筋トレ、特にジムでの筋トレを行う際には、重量を扱ってのトレーニングがメインになります。その際、扱う重量が増えるほど手や手首にかかる負担は大きくなります。
今回は、筋トレにおいて役に立つアイテムであるグローブおよびリストラップについて解説していきます。
グローブの効用
トレーニンググローブは、主に手の平を保護する目的で使用します。
日々のトレーニングの中で手の平は自然と酷使されていき、気づいたら手の平の皮がボロボロになっていたり、マメができてしまっていることがあります。
手の皮が破れたりマメができるとバーベルやダンベルを持つ際に痛みが生じ、トレーニングに集中できないということがあります。
特にラットプルダウンは高重量を扱うことでより背中の筋肉に刺激を入れることができますが、手が痛いとうまく扱うことができません。
こうした時にグローブを使用することで、痛みを緩和することができます。
さらに、トレーニングを行う際に手に汗をかいてしまうと、上手くバーやダンベルを握ることができなくなり、力が伝わらなかったり、思わぬ怪我の危険性も生じます。
グローブを付けることで滑り止めの代わりにもなりますので、特に汗をかきやすい人にもおすすめです。
グローブの選び方
グローブについては店舗で購入したり、ネットでも購入可能ですが、実際に手にはめて購入することをおすすめします。
SサイズやMサイズという表記があっても、メーカーによってはその大きさも若干異なりますので、注意が必要です。
サイズが大きい分にはそこまで問題はないですが、小さいと手が痛くなったり、また、きつくて血の流れが止まってしまうこともあり、危険です。
価格に関しては無名の安いメーカーは安く、トップブランドのものは高くなります。
グローブを選ぶ際には、やはり名の知れたメーカーのものを購入することをおすすめします。
その理由としては、トップブランドの方が耐久性が高く、素材もしっかりしており、トレーニングをする際に違和感を感じることなく使用できます。具体的にはゴールドジムやアンダーアーマーなどのブランドは耐久性や使用感などが良く、長く使うことができます。
一方で、無名ブランドのものは設計もいい加減で、手にはめるだけで痛みを感じたり、すぐに破けてしまうなどのトラブルが生じやすくなります。最初の投資を惜しんで安いものを買っても結局長く使うことができないということを考えると、少し高価でもいいものを用意しておけば何年も使うことができ、結果的に経済的といえます。
ちなみにグローブを使うトレーニング種目としては基本的に上半身トレーニング全てで役立ちます。
アームカール、ラットプルダウン、ベンチプレスなど、シーンを問わず使えるものですので、この点からも良いものを選ぶようにしましょう。
リストラップについて
次に、リストラップについて紹介します。
リストラップとは、手首を保護し、力をウェイトに伝えやすくする道具になります。
特に高重量を扱うトレーニーにはかなり重宝するアイテムといえます。
使い方としては、手首に巻いて使用しますが、親指のフックがついていますので、まずフックに指をかけ、そこからグルグルと手首に巻いていきます。
しっかり手首を固定することが大事ですが、あまりきつくしすぎないように調節しましょう。
リストラップには長さがあり、基本的には12インチ(約30㎝)と24(約60㎝)インチのものがあります。
長さについては、やはり長いほうがしっかりと手首を保護できるため、価格は高くなりますが、24インチを購入することをおすすめします。
先ほど紹介したグローブ同様、安いものから高いものまでありますが、リストラップについては価格の安いものでも以外と高品質のものが多いです。
Amazonでも多く出品されていますので、レビューを見たうえで購入を決めるといいでしょう。
リストラップが使えるトレーニング種目
リストラップが役に立つ種目は、プレス系の種目が多くなります。
プレス系の種目は、手首にかかる負担が大きく、特に高重量になると手首が安定せず、怪我をしてしまう恐れもあります。手首は一度怪我をすると厄介な箇所で、上半身トレーニングのほとんどに関与する部位ですので、保護することは大事です。
具体的な種目としては、ベンチプレスやショルダープレスのといった種目になります。
特にショルダープレスをダンベルで行う場合には高重量になると安定感を失う場合がありますので、高重量に挑む際には巻いておくことをおすすめします。
ベンチプレスに関しては、リストラップを巻くだけで挙上重量が上がったりもします。
まとめ
以上、筋トレの際に使用するグローブおよびリストラップについて紹介してきました。
グローブに関しては中上級者はもちろんですが、初心者の方でも使用をおすすめできるアイテムです。
初心者の方の場合は手首の皮が薄く、破れやすくなっていますので、そうした時にグローブを使用すると役に立ちます。
手に痛みを感じたり汗でうまくバーを握れないとなるとフォームを崩し、狙った部位に刺激を入れにくくなってしまいます。
今回紹介した内容を参考に、トレーニングアイテムを充実させてみてはいかがでしょうか。
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