エアロビクスは女性を中心に人気があり、現在でもトレーニングジムの一角のスタジオでエアロビクスのレッスンが行われています。
このエアロビクスですが、かなり激しい運動に見えます。
では、実際の消費カロリーや、ダイエット以外の効果・効能についてはどのようなものがあるのでしょうか。
エアロビクスの消費カロリー
エアロビクスは有酸素運動の中でもかなり運動量があり、消費カロリーについても高そうに見えますが、実際どうなのでしょうか。
消費カロリーについては、同じエアロビクスでも運動量には個人差があり、また個々人の体重によって消費されるカロリーも異なりますが、大体1時間で消費されるカロリーは、400kcalから450kcalになります。
この消費カロリーは、大体バスケットボールやテニス1時間と同じくらいの消費カロリーになります。
しかし、バスケやテニスは競技中に動きが止まることもありますが、エアロビクスについては基本的に止まることはありませんので、かなりハードに感じるでしょう。
エアロビクスで得られる効果①
では、エアロビクスで得られる効果について考えていきます。
まずはやはり有酸素運動を行うことによる脂肪燃焼効果が挙げられます。
そのそも「エアロビクス」という言葉自体が有酸素運動という意味にもなりますので、有酸素運動としての効果が高いのも納得できます。
常に動きを伴いながらの運動になりますので、相当ハードに感じると思いますが、しっかりやり切ることでかなりのダイエット効果を得ることができます。
心肺機能が上がることで、体力切れを起こすことが減り、日常生活でも活動的になることができます。
また、有酸素運動を行うことでコレステロール値を下げることができますので、生活習慣病の予防にもつながります。
消費カロリー以上に体力を奪われますので、エアロビクスを行う前はちゃんと栄養を摂取してから行うようにしましょう。
エアロビクスで得られる効果②
エアロビクスは有酸素運動としての側面が強いようにも思えますが、実は筋肉を鍛える効果もあります。
特に足を動かしての運動が多いことから、下半身の筋肉を中心に鍛えることができます。
下半身の筋肉を鍛えることにより得られるメリットは非常に多くあります。
まず、下半身の筋肉は体の筋肉の中でも特に大きい筋肉であり、鍛えることで代謝をアップさせることができます。
代謝がアップすると、何もしなくても脂肪を燃焼しやすく、また蓄えにくい体質に変わることができます。
さらに、下半身の筋肉を鍛えることにより、年齢を重ねた時にも健康に生活を送ることができます。
人間は加齢により筋肉量が減っていきますが、特に下半身の筋肉の減少により、歩行能力が低下します。
それにより、転倒が増えたり寝たきりになってしまう可能性が上がってしまいます。
健康で長生きするという健康寿命を延ばすためにも、心肺機能とともに下半身の筋肉を鍛えることは非常に重要です。
まだ若い人であっても、今のうちから下半身の筋肉を鍛えておくことは後の人生で必ず役に立ちます。
エアロビクスの頻度はどれくらいにすべきか
エアロビクスの頻度については、目的によって変わってきます。
例えば、運動不足の解消のために行うのであれば、週に1回でも問題ありません。
一方、体力を向上させたい、ダイエットを本格的に行いたいと思うのであれば、週に少なくとも2回は行うようにしたいところです。
ただし、毎日行ったり、2日連続で行うことは避けたほうが良いでしょう。
下半身の筋肉をかなりハードに使うので、疲労が蓄積した状態で行うと、怪我の原因にもなります。
筋肉の成長のためには超回復というものが必要であり、下半身の筋肉のように大きい筋肉の場合、超回復までには3日ほどかかります。
しっかり休んで回復を促し、また次の運動を行うという様な流れにしましょう。
エアロビクスの効果を高めるために
エアロビクスの効果を高めるためには、休養の他にも栄養摂取を大事にするようにしましょう。
特に運動後はプロテインやBCAAを摂取することにより、筋肉の合成が促進されます。
エアロビクスを行う人の場合、女性のケースが多いと思いますが、女性であってもプロテイン(タンパク質)の摂取は大事です。
プロテインによって筋肉の成長も促すことができますので、おすすめです。
まとめ
以上、エアロビクスの消費カロリーや、効果効能について解説してきました。
エアロビクスというと、どうしても敷居が高いようにも思えますが、レベル別でのレッスンもありますので、普段運動の習慣がない人でも、始めることは可能です。
エアロビクスのような有酸素運動を行うことにより、ストレスの解消にもなります。
体と心をリフレッシュさせることで、日常生活にもプラスの効果をもたらしてくれますので、まずは近くでレッスンをやっていないか探してみてはいかがでしょうか。
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