収はどっちが上?
オール阪神巨人の仲の件については悪い時期もあったというのが、正しい言い方かもしれません。それは、結成当時巨人23歳、阪神18歳の時にコンビを結成、巨人が年上として阪神をただそうと注意しているうちに、阪神もため込んだ不満が爆発衝突する日々が続き、コンビ仲は最悪の状態となり、解散直前まで話が行った事があったようです。
また仕事の方でも、デビューした翌年に上方お笑い大賞を受賞すると、一気に注目される存在となりましたが、その後一大ムーブメントとなった漫才ブームにハマることが出来ずに、地元大阪で劇場に出演する日々を過ごしていました。
自分たちも同じ芸人なのに、漫才ブームにハマることが出来ない事への焦りや苛立ちが徐々に募っていきました。そんな中、オール巨人が吉本の上層部に「なぜこんなことをされるのか?」と問いかけると、返ってきた答えは「あなたたち邪魔でした」という驚愕の返答です。
この真意は吉本興業内に派閥が存在し、その派閥にオール阪神巨人のマネージャーが入れず、会社の売り出し中の芸人として扱って貰えないと言うのが真相でした。こんな本人達の芸とは関係ないイザコザに巻き込まれ、ダブルの悲劇でコンビ仲は最悪の状態でした。
また、お笑い芸人につきものの借金と女性問題、阪神はギャラが増えてくるとそのお金はギャンブルに回り、借金が膨らんでいきました。それと同時に悪いことは重なる物で、当時結婚していた奥さんとの離婚問題でも苦しんでおり、どん底の状態でした。
離婚問題で揉めている最中、舞台の上で漫才を行いその中で笑いを取るために慰謝料5000万円払うと言いました。しかし、それを逆手に取られ相手側の弁護士からそれをネタに慰謝料の請求をされるという、あり得ない展開になってしまい弱り目に祟り目とはこの事を指すのかもしれませんね。
そんな昔のお笑い芸人としては当たり前の、借金と離婚問題というどうにもならない問題に苦しめられる事になりました。しかし、そんな状況を支えたのはオール巨人で精神的な支えとなってくれた様です。
結成40年を超えたときから、コンビ仲は良好となり現在は良い関係性を保っています。続いてはオール阪神巨人でどちらの年収が上かという話ですが、これは推測で恐らくオール巨人の方が年収が上では無いかと思います。
個人事務所を持っている事もありますし、実際にNHKBSプレミアムでレギュラー番組を持っているためです。阪神も一時は再婚した奥さんがやり手社長と言うことで豪邸拝見的な番組に出演していました。
しかし、現在はその様なオファーもないみたいなので恐らく個人的な年収では巨人が勝っています。
まとめ
巨人は師匠として、弟子に厳しい事で有名で過去に有吉弘行を弟子にしていた時期もありました。これも今にしてみれば面白いのですが、1990年代に放送されていたEXテレビで西川のりおと一緒に弟子を募集しそこへ応募してきたのが有吉弘行でした。
程なくして破門となりましたが、その後紆余曲折があり今の状況となっています。弟子にはとても厳しいので、あまり永く続いた人はいないようです。かたや阪神は巨人とは違い人に対し厳しく当たることはないようです。
今はベテラン漫才師を思い浮かべるとき、名前が挙がる存在ですがお笑い芸人としてはとても大変な芸人人生を歩んできたなそう感じてしまいました。
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