チョコレートでニキビの予防対策?美肌効果が本当に凄い!

チョコレートってどんなイメージがあります?多分甘くておいしいとか、あのカカオ豆と甘さがとてもマッチしていて美味しいとかそんなイメージを持たれているかもしれませんね。

そんなチョコレート、ニキビの原因になるからあまり食べない方が良いと思われる方もいらっしゃるのですが、実は逆にお肌を強くする効果があるのです。今回はチョコレートの美肌効果がどれだけ凄いものなのかお話ししてみたいと思います。

チョコレートは発酵食品だった。

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さて、そもそもチョコレートとはどのようにして製造されているのかわかりますか?自宅でオリジナルチョコレートを作るといいましても、既存のチョコレートを購入してきて、それを細かく切り刻み、湯せんで溶かして、形に流し込み、冷蔵庫で冷やし、別な形に変えるだけではないでしょうか?

もちろん、味付けは行うという方もいらっしゃるかと思いますが、実はチョコレートってそんな簡単なものではないのです。実はカカオには種だけではなく果実もございまして、その両者を同時に発酵させたものがチョコレートなのです。
発酵させ、独自の製法で乾燥させたものを固めたものがチョコレートとして販売されています。これを、もし仮に発酵を行わず、乾燥させ固めるとなると、チョコレートの濃厚な風味が無く、淡白な味になってしまうから発酵は必須なのだそうです。

チョコレートの美肌効果が凄すぎる!

紫外線を気にせず浴びるというのは、もはや、お肌の劣化を許しているも同然なので美肌を意識するのであれば絶対にやめていただきたい行為なのですが、日焼け止めクリームを塗るなど気を使っていても、全く防ぐというのはおそらく不可能な話しです。

また、日によっては、朝は忙しくバタバタしてしまい、クリームを塗らずに家を出てしまうなんてこともございませんか?そこで、チョコレートです。チョコレートはある程度であれば紫外線で受けたダメージを修復することができます。

実は、カカオポリフェノールには、皮膚の炎症をおさせたり、保湿力のアップ、肌のキメを整える、肌の血行を促進しますので、ターンオーバーにも有効で、損傷した肌細胞の修復を行ってくれるのです。つまりは、ニキビの予防、改善にも有効です。
その上、カカオに沢山含まれているミネラルの1つでもある亜鉛は、細胞を作る上で必要でありますし、それ自体にも細胞の修復効果がありますので色々な意味でチョコレートはお肌を強化する上で強い味方です。

沢山の栄養素がたっぷりと詰まっている

カカオには、ポリフェノールの他、テオブロミン、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。

ポリフェノール

一般的に、ポリフェノールには活性酸素を除去する効果がありますので、お肌のシミ、しわ、たるみ、くすみ、乾燥肌に有効です。

また、活性酸素の大量生成は細胞を破壊することにもなりますので、がんや生活習慣病も招きます。その予防としてもオススメな栄養成分なのですが、カカオポリフェノールは抗酸化効果に置いてはポリフェノールの中ではトップクラスに入りまして、それは、赤ワインの2倍の量といわれています。

具体的には、赤ワインのポリフェノールは100ml当たり200mgです。それに対しチョコレートは、ものによりますが、ブラックチョコレートの場合は、1枚(70g)におよそ1100mg含有されていますので、5倍以上もありますね。
チョコレートによっては、2000mgも含まれておりますので、もしポリフェノールを沢山摂取したいのであれば、明治ポリフェノール効果86%、99%といった健康志向向けに販売されたものを食べるとより効果的です。

テオブロミン

こちらは、チョコレートの苦味成分で、血行を促進し冷え性、肩コリなどの血行不良が原因で生じる疾病を改善したり、水分の停滞で生じるむくみの改善も行います。
カフェインにも血行促進効果はありますが、覚醒作用がございます。しかし、テオブロミンの場合は、血行促進の他、脳への刺激を行い、リラックス効果の高いセロトニンの分泌を促しますので、リラックスしつつ、血行を促進できますので体にも負担が少なくてすみます。

食物繊維

カカオ由来の食物繊維は、不溶性の食物繊維であるリグニンです。便秘の解消に有効で、腸内環境もよくしてくれますので、臭いおならが出にくくなります。最近便秘で悩んでいる方にはオススメです。

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カカオバター

カカオに含まれている植物性の油ですが、中性脂肪やコレステロール値を減らす効果があります。その上、脂肪分は体に吸収されにくいという特徴がございますのでダイエットにも有効です。

ミネラル(カリウム・銅・亜鉛・鉄)

  • カリウム 過剰摂取したナトリウムの排出
  • 銅 骨や血管の強化、鉄の働きを助ける
  • 亜鉛 たんぱく質の合成、酵素を作る、味覚や嗅覚の正常化
  • 鉄 貧血予防、赤血球のヘモグロビンの材料

といったミネラルだけでも4種類のものを摂取することができます。それに、これら4つの中でも亜鉛は日常で中々摂取することが難しいミネラルともいえますので、是非摂取していただきたい食品です。

ビタミン(ビタミンC、E、βカロテン)

  • ビタミンC 抗酸化効果、美白効果、粘膜を作る
  • ビタミンE 抗酸化効果、血管の健康促進、血流のを良くする、抗がん作用、コレステロール値を下げる
  • βカロテン 粘膜の健康、美肌効果、がん予防、体の成長促進、黄斑変性症の予防、夜盲症の予防改善

など、ビタミンだけでもこれだけの効果を得ることができます。特にポイントとしては、水溶性のビタミンCと、脂溶性のビタミンCの二つが含有されていることです。

この二つはいずれも抗酸化作用が高いのですが同時摂取でお互い助け合うことができますので、それが可能なチョコレートはうれしいですよね。

いっぱい食べれば良いものなのでしょうか?

これだけ効果があると聞くと、チョコレートをついつい食べたくなるのではないでしょうか?もちろん、それは違います。チョコレートにはこれだけ高い栄養価がございます。

しかし、同時に、砂糖や、脂質も沢山含んでいるため、食べ過ぎるとニキビや肌荒れを起こしたり、太ってしまうなどの、美肌や健康を目的としている人にとっては都合が悪いものになってしまいます。

もちろん、チョコレートの中にも様々なものがあります。砂糖や脂質を避けるのであれば、カカオマスと記載されたものや、明治ポリフェノール効果、ビター、など砂糖や脂質が少ないものを選びましょう。
それをするだけでニキビや肌荒れを避けることができます。ただ、とはいいましても、やはり食べ過ぎはいけません。理由としては、いくら甘くないチョコレートでも、カフェイン、テオブロミンが含まれています。

ましてや、高濃度のカカオ豆ですと、その量も沢山含まれていますので、カフェインで胃を痛めたり、覚醒状態を招いたり副作用も懸念されます。特に、妊娠中の方やお子さん、お年寄りは注意しましょう。
目安としては、25~50g程度に抑えておきましょう。板チョコ場合は、1/4~1/2枚にしておきましょう。何でもそうですが、いくら健康に効く食べ物でもやはり食べ過ぎてしまっては体を壊してしまいます。目安をしっかりと守り、チョコレートで美肌を作りましょう。

参考文献)

高カカオをうたったチョコレート(結果報告)(PDF)

チョコレート摂取による健康効果に関する実証実験

カカオポリフェノールに関する包括的研究(PDF)

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