フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの作品の特徴。代表作おすすめランキング!

出典:[amazon]100% Haydn

今回は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1740~1809)(以下ハイドン)の作品の特徴についてまとめたいと思います。ハイドンは音楽史の中でいうとウォルフガング・アマデウス・モーツァルトと同じ「古典派音楽」に所属します。「古典派音楽」は簡単に言うと今まで通奏低音(低音の上に即興で和音を補いながら伴奏声部を完成させる方法)が使われていたところに代わって機能和声(和声音)が基本となり、ソナタ形式という形式が確立しました。ソナタ形式とは、楽曲の形式の1つで提示部、展開部、再現部の3つで構成されています。また、「交響曲の父」と呼ばれるほど交響曲の作曲は「誰よりも熱がこもっていたのでは?」と考えますよね。

楽曲の特徴


ではここからは詳しくハイドンの作品の特徴について触れてみます。まず特徴の1つとしてハイドンは、無駄のない、少ない音の組み合わせにより醸し出すことが出来るハーモニーを作り出しそれを曲中に用いていることです。実際に弾いてみるとその音同士がお互いを主張することなく合わさって美しく鳴り響き音響効果を作り上げています。

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また、もう1つの最大の特徴と言えるのは、音楽上の発想の豊かさや演劇的な所と言えるでしょう。誰も発想しないようなことをハイドンは次から次へと考えそれを曲中に生かしています。また、具体的に言うと「交響曲第45番 嬰ヘ短調〈告別〉」です。

このころ、ハイドンはエステルハージ家の楽長として勤めていたためなかなか家に帰れない日々が続いていました。そんな時に作曲したのがこの交響曲です。この曲の演出の1部に演奏中に演奏者が次々と席を立ちそのまま退場するという演出があります。その意図としては「休みが欲しい」「家に帰りたい」という願い、要望が込められていると言われています。この姿を見て侯爵も休みを作ったそうですがいくら休みが欲しくても言葉ではなく音楽に要望を込めて演出の1つに組み込んだハイドンは「誰もが想像の付かないことをハイドンは発想した」と言えるでしょう。

では次からはハイドンの代表作おすすめ5選をご紹介したいと思います。

1位「交響曲第94番 ト長調〈驚愕〉」

この曲は、ハイドンが1791年に作曲した交響曲で4楽章から成り立ちます。ハイドンが生涯作曲した作品の中で1番と言っても過言ではないくらい有名な作品の1つです。「驚愕」という名前は、2楽章の静かな演奏の後に急にびっくりするような大音量の和音になるためこのように呼ばれるようになりました。また、この他にも優しい、ゆったりとした場面でトランペットを用いるなど当時は考えられない構成を考えたためともいわれています。また、演奏会で居眠りしている人を起こすためにこの曲を作曲したともいわれています。やはりハイドンは他の人が想像つかないことを発想することが出来る超人ですね。

2位「トランペット協奏曲 変ホ長調」

この曲はトランペットがソロとして吹きオーケストラやピアノがバックとして演奏を支えます。しかし、まだこの時のトランペットは発展途中だったためピストンやバルブといった音を変える機能が備わっていないため息の圧力の変化により音を変えることしかできないため今みたく沢山の音を出すことはできませんでした。しかし、ハイドンの友達のトランペット奏者がフルートのように管に穴をあけてその穴を押えたり外すことにより音を変えることが出来るように改良し、この曲が演奏できるようにしました。

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また、この曲はハイドンが生涯作曲した協奏曲の中で最後の作品となりました。しかし、長い間世の中に出ることはなく1929年になりようやく顔を出すことが出来ました。今となってみたらこの「トランペット協奏曲」はトランペット奏者に限らずとても有名な協奏曲の1つとなりトランペット奏者にとってこの曲は必ず通ると言っても過言ではないほど演奏される曲になりました。

3位「交響曲第45番 嬰ヘ短調〈告別〉」

この曲は、ハイドンがエステルハージ家の楽長として勤めていた際に作曲された曲です。なかなか休みも取れず家に帰ることも難しかったためこの曲に「休みをくれ!家に帰してくれ!」といった侯爵に向けての要望を乗せて届けるために作ったと言われています。ちなみに演出の1つとして演奏中にも関わらず奏者は次々と立ち上がり退場していきます。この姿を見て侯爵は休みを与えたそうです。

4位「弦楽四重奏曲第17番より第2楽章〈セレナーデ〉」

この2楽章は「ハイドンのセレナーデ」と言われるほど親しまれている曲ですが実は最近の研究により実際に作曲したのはハイドンではなくオーストリアの修道士であることが判明しました。どこでハイドンと間違えたまま出版してしまったのかというと、実は修道士が作曲した際に修道士の名前で出版するよりもハイドンの名前で出版した方が売れると考えハイドンの名前を使って出版したと言われています。作曲したのはハイドンではありませんがハイドンの名で一躍有名になったこの曲をおすすめ5選に入れようか迷いましたがご紹介したく入れさせていただきました。

5位「交響曲第44番 ホ短調〈悲しみ〉」

この曲は4楽章で構成されており演奏時間は約20分です。この曲の第3楽章をハイドンはとても好み自分の葬儀の時に「3楽章を演奏してほしい」と頼んだほどこの曲のことを愛していたそうです。実際に1809年に行われたハイドンの追伸演奏会ではこの楽章が演奏されたそうです。そのためこの曲の「悲しみ」という名前の由来はこの出来事からきていると言われています。

まとめ

今回は、ハイドンの音楽の特徴や代表作おすすめ5選をご紹介させていただきました。やはりどの曲にも様々なエピソードが込められておりハイドンは本当に想像豊かでありその発想力を作曲という活動の中で取り入れることが出来るハイドンは強者ですね。

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