ヒアルロン酸は話題になっていますね。その保湿力から美容、関節への健康にも期待されています。美容外科で注入を行うことができますし、最近では低分子で吸収率の高いものがサプリメントとして販売されていますので比較的手軽に購入できます。
そして、最近は、スーパーヒアルロン酸というものが世に出回り始めました。ヒアルロン酸がグレードアップしてスーパーヒアルロン酸?ということは、ヒアルロン酸よりも効果が高いのでしょうか。
はい。このスーパーヒアルロン酸というのは、通常のヒアルロン酸と比較して2倍の保湿力と水分保持力を持った優れものです。本来の学名はアセチル化ヒアルロン酸ナトリウムというのですが、一般的にこれをスーパーヒアルロン酸と呼んでいます。
ヒアルロン酸よりもずいぶん粘性が低くさらりとしているのにもかかわらず、角質内の水分保持力のレベルが一段階も二段階も上なのです。ですから、スーパーヒアルロン酸という名前で呼ばれているのですね。では、その、ヒアルロン酸よりも、凄い!凄い!というスーパーヒアルロン酸性の効果や特徴について触れてみたいと思います。
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スーパーヒアルロン酸の特徴について
もともとは、化粧品メーカーが十分に水分保持力があるヒアルロン酸にさらに水分保持力を加えようと開発してできたものが、スーパーヒアルロン酸です。正式名称はアセチル化ヒアルロン酸ナトリウムで、特徴としてはこのようなものがあります。
親油性
親油性、文字のごとく、油と非常に相性が良いのです。ですから、自然と肌の皮脂ともなじみやすい性質を持っています。このことから、肌の中に長時間水分を保持することができます。ですから、水分を角質に多く含ませることができ、ガサガサにうるおいを与え柔らかくすることができます。個のように親油性があることから、肌への水分保湿力となじみの高さがスーパーヒアルロン酸の一つの特徴であります。そして…
親水性と疎水性
ヒアルロン酸には原子の集団の水酸基というものがございます。これをアセチル基と呼ばれる別なものへ変えるとスーパーヒアルロン酸になるのです。一部分がアセチル基に変わることで、親水性つまり水に溶けやすい性質と、もとからある疎水性という水に溶けにくい二つの性質を兼ね備えることができます。一見すると全て、親水性にすれば良いかとも思われますが、あえて、疎水性を持つことで、空気中の湿気に関係なく肌の水分量を一定にキープすることができるのです。
スーパーヒアルロン酸、その凄い効果とは?
通常のヒアルロン酸に比べ二倍の保湿力があるということからも実際にお肌に使用してみると、保湿性、吸水性が高く、肌がぷるんぷるんと潤ってくれます。その仕組みは、まず、肌にアセチル基がとどまること。そして、分子量が非常に小さく、その大きさは1万~10万という大きさです。よって、浸透率に優れ、角質層の奥深くまで行き届きます。
通常のヒアルロン酸でも非常に効果が期待できると言われているのに、それ以上の効果が期待できるスーパーヒアルロン酸ジェルやローションを購入する場合、パッケージに、アセチルヒアルロン酸Naと記載されているものを使用してみてください。そこで美容効果を実感できるかと思います。
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