ブルーベリーに多い!アントシアニンの効果・効能。適切な摂取量と多く含む食品は?

デスクワークやスマホの長時間使用により、現代人の目はかつてないレベルで酷使されている状況です。そのため目が疲れる・かすむ、さらには首や肩がこる、頭痛がする、といった症状に悩まされる人も多いですよね。

そんな時に頼りになるのが目のサプリメント!でもドラッグストアやネット上には多くの商品があるので、どれを購入するか迷ってしまいます。それぞれの成分を知らないと、同じ目のサプリというカテゴリーでも効果や効能には違うもの。自分の症状や改善したいポイントを抑えた上で購入するようにしましょう。

今回ご紹介するアントシアニンはちょっと聞きなれない成分かもしれませんが、実は誰もがよく知っているあの果実に含まれているものなんですよ。

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アントシアニンとは?

目に良い食品として、おそらく真っ先に名前が挙がるのは”ブルーベリー”ではないでしょうか。ジャムやソースとして、またスイーツにはそのまま使用されていることも多く、馴染みの深い果実であることも大きなポイントですよね。
ブルーベリーやブルーベリーの一種で、主にヨーロッパに自生するヒルベリーは、まさに目の健康を守る果実!その小さな粒に含まれる成分・アントシアニンに、目の健康だけでなく老化も防ぐ作用が備わっています。
アントシアニンはワインの成分として有名な、ポリフェノールの一種。ブルーベリーの他にも多くの食用植物の中に存在しています。ラズベリーやクランベリーのようなベリー類、アサイー・カシス・プルーンのような果物、更には紫キャベツやナスといった野菜にまで!
その共通点も分かりやすいですよね、そう、赤や紫系のい炉であることが特徴です。
実はアントシアニンは、これらの植物が紫外線から自らを守る為の色素成分!そのため紫外線に晒される時間が長い植物ほど、アントシアニンの含有量も多くなっています。

アントシアニンの効果と効能

まずは女性にとって特に嬉しい効能から。アントシアニンは活性酸素の増加を防御する、抗酸化作用が高いことで知られています。アンチエイジング対策として非常に有効なうえ、骨粗しょう症の予防にも効果があることが判明しているんです。50代以降の女性は骨密度が低下する人が多いので、積極的に摂取したい成分であるのは間違いありません。

目に良いとされる理由についても説明していきましょう。やや専門的な話になってしまうのですが、対象物を見る時に人の目はその”像”を網膜にあるロドプシンという成分が分解と再合成を繰返し、脳に信号を送ります。
これが映像として認識されることで「見える」状態になるのですが、長時間に渡りスマホやPCを見続けているとロドプシンが減少し、これがかすみ目の原因となるのです。

このロドプシンの再合成を促す働きをするのがアントシアニン。1日中目を使う仕事をしていると、夕方頃にはかすみ目で疲れが出てきますよね。そんな人にはピッタリの成分と言えます。
この他に毛細血管を強化し、コラーゲンを保つ作用も!目に酸素がゆきわたり、角膜や水晶体の保護に効果があるため、眼精疲労の回復を早める効果も期待出来ますよ。コンタクトを着用している人にもオススメです。

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アントシアニンを含む食品と適切な摂取量

アントシアニンを多く含む食品は前述した通り(より身近なものではブドウにも含まれています)になります。1日あたり望ましい摂取量は120mg以上。

具体的な例を挙げると、生のブルーベリーでは大体20~30粒、ブルーベリージャムなら大さじ2杯以上がその目安になります。生のブルーベリーは販売時期やお店が限られていますし、冷凍品に比べ価格も高め。
またジャムやドライフルーツからの摂取では、糖分が多いのが気になるところ。こうした理由もあり、アントシアニンはサプリから摂取する人が多いようです。アサイーボウルや紫キャベツのサラダなども意識して食べるようにしたいですね!

アントシアニンには際立った副作用はないものの、タンニンが含まれているので空腹時に食べ過ぎると胃が痛む恐れもあるようです。ただ食べ過ぎてしまう種類の食品はさほどないので、神経質になる必要はないでしょう。

参考文献)
植物色素アントシアニンのサイエンス-化学、機能と活用

文献データベース|日本アントシアニン研究会

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