発芽玄米ダイエットってどんなダイエット方法?
普段の食事で穀物を食べるというと、やはり白米ですよね。しかし、白米は太りやすいため、ダイエットには不向きです。そこで、その白米を全て玄米に変えるだけで高いダイエット効果が期待できるというのが玄米ダイエットでございます。その理由は、血糖値の上昇が白米よりも緩やかなためです。
この玄米ダイエットは非常にシンプルで、成功しやすいのです。その理由としては、多くのダイエット法は厳しい食事制限があるかと思うのですが、この玄米ダイエットは主食を玄米に変えるだけで、基本食事制限はありません。
いつもと同じ量の食事をしていて大丈夫です。そういった意味からも続けやすく成功しやすいのかもしれません。また、玄米ダイエットは白米を玄米に変えるわけですが、これは個人の好みで、朝だけかえるとか、朝昼だけ玄米にするとかでもいいです。
ただ、完全に玄米に変えてしまえば太りにくい体質を作ることもできますし、美容と健康にもよいのでダイエット以外の成果物も手に入ります。たとえば、亜鉛が豊富なので肌荒れにもオススメです。
玄米ダイエットが効果的な理由
なぜ、白米を玄米に変えるだけでそれほどまでに効果が期待できるのでしょうか?その理由についてまとめてみましたので参考までにご覧ください。
1 食事量を減らせる
玄米は食べたことがある方ならわかるかもしれませんが白米のように柔らかくありません。白米であればほんの少し噛めば口の中で溶け込んでしまいますが、玄米は表面を食物繊維が豊富な胚芽に覆われているため良く噛まないとなかなか飲み込めません。
そのため、玄米を食べると自然に良く噛むため、満腹中枢が刺激されお腹が膨れ始めるのです。結果的にいつもご飯を食べる量よりも少なく抑えることができるのでカロリーもオフになります。
2 基礎代謝が高まる
玄米には、食物繊維、ビタミン、ミネラルといった栄養素が白米よりも断然高いです。そのため摂取することで基礎代謝が上がりますし、また良く噛むことでも基礎代謝を高めることが可能です。
3 高脂肪食品を求めない
高脂肪食品というのは、肉類や乳製品など脂が非常に多い食品のことで、食品の中でも100gあたりの脂肪が多い食品のことを総称して呼ぶ名です。これを摂取すると当然ですがダイエットの妨げになります。
しかし、玄米を食べることで、γ(ガンマ)オリザノールという有効成分が効いてくれて、こういった食品をこういった食材を避けて、結果的に摂取カロリーを抑えることができます。
これは、人間の実験ではまだ未検証ですが、マウスの実験では明らかになっております。γ(ガンマ)オリザノールの効果は、脳視床下部に直接働きかけ、ストレスを軽減したり、自律神経失調症に効果を発揮してくれます。
その結果、高脂肪食品といった食品の摂取を抑えますので摂取カロリーも減らすことができます。ただ、悪魔でもこれはマウスの実験結果なので人間ではどうなのかは不明です。もし、これが人間にも有効であるのであれば、玄米は優秀なダイエット食品といえます。
玄米ダイエットのリスクとは?
