飲み物には、カフェインが含まれているものと含まれていないものがありますが・・・そもそもカフェインにはどのような効果があるのか知っていますか?
カフェインが含まれている飲み物は、飲み方を少し工夫するとより効果がアップします。しかし、カフェインは摂りすぎてしまうと副作用が出ることも・・・!?
そこで、カフェインについて詳しくまとめてみました!
- カフェインの効果について
- カフェインの効果的な飲み方
- カフェインの副作用について
- カフェインの適量について
- 含有量の多い・少ない飲み物
まずは、カフェインにはどのような効果があるのか見ていきましょう。
カフェインの効果とは?
カフェインには、このような効果があるといわれています。
- 眠気が覚める(覚醒効果)
- むくみが解消される(利尿作用)
- 頭痛を緩和する(鎮痛作用)
- 体の脂肪を燃やす
- 食べ物が消化しやすくなる
- 疲れを回復する
- 肌のシミ・そばかすを防ぐ
カフェインの効果として特に注目したいのが、眠気が覚める(覚醒効果)です。カフェインを飲むと目がシャキッと覚めるので、仕事や勉強で眠たくなってしまった時に飲む人も多いのではないでしょうか。
また、カフェインは体の脂肪を燃やす効果もありますから、ダイエット中の人にもおすすめです!カフェインの飲み物はただ飲むのではなく、飲み方を少し工夫するとより効果がアップしますよ!
続いて、カフェインの効果的な飲み方について見ていきましょう。
カフェインの効果的な飲み方について
カフェインは、飲んでから効果が表れるまでに少し時間がかかってしまいます。どの位時間がかかるのかというと・・・実は飲み物の温度によって変わるといわれています。
カフェインの効果が表れる時間
- ホット・・・30分後
- アイス・・・1時間後
つまり、なるべく早く効果を得たい場合は、アイスよりホットがおすすめです!しかし、ホットでも効果が表れるまでに30分はかかりますから、より効果をアップするためには、早めに飲むようにしましょう。
ちなみにですが、カフェインの効果の持続時間はこのようになっています。
- 眠気を覚ます(覚醒効果)・・・大体5~7時間
- 体の脂肪を燃やす効果・・・・・大体3時間
カフェインは持続効果が長いので、確実に効果を得たい場合はかなり早めに飲んでおくと良いかもしれませんね!
そんなカフェインですが、飲みすぎてしまうと副作用が出てしまう恐れがあります。続いて、カフェインはどのような副作用が出てしまうのか見ていきましょう。
カフェインの副作用について
カフェインはとても依存性が高く、飲みすぎてしまうと「カフェイン中毒」になってしまうことがあります。カフェイン中毒になってしまうと、主にこのような副作用があるといわれています。
- 不眠症になる(原因:覚醒効果が過剰に働く)
- 胃が痛くなる(原因:胃液が多く分泌される)
- 脱水症状(原因:利尿作用が過剰に働く)
もしカフェイン中毒になってしまった場合、カフェインの血中濃度が薄くなるまで待つしか対処方法がありません。そのため、もしこのような副作用が出ても治るまでに時間がかかってしまいます。もし副作用が出てしまった場合は、なるべく水分を摂るようにすると、カフェインの血中濃度が薄くなりやすいですよ。
ちなみにですが・・・カフェイン中毒は副作用が出るだけではありません。そのままカフェインを摂り続けてしまうと、依存症となり、稀にですが命を落としてしまった症例が報告されています。副作用が出る=カフェイン中毒である可能性が高いため、もし副作用が出た場合はカフェインに依存しすぎていないか考えてみて下さい。
とはいえ、カフェインは体に良い効果がたくさんありますから、カフェイン中毒にならないためにも適量を守ることが大切です!
カフェインの適量とは?
カフェインで良い効果を得ようと思ったら、適量を心がけることがとても大切!カフェインの摂取量は、1日あたり300~400mg以下に抑えるとカフェイン中毒になりにくいですよ。また、妊婦さんは200mg以下に抑えた方が良いのですが、カフェインを摂ると流産しやすくなるため、なるべくカフェインは飲まないようにしましょう。
カフェインの摂取量が1日あたり300~400mg以下というのは、あくまで適量であって実際はもう少し飲んでも大丈夫です。カフェインの許容量は、1日あたり500~1500mgだといわれています。
ただし、許容量いっぱいカフェインを摂ってしまうと、カフェイン中毒の危険性が高まりますから、ほどほどにしておきましょう。もし許容量を基準に摂取量を考える場合は、1回あたり500mg以下に抑えるようにして下さい。
先ほどカフェイン中毒は命を落としてしまう可能性があるといいましたが・・・一体どれ位カフェインを摂ったら危ないと思いますか?
カフェインには致死量が決まっており、200mg/kgで計算することが可能です。たとえば体重が60kgの人の場合は、致死量は12000mg(12g)になります。つまり、よほどカフェインを摂取しない限りは大丈夫だといえるでしょう。
続いて、カフェインの適量を守るためにも、どの飲み物にどれ位カフェインが入っているのか見ていきましょう!
カフェインの含有量の多い・少ない飲み物一覧
まずは、一杯(150ml)あたりのカフェインの含有量の多い飲み物がこちらです。
- 玉露・・・・・・・・・・180mg
- レギュラーコーヒー・・・100ng
- エスプレッソ・・・・・・80mg
- インスタントコーヒー・・70mg
- 抹茶・・・・・・・・・・50mg
- ココア・・・・・・・・・30mg
- 紅茶・・・・・・・・・・30mg
- コーラ・・・・・・・・・35mg
- ほうじ茶・・・・・・・・30mg
- ウーロン茶・・・・・・・30mg
- 番茶・・・・・・・・・・30mg
- 玄米茶・・・・・・・・・15mg
カフェインの含有量は、玉露がダントツで多いことが分かりました。次に多いのがやはりコーヒーで、インスタントよりも焙煎のレギュラーコーヒーの方がカフェインの含有量が多めです。
続いて、一杯(150ml)あたりのカフェインの含有量の少ない飲み物がこちら。
- 麦茶・・・・・・・・・・・・・・0mg
- 杜仲茶(とちゅうちゃ)・・・・・0mg
- ドクダミ茶・・・・・・・・・・・0mg
- タンポポ茶・・・・・・・・・・・0mg
- ルイボスティー・・・・・・・・・0mg
- そば茶・・・・・・・・・・・・・0mg
- ごぼう茶・・・・・・・・・・・・0mg
- 黒豆茶・・・・・・・・・・・・・0mg
- 甜茶(てんちゃ)・・・・・・・・0mg
ノンカフェインの飲み物は意外と多いのですが・・・この中で1番手に入りやすいのは麦茶ではないでしょうか。妊婦さんはなるべく、このようなノンカフェインの飲み物を飲むようにしましょう!
まとめ
- カフェインには眠気を覚ます(覚醒効果)だけではなく、脂肪を燃やす効果もある
- カフェインはホットだと30分、アイスだと1時間経たないと効果が表れない
- カフェインは依存性が強く、飲みすぎると「カフェイン中毒」になることがある
- カフェイン中毒にならないためには、摂取量を1日あたり300~400mgに抑える
- コーヒーよりも玉露の方が、カフェインの含有量が多い
コーヒーが好きな人って、食後や仕事の合間など、1日に何杯も飲みますよね!コーヒーにはカフェインが多く含まれているため、飲む量には気を付けないといけません。でも好きなものを我慢するのって、結構キツくないですか?
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