ニホンイノシシは恐ろしく強く危険な動物なので注意が必要です!

イノシシはブタの親戚のように思える影響か、そんなに恐ろしい動物ではないと思われているようですね。特に、イノシシの子どもは瓜坊なんて親しまれて瓜みたいでとてもかわいいペットのような感じですからね。でも、イノシシって怖いんです…

野生のツキノワグマとおじいさんが戦って追い払ったというニュースは度々聞くこともあります。それもそのはず、ツキノワグマというのは、体長が120センチ~180センチ程度、体重が40キログラム~90キログラムとクマの中ではかなり小柄なタイプなのです。
それに、どのニュースでもおじいさんが追い払ったとか、やっつけたというのは、30キロ程度のツキノワグマ。しかも戦っているおじいさんの体重が60キロというのですから、それは勝てない方がおかしいとも考えられるのです。

小さいツキノワグマなら人間が死ぬ気になれば勝てる相手、では豚の親戚のようなイノシシなら楽勝で勝てるのではないか?等、安易な考えをしていてはいけません。

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まず、成獣したニホンイノシシの体長が100センチ~170センチ、体重が80キロ~180キロあります。体長はツキノワグマよりもやや劣りますが体重は少なくとも、80キロもあるのです。人間でも力のある大男であれば体重が100キロぐらいはあるかもしれません。しかし、180キロの体重のイノシシに勝てるでしょうか?

さらに、イノシシはツキノワグマとは違い、アゴに恐ろしい牙をもっています。その牙、顎の強さで、70キロもの岩を動かすこともできるほど…敵と戦う場合はそれを突き刺して肉をえぐるというのですから恐ろしい…
そして、身体能力がものすごく高く、垂直飛びで1メートル、猛ダッシュすれば時速40キロメートルのスピードで走りきることができるのです。

猛ダッシュしてきたイノシシが車にぶつかったら車がふっ飛ばされて偉いことになったという事件も過去にありました。そんなイノシシが素手で人間が戦って勝てるとは到底思えません。軽トラックを軽く無残な姿にしてしまうんですから…
そんなニホンイノシシに勝てる動物はいるのでしょうか?こどものころはそこまで強くはないので、狐、野犬、フクロウ、カラスといった動物に食べられてしまいます。ですが、成獣すれば、おそらく日本国内で勝てる動物は、北海道のヒグマぐらいなものでしょう。

ツキノワグマはどうかと、いいますと、ツキノワグマは先ほどの説明からも体重が軽い、殴る力は人間よりも強いですが、イノシシは体ごと突っ込んでいくためクマが殴る力よりも全然強いのです。それに、体ごと牙を向けて突進することを考えればツキノワグマなんて相手にならないはず。

イノシシの強さはよくわかった…でも人間に危害を加えるの?

はい。

残念ながらイノシシの被害は各地で報告されています。先ほどの車の話しは被害というよりも事故というべきでしょう。しかし、大阪府池田市の住宅街に迷い込んだイノシシが女性に体当たりし、骨折させたなどの事件がありました。

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そんな、大都会にイノシシがなぜに迷い込むのかわかりませんが…おそらく環境の変化から、山にいたイノシシが迷い込んできたのではないでしょうか。千葉県ではイノシシの影響で、農林作物被害は1億8千万円(2010年度)というのですから凄いものです。
対策はあるのかと、いいますと、対策と言いますか、基本的に寄せ付けないように頑張るしかないでしょう。農家ではイノシシが寄ってこないように侵入防止の柵を立てるなどして、作物が食べられないような対策を行っています。

他には、餌となるもの(生ごみ、野菜くず)を家の周りにおいておかないとか、イノシシよけをまいておく、最近はオオカミの尿が主成分で作られたウルフピー等、イノシシよけが販売されていますので使用してみると良いかと思います。
そして、イノシシは隠れ家の無い所には行きたがらないのでそういうものをなくす。これらのことを行っておけばイノシシが大分寄ってこなくなるので遭遇する前に、遭遇しない環境づくりをしておきましょう。

しかし、イノシシと出会ってしまったら…並みの人間なら素手では勝ち目がない相手です。血迷って戦おうなどと思わないでください。では、逃げることが可能なのか?無理でしょう。時速40キロのスピードで走りきるのですぐに追いつかれてしまいます。

動画の女性のようにやられてしまいます。変に怖がって逃げると向こうに敵と思われてしまいますので、立ち止り、じっくりとにらめっこしましょう。基本動かないで、背中をイノシシに向けない方が安全です。というか、絶対に背を向けてはいけません。そうすると走って追いかけてきます。しばらくそうやって動かずにいればイノシシも好戦的な動物ではないので自然にその場を去っていくことが多いです。

ただし、イノシシが毛を逆立てたり、ぐるぐる回ったり、前足を地面にこすりつけていたり、牙をカチカチと鳴らしている場合は注意してください。イノシシが怒っている証拠です。そこで変に刺激してしまうと、偉いことになりますので、やはり、背を向けずゆっくり後ろ歩きしながら逃げるようにしましょう。

ですが、最善の手を尽くしたのにもかかわらずイノシシが突進してきたらどうしましょう。走って逃げられないので、大きな布や、傘を利用しましょう。これをイノシシの前で広げると、クマもそうなのですが、視界を奪うものは怖がって襲ってこない傾向にあります。それか、高い所に上るかしましょう。それでも来る場合はもう神に祈るしかない…

大阪の女性はおそらくですが、後ろを向けて逃げていたことから突進されてしまったのかもしれません。基本、臆病で好戦的な動物ではないので自ら戦おうとはしないのです。ですので、いかに、刺激を与えず逃げるかを考えれば、背中を見せないのが最善策なのです。

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