自分を考えてもそうですが、子どもの頃は好きな野菜、嫌いな野菜がはっきりしていました。嫌いと言ったら全く食べない、なので野菜嫌いの子どもの気持ちもよくわかるのですよね。今の方が野菜嫌いの克服法はネットの普及と共に多々あります。今回は、子どもの野菜嫌いの克服法について取りあげます。偏食を防ぐ方法はどういうものがあるのか、見てまいりましょう。
子どもの野菜嫌いの克服法
無理に食べさせないこと
大事なことは、先ずは無理に食べさせないことです。子どもの頃の無理強いはトラウマになるくらいの衝撃的な出来事となります。大人になってもその時のことをよく覚えていて、野菜嫌いのままだったりします。それは避けたいですよね。
何が嫌いなのかを知ること
野菜の中でどうしても受け付けないというのは、何の原因があるのかを知ることも大事です。野菜の苦みがイヤなのか、形からがイヤなのか、ニオイがイヤなのか、何かしらあると思いますので、お子さんと野菜談義をしてみましょう。そして、いろいろ話をする中で野菜を食べることの大切さをわかりやすく話しましょう。
体に良いんだから、健康のためなんだからと言っても子どもはピンときませんね。例えばですが、あんぱんまんの中に出てくる野菜たちを話の中に入れるとか、野菜の絵本によって、常に野菜の良さを意識させるような環境にするなどです。
もしも時間がある時は、一緒に野菜を育ててみるというのもおすすめですね。トマトやキュウリという育てやすく、経過もわかりやすい、出来た時に喜びになる、そういう野菜を選びましょう。菜園にする必要はありません。場所も取らず、手入れがしやすいブランターなどで楽しく、野菜を育てましょう。
野菜の原型を崩すこと
次は、調理法の工夫のお話です。嫌いな野菜が入っている、というだけでもう見向きもしないということは多々あると思います。サラダを作るとしても究極の方法としてはすりおろすという手があります。玉ねぎもにんじんもそうすれば形もわかりませんし、ニオイも感じません。野菜嫌いの克服はママ次第というフレーズがありましたが、その通りですね。ママは大変ですがお子さんの栄養バランスのためにも、料理を工夫して自然と野菜は摂れてるという風にしていきましょう。
また、今は野菜のチップスなんていうおやつもあります。子どもが好きそうな味付けがされてます。もちろん野菜を使ったママの手作りパウンドケーキやクッキーなどが出来るならばそれが一番良い方法だとも負います。ママが作ってくれたって喜んで食べてくれるのではないでしょうか。その時、野菜の姿は見せないようにしましょうね。
ご家庭でも野菜の素焼きにして塩かバター醤油などをつけて食べるのも良いかも知れません。今、野菜が高騰しているので家の近くに安く野菜が手に入ればご家庭で野菜チップスにして、どうにも高くて・・・というご家庭はおやつの野菜チップスを買われることをおすすめします。
偏食を防ぐ方法は?
やっぱり一緒に買い物に行ったり、料理を作ったり、料理の盛り付けをしたりすると偏食を防ぐことが出来ます。ママだけでひっそりと孤独に料理するよりも、皆でワイワイとする方が楽しいですよね。ママにとっても、お子さんにとっても良い相乗効果が生まれると思うのです。その時に必ずしてほしいことは、お子さんを褒めることです。
お買い物で野菜選べたねとか、手伝ってくれた料理は美味しいねとか、盛り付けが可愛いねとか、ちょっとしたことで良いのでその都度褒めるようにします。野菜をお子さんが食べたらばそれだけで一言褒めるということ、これは本当に大事です。良い言葉が飛び交う家族の会話は、それだけで幸せな気分になれて好きや嫌いを超越した空間になれること間違いなしです。
あとがき
こんなに偏食して将来大丈夫かしら!?と悩まれる方は多いかも知れませんが、大丈夫と思う気持ちも大切なことだと思うのです。どうしてよ!という言葉、態度が子どもには伝わるものです。悩むよりも料理の工夫をしたり、一緒になっていろいろなことをしてみたり、そうすることで自然とあら?何でも食べれるようになったの?と驚くかも知れません。日々、楽しくお子さんと一緒にチャレンジですね。
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