健康に良いといわれている玄米。それはダイエットにも有効とされていますが、摂取するにあたり幾つか注意しておかなくてはいけないことがございますので説明させていただきます。
1 消化不良を起こす
玄米は白米と比較すると非常に消化の悪い食品です。ですからゆっくりと噛みしめて食べる必要があるのです。良く噛まずに食べてしまうと、胃や腸に負担をかけたり、胃で消化しきれず、腸で腐敗を起こしてしまい、便秘を起こすなど逆に健康への悪影響になりかねません。
もし、胃が悪いとか胃腸の調子が悪いという場合は、玄米を消化しきれない可能性もございますので、そういった場合は白米で調子を整えてから玄米にすると良いでしょう。
それか、いきなり玄米中心の食生活に切り替えるのではなく、白米に雑穀枚として玄米や、アマランサス、きび、あわを混ぜるといった食事から徐々に玄米に切り替え、玄米でも消化良くいただけるように、雑炊にして食べるなどの工夫を凝らせば良いかと思います。
2 フィチン酸
これは、解毒作用が非常に高い優秀な栄養素です。体内に蓄積された有害物質を排出する点では素晴らしいのですが、同時に必要なミネラルも輩出してしまいます。ただ、玄米を常食しているからといって、他に野菜や果物もしっかりと摂取していればまずミネラル不足になるとは考えにくいので心配は無いかと思います。
そして、いくら玄米食にしているからといって、お酒を大量に飲んだり、太りやすいものをがぶがぶ食べていては、痩せるに痩せられないです。悪魔でも玄米はサポーターです。
痩せやすい環境を作りますが、基本となる食事がしっかりとできていないとなかなか痩せるのは難しい話しです。ただ、普段の食事を白米から玄米に切り替えるだけでそれなりの効果は得られるかと思います。
例えば、玄米は良く噛む必要があるのでそう言う意味から食事量も抑えられます。そこから、また食事を変えていけば、ゆっくりとゆっくりとダイエット効果を得ることができます。即効性のある方法ではございませんが、手軽の取り組めて挫折のしにくい方法なのでオススメします。
3 アブシン酸
実は、玄米は体に良いとはいわれるものの、アブシン酸という毒が含まれています。これをとらない限り他にいくら凄い健康成分が含まれていてもただの毒です。ですから、これまで説明して期待させて大変申し訳ございませんが、そのまま食べるのはただ毒を食べるのと一緒ですのでやめましょう。
このアブシン酸というのは、ミトコンドリアという細胞の小胞器官へダメージを与え、低体温、不妊、そして癌、しまいには体内酵素全てに影響を与えてしまいます。つまり、玄米の毒は強力で他に色々なビタミンなどを摂取してもそれをダメにしてしまうことも…
その結果、免疫力が低下し、毎日玄米を食べているのに風邪をひきやすかったり、逆に病気にかかったりします。玄米を食べた後なんだか眠気に襲われるとか疲れやすくなるとか、その原因はアブシン酸にあるのです。
ダイエットのために玄米を摂取しても、代謝を下げるので太りやすくなりますし、さらには、老化も促進します。しかし、逆にいえば、このアブシン酸を取り除くことができれば、玄米はダイエットにも良いですし、美容健康にも良いわけです。
発芽玄米のレシピ!ダイエットや健康に活用しましょう。
アブシン酸を取り除くには、「前煎りする」「発芽玄米にする」と、この二通りのパターンがございます。しかし、オススメなのはやはり発芽玄米にすることです。
その理由は、前煎りしてしまうと、ぱさぱさなお米になってなかなか食べられるものではありません。逆に、発芽玄米にすれば、水分もしっかりと浸透され、柔らかく美味しいお米が出来上がります。そのレシピについてお伝えいたしますね。
発芽玄米の作り方
1 玄米を使用する量だけ準備する
2 お鍋に玄米のぬるま湯を入れる(35℃程度)
3 ぬるま湯の高さは玄米がかぶる程度
4 4~5時間おきに水を代えて1日~2日程度待つ
発芽玄米のレシピ
発芽玄米が完成しましたら普通に発芽玄米を炊飯器もしくは、お鍋でたいていきましょう。アマランサス、キビ、アワなどの雑穀を入れるとさらに栄養価が増すと同時に、持ちもとになりとても食べやすくなります。
玄米を食べる時は必ず毒抜きを行ってから食べるようにしましょう。それをカレーやシチューにしてみるのも美味しいです!また、予め発芽玄米を作っておいて、冷凍庫に1週間分ほどをストックしておくとすぐに食べられますし、1週間に1回だけ発芽玄米を作る作業を行えばよいので効率的です。
発芽玄米は色々なメーカーから出ていますが、ファンケルからお試しセットが出ています。手軽な価格ですので、是非チェックしてみてください。
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