子供が受験生!中学・高校・大学別親として出来ることは?

受験生やその親御さんにとって、年末が近づき益々受験モードが高まる追い込みの季節となりました。今回は中学・高校・大学受験、それぞれ別に親としてどうあるべきかという視点からポイントをご紹介したいと思います。

中学受験は?

中学受験はする家としない家があると思います。子供の意思ですると決めたら、親としては以下に留意しましょう。

<テレビやゲーム環境>

先ず、受験時にはなるべくテレビを見ない、ゲームをしないというのが鉄則です。今やゲーム業界の発展は目覚ましいもので、昔の人間にはびっくりポンです。中々止めれないところを受験体制に入りましたら親が管理するようにした方が良いようです。するならば時間をきちんと決めて遊び過ぎないようにしましょう。

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<“勉強しなさい”の嵐>

毎日、本当に勉強出来ているのかは親として気になるところではありますが、「勉強したの?」と言い続けることは逆効果です。「だからだめなのよ」などのマイナス言葉も同じです。愛ある言葉はビタミンですから「頑張ってるね」などプラスの言葉、褒め言葉をかけてあげましょう。

<友達との比較>

よくある話ですが、どうしても他所の子が良く見えるんですよね。「○ちゃんはあんなに出来るのに・・・」それを本人の前で口にしてしまう所がNGです。友達は友達、我が子は我が子と親の方が気にしないこと。

<話に耳を傾ける>

親が忙しさゆえに子どもの話を聞かないというのもよく聞くと思います。これは一番気をつけることですね。自分で時間を見つけて子どもと向き合って話を聞くことが大事です。子どもとの時間はこの“時”しかないのです。しっかりと何でも話し合える環境を整えてあげるのは、親の役目ではないかなと思います。

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高校受験は?

環境作りとしては中学受験と変わりはありません。模擬試験などが増えるかなと思いますので、その点数を気にしないようにすることが大事です。中々言うは易く行うは難しではありますが、親が輪をかけて偏差値や点数を口にすることはやる気スイッチをオフにさせ兼ねません。よくよく気をつけて言葉を選びましょう。

なるべくプレッシャーをかけないで「なるようになる」ぐらいの気持ちを親が持つと言うこと。親に出来ることは家庭を安らぎの場所、温かい場所に整えることです。見える形だと今の子は“ウザイ”となるかも知れませんので、見えない部分で愛情をかけることは子どもに通じていくはずです。

大学受験は?

ここまで来ましたら、お子さんを信じる、この心が大事となりますね。精神面で支えることがより重要となります。大人の一歩手前となり、より言葉には気をつけなければなりません。ですが、表立っていかにも気をつけてますでは余計にプレッシャーを与えることとなりますし、難しいところですね。

大学受験はこれまで小中高としてきたことの集大成とも言えますので、親御さんもこれまで以上に力が入ります。受験戦争という名の如く、戦いとなりますので、親は子どもと共に戦う友ですよね。付かず離れ合うと言う絶妙のバランスを保つことが大事です。前記のお子さんを信じることを根本として、体調を整えてあげること、これは肉体的にも精神的にもということで支えていくのです。

中学受験と同じことは、成績のことは口にしないということです。些細な言葉、態度が子どもに負担をかけてしまうことが・・・。過度な神経の遣い方も敏感に察知して負担となりますので、この点ご両親は大変だと思いますが、この“時期”しかないんだと覚悟を決めて親も戦いですから。

あとがき

兎に角に受験生に対して腫れ物に触るような接し方になってしまうご家庭は多いと思いますが、これは禁物です。今まで書きました通り、バランスを保つことは難しいことですが、親も受験まであと1年という時からとか時期を決めて受験モード全開にしましょう!共に戦いましょう!

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