防災プロデューサー永田宏和のプロフィール。防災教育の極意は。

出典:イザ!カエルキャラバンHP

東日本大震災から間もなく4年が経ちますが、被災地のことや自身の住んでいる地域や勤務先などでの防災について考える機会が減ってきてしまっている を感じます。震災を風化させないため、または今後起こり得る災害への備えについて啓蒙活動が必要だと思いますが、なかなか継続的な活動が難しいですよね。 そんな中、防災教育の分野のおいてユニークかつ効果的な方法で成果を上げられている方がいらっしゃいます。防災プロデューサーの永田宏和さんという方で す。今回、情熱大陸に取り上げられるとのことで、どんな方か調べてみました。

プロフィール

永田宏和 (ながた・ひろかず)
1968年兵庫県西宮市出身。大阪大学大学院修了後、
株式会社竹中工務店を経てまちづくり、建築、アートの企画・プロデュース会社「iop都市文化創造研究所」を設立。
2005年阪神・淡路大震災10周年事業で、防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」を開発。
NPO法人プラス・アーツ設立後、全国で展開。
2007年よりインドネシア、中米にもその活動を広げている。
『第6回21世紀のまちづくり賞・社会活動賞』受賞、
『第14回防災まちづくり大賞消防科学センター理事長賞』受賞

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出典:http://www.daiwalifenext.co.jp/tips/science/interview/06.html

ユニークな防災訓練「イザ!カエルキャラバン!」とは?

永田さんですが、建築アートの力をプラスして防災や教育、街づくりを考えるNPO法人プラス・アーツを立ち上げられます。プラス・アーツの理念をHPより引用させていただきます。

NPO法人プラス・アーツ-About-us

建 築・アート系の方だからこそできるアプローチなんでしょうね。で、防災ゲームや書籍などの販売もされています。が、世の中的にこのNPOの名を知らしめた 取り組みは、「イザ!カエルキャラバン!」という防災教育イベントです。どんなものかというと、同NPOのHPより引用させていただきます。

子 どもたちや若い親子を対象に、震災時に必要な「技」や「知識」を身につけてもらう新しい防災訓練のシステム。美術家・藤浩志が全国で展開するおもちゃの 物々交換プログラム「かえっこバザール」のシステムと、ゲーム感覚で楽しみながら消火・救出・救護などの知恵や技を学べる「防災訓練プログラム」を組み合 わせたプログラムです。

要は子供のおもちゃ交換をフックにして、その親や家族にも防災訓練に参加してもらうとい う感じでしょうか。で、このプログラムは、阪神・淡路大震災10周年事業として採用され、20万人以上が参加し、世界13か国でも行われているそうです。 全国津々浦々で定着してるようです。イベント名で検索すると色々な地域や団体でイベント開催やレポートが表示されます。

神戸から全国へ! かつてない防災イベント「イザ!カエルキャラバン!」

★今年度最後の「イザ!カエルキャラバン!」★

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出典:http://www.plus-arts.net/?p=845

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防災訓練というと単にやらされるだけというイメージがあると思いますが、カエルの的あてを消火器で行うなど、ゲーム性を持たせながら、実際の防災グッズの使い方を学べるようになっているようです。永田さん曰く、

当初開発に関わった学生や大学院生が、防災に関する論文や被災者の手記を読み、被災体験者への聞き取りを行うなど、入念な調査をした上で練り上げたプログラムになっている

とのこと。また、それぞれの国や地域の実情に応じてアレンジが加えられて、イベントが自発的に育ってくることも個人的には面白いなと思いました。

「イザ!カエルキャラバン!」をはじめられたきっかけとは?

拠点が神戸ということで、ピンと来る方も多いと思いますが、永田さんも阪神・淡路大震災を経験されています。「イザ・カエルキャラバン!」を始める前はどのようなことをされていたのかがインタビューになっていましたので、引用させていただきます。

原点は1995年に起きた阪神淡路大震災でした。ふるさとの西宮も壊滅的な被害を受けました。私も復興に尽力したいという思いは大きかったものの、当時はゼネコンに勤めていたので「会社員」という立場上、思うように活動することができませんでした。

そのときの「やりきれなかった思い」がずっと自分の中にはありました。数年後、ゼネコンを辞め、子ども向けのアートプログラムを作ったり、まちづくりのサポートを行う企画プロデュース会社を立ち上げ、活動していました。

出典:http://stand-by.jp/2012/10/09/plus-arts_nagatahirokazu/

で、「イザ!カエルキャラバン!」ができるきっかけは以下のようです。

そして、震災からちょうど10年経った2005年に、神戸市から今までの仕事を評価され「次世代を担う子ども達に震災で学んだことを伝える」というプログラムを企画、実施して欲しいとの依頼がきました。

震災に対してずっと「やりきれなかった思い」があったので、このような形で震災関連の仕事が来るのは巡り合わせなのかと思いました。プログラムを作っている最中から教訓を学ぶのは神戸だけでなく全国もそうでないかと考えていました。

出典:http://stand-by.jp/2012/10/09/plus-arts_nagatahirokazu/

そのプログラムに至る過程に必然性を感じますよね。

「イザ!カエルキャラバン!」の今後にも期待!

防災という少し敬遠されがちな取り組みを、日常に溶け込ませたいという永田さんの取り組みが浸透してほしいと思うとともに、私たちも防災意識を常に日常に寄り添わせていかないといけないと思いました。今後のこのプロジェクトに期待しています!

イザ!カエルキャラバンHP

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