生姜紅茶ダイエットの効果効能とは?低カロリーで栄養価も高い!

寒い季節になると温かい飲み物はいいですよね。僕はよくスターバックスに行って本を読んだりします。夏はアイスコーヒーは最高ですが、これからの寒い季節はやっぱりホットコーヒーがいいですね。がぶ飲みできるアイスコーヒーとは違いゆっくりと温まりながらリラックスすることができます。もちろん、ホットコーヒーにもダイエット効果は期待できます。
さて、そんな中ダイエットによいとされている寒い季節にオススメな飲みののが生姜です。風邪をひいたときに飲むとよいなんていわれていますが、日本でも古くから漢方薬や香辛料として活用されてきました。飲むと体がとても温まりますが免疫力を高める食べ物でもあります。
もちろん、生姜を生のまま食べるとなるとかなり辛いと思いますが、生姜紅茶として飲めばおいしくいただくことができます。そして、もちろんダイエット効果も!そこで今回は生姜の効果効能、カロリー、栄養価から生姜紅茶のダイエット方法について解説させていただきたいと思います。

生姜のカロリーと栄養成分について解説!


生姜といえばダイエットや健康によいとされていますが実際のところカロリーや栄養成分はどのようになっているのでしょうか。100gあたりのカロリーは30kcalです。そのほか、タンパク質(0.9g)、脂質(0.3g)、炭水化物(6.6g)となります。そのほかの栄養成分はこのようになっています。

生姜の主な栄養成分(100g)
ビタミン ミネラル
ビタミンE 0.1mg ナトリウム 6mg
ビタミンB1 0.03mg カリウム 270mg
ビタミンB2 0.02mg カルシウム 12mg
ナイアシン 0.6mg マグネシウム 27mg
ビタミンB6 0.13mg リン 25mg
葉酸 8μg 0.5mg
パントテン酸 0.21mg 亜鉛 0.1mg
ビオチン 0.7μg 0.06mg
ビタミンC 2mg マンガン 5.01mg
セレン 1μg
クロム 1μg
モリブデン 6μg

トータルしてみますと、100gあたり30kcalですのでカロリーはものすごく低くダイエット食品と言えるでしょう。しかし、実際のところ「生姜はからだにいい!」という割には含まれている栄養素はとても少ないかと思います。確かに、これをみると栄養素自体は少ないのですが生姜が健康に良いといわれる秘密はその独自の成分に秘密があるからなのです。

sp1

生姜に含まれる3大健康成分とは?

ジンゲロール

生の生姜を食べるとものすごく辛いですよね。あまりの辛さで汗が出るぐらい発汗作用が強いのですが、それがジンゲロールというものです。どうしてこのように発汗作用があるのかというと、ジンゲロールには血管を拡張させ血液の流れを良くし、内臓を活発化させ、指先など体の末端まで熱を伝える効果が期待できるからです。

そのため、冷え症、肩コリなどの血行不良の改善から、むくみの改善、代謝アップ、免疫力の向上などが期待できます。冷えは万病のもとといわれているぐらいですからそれを改善するだけでも体調がずいぶんと良くなることが考えられます。

さらに、免疫力の強化と同時に殺菌作用もございます。これにより胃腸の状態を良くしたり、風邪気味だと感じた時の食欲不振、疲労感といったものを改善してくれます。ただ、風邪をひく本質的な原因は普段の日常生活にあるといえるのであくまでも生姜はそのお手伝い程度のもので生姜だけで治療することは難しいでしょう。

ジンゲロン

ジンゲロールを加熱することによりジンゲロンという別な栄養素へと変化します。生姜湯を飲むと体が温まる感覚を覚えませんか?これがジンゲロンの効果でございまして、ジンゲロールと似ておいりまして血行を良くしてくれたり、内臓機能を活発にするほか、強い抗酸化効果も期待できるのです。

sp1

そのため肌の状態が良くなったり風邪などに対する耐久レベルが向上すると考えられます。身体を温めるジンゲロールの効果に抗酸化効果がプラスするということです。さらに、ラットの実験ではありますが脂肪の分解作用があるということが分かっております。

ショウガオール

ジンゲロンと同じく、ジンゲロールを乾燥、加熱することによってショウガオールへと変化します。ショウガオールには生理痛などの痛みの原因であるプロスタグランジンというホルモンの活性化を抑制する効果がございます。生理痛が起こるのは、プロスタグランジンにより血管の収縮などにより血行不良が起こります。

結果的に、痛みや冷え、肩コリなどを招いてしまうのですが、ショウガオールを摂取すると痛みの元凶であるプロスタグランジンの働きを抑えられるため血行不良や痛みの改善が行えます。さらに、ショウガオールは腸壁に直接働きかけてくれますので、体の芯から温めてくれます。

ですので、最近問題視されている低体温症や冷え症の方はショウガオールを摂取してみるとよいでしょう。さらに、ショウガオールにはジンゲロンと同じく抗酸化効果がございまして、強い抗酸化作用、消炎効果、鎮痛効果、抗腫瘍効果が生の状態のジンゲロールのときよりも高くなるということが分かっております。当然これらの効果が期待できますので、シミ、シワの改善などアンチエイジング効果も期待できます。

生姜紅茶のダイエット方法について。


このように生姜は加熱することによって、ジンゲロールがジンゲロン、ショウガオールという栄養素に変化するわけです。しかも、変化した栄養素の方がダイエット効果をはじめ健康効果が高まると考えられるのです。そういった意味でも、はちみつ生姜湯や生姜紅茶をダイエット飲料として活用したほうが良いでしょう。

生姜紅茶ダイエットの実践方法はとても簡単で、すりおろし生姜を紅茶に混ぜたものを1日3~6杯程度飲むだけです。ルールとしては朝と入浴前には必ず飲むことです。そのほかは水分補給として飲みましょう。注意点としては紅茶にはカフェインが含まれているので空き腹では飲まないようにします。

調理法は、よく生姜の皮を捨てる人がいますが、基本的に野菜や果物の栄養はこういった皮と身の間に含まれているので捨てずにそのまま食べましょう。そして、生姜は冷蔵庫には入れず常温で保存しできるだけ早く使用するようにします。

切ったまま放置しておく場合がありますが長時間続くと栄養価がどんどん落ちます。できれば1日に1つは摂取するようにすると良いですね。ちなみに、温度ですが加熱している時点で問題はないと思います。60度でジンゲロール、ショウガオールができ上がり、180度でその効果が最高値になります。

最後に、注意点として、生姜紅茶を飲むだけとはいいますが、いくら脂肪分解作用があるからといいますが、だからといって暴飲暴食をしていては意味がありません。置き換えダイエットなど基本的なお食事ダイエットを実践している中でこういったサブ的な要素を活用すると効果が大きく期待できます。

多種のダイエット方法を組み合わせることで生姜紅茶ダイエットも有効活用することができますのでまずは基本的な、カロリー、糖質制限、栄養バランスを整えるということをしたうえで取り入れてみましょう。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2020

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です