マルチビタミンは肌荒れに効果的?「飲むタイミングを解説」

肌荒れやニキビは現代社会では深刻な悩みです。思春期の中学生や高校生だけのみならず、大人ニキビといわれるほど、20代、30代の大人でもニキビに悩まされているのです。
理由としては、食生活のバランスが崩れているところ、ライフスサイクルが正常に回っておらずホルモンバランスを崩していることが大きな要因です。とくに、睡眠のタイミングや睡眠の時間も偏っている人が多いです。

このような、ライフサイクルの正常化を行いながら、野菜中心の生活習慣を送るのがベストと言えますが、残念なことになかなかそれができないのも事実です。忙しく、仕事から帰ってきて休む時間もほとんどない中、調理をするというのは難しいです。

もちろん、できるだけ野菜の摂取は重要なので意識してほしいのですが、肌荒れで悩んでいるのであれば、まずはマルチビタミンやマルチビタミン&ミネラルなどの基本的なサプリメントで基盤を作っておくことは重要です。

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飲み続け、基礎が出来上がれば随分肌荒れも改善することができます。そこで、ここではマルチビタミンについての効果や、摂取するタイミングについてお話ししたいと思います。

栄養バランスの基本は5大栄養素しっかりと摂取

5大栄養素とは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルのことです。ちなみに、食物繊維は炭水化物に入ります。これらは生命活動を行うえで必要な栄養素です。摂取のバランスを崩してしまうと体調も崩れますのでしっかりと摂取したいところです。

不規則な食生活を送っていても、世の中の食品の中には、たんぱく質、脂質、炭水化物はしっかりと含まれていることが多いので、問題は、ビタミンとミネラルです。

一部であれば、スポーツドリンクやビタミン系のドリンクで摂取することも可能ですが、ビタミンのほんの一部だけです。それではあまり意味がありませんのでバランス良く摂取をしたいところです。そこで、これを解決するのがサプリメントです。

まずはマルチビタミンもしくはマルチビタミン&ミネラル

先ほど野菜をしっかりと摂取しましょうとお話ししました。それはもちろんです。いい加減な食事ばかりしていて、サプリメント頼り過ぎるのはダメです。できるだけ野菜もしっかりと食べましょう。そのうえでサプリメントです。

ただ、現代の日本は地力の低下が目立ちます。昔は畑にミネラルが多かったのですが、現在はそれが少なくなっています。実際、育つ野菜の栄養価も低下しております。

1982年の段階ではブロッコリーのビタミンCは160mgだったのに対し、2000年になると120mgとなっております。これらのことを考えると、食べきれる量以上の野菜を食べなければ無理なのです。

よってサプリメントは必要不可欠にもなってきています。そこでまずは基本となるマルチビタミンもしくは、マルチビタミン&ミネラルを摂取していきましょう。

マルチビタミンの効果とは?


ビタミンとは補酵素ともいわれていまして、人間の体を構成している酵素の一種です。つまり生命活動においては必要不可欠な栄養成分なので摂取を絶対に怠ってはいけません。そのビタミンはこれらの条件を満たす有機化合物になります。

1 摂取不足を起こすと欠乏症へ
2 ほんの僅かでな摂取量でも健康維持を行うには必要な栄養素
3 基本的には体内で作ることができない

ということなのですが、例えば、α- リノレン酸やリノール酸で有名な必須脂肪酸は人の体の中で作ることができません。これらは細胞膜をつくるのに重要な役割を担っているので、摂取不足を起こすと新陳代謝の乱れの原因となります。

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それと似ていて、たんぱく質、脂質、炭水化物から髪の毛、皮膚、筋肉、といったものを作る他、エネルギーの生成を行ったり、脂肪の燃焼を行ったり、体の調子を整えてくれたりと、あらゆる生命活動において必要不可欠なのです。

3番でもお伝えしているように基本的には体の中で作ることができませんので摂取しなくてはいけないのです。特に、野菜不足に悩んでいるのであれば、マルチビタミンを摂取しましょう。

マルチビタミンを摂取するタイミングと方法

摂取のタイミングと摂取方法

基本的には食後30分以内に摂取しましょう。ビタミン剤なので、他の野菜や肉などの食べ物と一緒に食べることで吸収率が高まります。ビタミンの中には他のビタミンやミネラルと一緒にとることで効果アップするものもあります。そのため、ご飯と一緒に食べるのが基本です。注意してほしいのが空腹の状態で飲むことです。ビタミンによっては水溶性のため尿として流れ出たり、胃が悪い人は胃液で胃を痛める危険性があります。

肌荒れ対策でオススメな補助ビタミン

このように、マルチビタミンもしくは、マルチビタミン&ミネラルを摂取し続けることで随分お肌の調子や体調が良くなるかと思います。ただ、それにプラスアルファ加えたいのであれば下記の症状に合わせ追加してみるのもいいです。

1 ニキビ:ビタミンB2で皮脂の分泌を調整、菌に対する抗酸化作用をつけるためB6とビタミンCもオススメです。
2 喫煙:煙草を吸うとビタミンCが失われるため、プラスアルファ加えましょう。
3 便秘:便通を促す食物繊維や善玉菌など乳酸菌のサプリメントがオススメです。
4 ニキビ・敏感肌・乾燥肌:角質層へ水分保持力アップと抗酸化作用にEPAとDHC

ただ、注意してほしいことが、例えばビタミンの中でもAは脂用性で水分に溶けにくいため体に溜りやすいです。よって過剰摂取で副作用を起こすことがあります。

ビタミンBは水溶性で比較的起きにくいのですが必ずないとも言えないので、必ず説明書に書かれてある1日の摂取量を守ってください。特に、亜鉛などのミネラルも過剰摂取は要注意です。基本的にバランスが取れているマルチミネラルと副作用の起きにくいものだけを摂取するのが安全かと思います。

参考文献)

厚生労働省 「統合医療」情報発信サイト マルチビタミン・ミネラル

[2015年文献] 野菜・果物の摂取頻度が低い人では,マルチビタミン剤の摂取が脳卒中死亡リスク低下と関連(ライフサイエンス出版)

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