今回は日本の国の借金についてです。今一体どの位に膨れ上がっているのか、その原因は何が考えられるのか、この先どうなるのか、多角的に考えてみます。
国の借金はどのくらい?
2015年3月末時点で国の借金は1053兆3572億円となっています。
国民1人当たり約830万円と言われています。前年度と比べると28兆4003億円増加しています。
麻 生太郎さんの言葉から紐解いてみますね。帳簿を考えた時に借り方と貸し方の2つがあります。お金を借りているのは政府です。100借りていれば必ず100 貸している人がいます。ここは必ず揃わなければおかしいですよね。では誰が貸しているのか!?それは国民が貸している、つまり貸付金が起きているというこ とです。
マスコミが「子供から孫まで1人約830万の借金が・・・」と騒ぎますけどこれって違うよねっていつも疑問だったんです。少し納得出来たんですけど、皆さんはいかがですか?
国の借金の原因は?
よ く言われるのがバブル崩壊後の長期にわたる景気低迷で税収減となり、一方高齢化で社会保障費が増え続けたのが原因というもの。国の年間支出額は約90兆 円。この20年で約20兆円増となってます。お年寄りが増えたため年金・医療が納める保険料で賄えなくなり、国の予算が年30兆円程度負担していると。
国の税収が約40兆円に留まってます。所得税は30年前と比べてほぼ半減し、法人税も収益悪化でピーク時のほぼ半分。税収はどんどん下がっているのは事実でしょう。ですけどいつから言ってます!?もう大分前じゃないですか?
全く手を打ってこなかったのは政府ですよ。高齢化社会も予測できたはず、少子化問題も同時に議論されるのは当然ですよ。
国の今後は?
消 費税増税はもう決まってますけど、これも他国がどうだからって関係ないんですよ。日本は本当は消費税0%でも良かったのではないかと思ってます。プライマ リーバランス(基礎的財政収支)、収入と支出のバランスのことですが、消費税を上げたとて借金は増え続けるに決まってますよ。3%にして5%にしてどうな りましたか?とお偉い方々に問いたい!その1つ1つを責任の所在から徹底的に追求していく、これがまた野党もしてないですよね。言うは易くですけど、野党 の役割が全く果たせていない昨今です。
1つの策としてですが、国が持っている資産を売却したらいいのでは?
売れるものが少な いという財務省の見解はいかがなものかと思いますよ。本当?って信用ないですからね。本気で日本の借金を減らそうと考えるのならば本気を見せてくれないと 国民は納得出来ませんよ。公共施設の運営を民間へ移行する。話はよく出ますけど囲んでる人がいるんだろうなと勘繰ります。
まとめ
結 論として、消費税を上げても歳費を増やしたらエンドレスに借金は減る訳がないです。この今が政治の勝負期ですよ。ここで本気で国を変えようとすれば明るい 未来も夢ではないと思います。国の借金をきっちり減らすような政策を実行出来ているかどうか政府をチェックするとともに、もっとよい政策を打ち出している 政党や政治家を支持することで、社会を変えていくしかないんでしょうね。今後の動きを要チェックです。
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