出典:北海道大学総合博物館
最近、図鑑に出てくる恐竜の姿がどんどん変わっているそうです。それは、発掘技術の発展などで新たにわかることが多く、それを反映しているからで す。その新しい発見は、世界の恐竜学者が日々切磋琢磨して発掘作業をしているのですが、世界的に成果を挙げている日本人がいます。それが、今回プロフェッ ショナル 仕事の流儀で紹介される小林快次さん。今日は小林さんについて調べてみました。
プロフィール
恐竜学者。古脊椎動物学研究者。現在、北海道大学総合博物館准教授。
中学1年生で化石に出会って以来、毎日のように化石を採集する日々を過ごす。その後、横浜国立大学に入学するも、1年も経たずに渡米。ワイオミング州にあ るワイオミング大学地質地学物理学科に入学し、飛び級で学士優秀賞を取得。卒業後はテキサス州に戻り、ダラスにあるサザンメソジスト大学の大学院に進学、 日本人で初めて恐竜の博士号を取得。出典:http://www.bs4.jp/koji/onair/58.html
出 身は福井県福井市生まれです。高校は調べましたが、わかりませんでした。高校卒業まで福井県にいらっしゃったということと、大学で高偏差値の横浜国立大に 進学されていることを考えると、藤島高校か高志高校などの古くからある進学校出身なのかなと推測します。全くわかりませんが。結婚しているかどうかの情報 もみつかりませんでした。
また、化石にハマったきっかけは、理科クラブの一環で初めてアンモナイトの化石を取りに行ったときに、自分だけが見つけられなかったのがくやしくてはまったそうです。
その凄さは?
小林さんは貴重な化石を見つけ出す卓越した能力で、“ファルコンズ・アイ”=「ハヤブサの目」を持つ男と呼ばれています。その仕事ぶりは世界的にも評価されていて、恐竜研究のバイブル「Dinosauria」の一部を、日本人で唯一執筆しました。
また、アメリカ専門誌にて「世界をリードする33人の古生物学者」として紹介されています。
現在は謎の恐竜の解明、恐竜から鳥への進化過程、恐竜を含む爬虫類の子育ての進化をテーマにしているそうです。
また、最近は発掘作業と並行して、各種メディアへの出演や講演、子供電話相談など啓蒙活動にも積極的です。恐竜自身の研究のみならず、恐竜を観光資源として活かす可能性などにも言及しており、単なる学者の枠を超えた発信力を持っておられます。
「穂 別の恐竜化石はダイヤの原石。いかに磨いて活用するかで、とんでもないものに化ける」と言い、全身骨格そのものが持つ資産的価値、恐竜を通して子ども たちの学びに生かす教育的価値、グッズやレプリカを町民の手で作って売り込むといった広報・産業的価値の三つをもたらす可能性に触れた。「息長く続けるた めには、町民の力がないと無理。みんなで盛り上げていってブランド化できれば」と話していた。
出典:http://www.tomamin.co.jp/20150121175
著書は?
恐竜に関する様々な著作があります。子供だけでなく大人の知的好奇心を満たしてくれるような内容だと思いますので、興味のある方は一読の価値アリだと思います。
まとめ
小 林さんの場合は幼少期の時に、恐竜の化石で有名な福井県で育ったことが、あとの進路を決める決定的な要因だったのでしょうね。そういう意味で幼少期の体験 は大変重要なんだなと感じました。発掘のため、海外が長いとは思いますが、啓もう活動も併せて頑張って欲しいです。今後に期待しています!
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