さて、亜麻仁油(アマニアブラ)はご存知でしょうか?名前の通り、「アマ」と呼ばれる植物から抽出した油でありましてその美容健康効果はとても高く、
蛯原英里さん、安めぐみさん、小原正子さん、永作弘美さん、おぐねーさん、君島十和子さん、青木さやかさん、平子理沙さん、岩井志摩子さん、などが愛用していることで知られています。
カロリーも100gあたり884kcalと通常のオイルと比べると若干低い印象です。そして、他の油とは異なるところは水溶性の油であるというところなのです。
ですから、水性インクや塗料の原料としても使われているのです。では、今回はそんな亜麻仁油のダイエット効果や健康的な効能などを解説していきたいと思います。
亜麻仁油で得られる7つの効果効能とは?
亜麻仁油の健康成分といえば、α-リノレン酸、食物繊維、リグナンです。これらが効能を発揮することで生活習慣病の予防や、痴呆の防止、アレルギーの予防などあらゆる健康効果が期待できます。
血行状態を良好にする
私たち人間は日ごろからの食生活の乱れや生活習慣に問題があると血管にダメージを受けることがあります。これは自覚症状がほとんどなく、突然、心筋梗塞、脳梗塞などの病で倒れることもしばしば見受けられます。
ですので、血管の状態をよくしておくということは重要になります。亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は血栓を溶かし血行をよくしてくれるため生活習慣病の予防にもつながりますしこれにより代謝を上げることができるためダイエットにもつながります。
生活習慣病の予防
血栓ができるという話も例外ではありませんが、悪玉コレステロール値が上昇すると生活習慣病のリスクを高めるということも忘れてはいけません。ファーストフードやインスタント食品にたっぷりと含まれているトランス脂肪酸。これなんかは悪玉コレステロール値を増やす原因にもなります。
ですので、こういった油はあまり摂取しないほうがよいのです。逆に、亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は血中の悪玉コレステロール値を減らし、善玉コレステロール値を増やしますので、それによって生じる、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、がん、など問題視されている生活習慣病を予防することができるのです。
アレルギーやがん予防
私たち人間の細胞膜は一体なにでできているのでしょうか?それが油です。何気なくコンビニのパン、カップめん、ファーストフードなどを食べているかも知れませんがそこに含まれる油をたくさん摂取してるとアレルギーの原因になります。
そして、最悪のケースは細胞分裂を行う時に異常コピーが行われがん細胞が生成されてしまうということも否定はできません。詳しくはこちらをご覧ください
どうしてこのようになるのかといえば、トランス脂肪酸のほかに、そこに含まれているリノール酸という油の偏りも原因の一つです。もちろん、リノール酸そのものはそんなに害悪を与えるものではないのですが、
細胞膜のバランスが崩れ、リノール酸が過多になると危ないということです。ですが、亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸を摂取することでその比率を調整することもできますので異常コピーを防止し、アレルギーやがんの予防にも役立ちます。
リグナンの美容健康効果
リグナンとはポリフェノールの一種でその含有量も亜麻仁は植物の中でもトップクラスです。リグナンの効果効能としてはイソフラボンに非常に似ています。女性であれば、月経、妊娠、更年期障害のときにホルモンバランスを崩すことがありますがこの調整として活用することができます。お肌の調子が悪いなどといった場合には男女関係なく活用することができます。
痴呆の防止・記憶力の向上
亜麻仁油を摂取することで痴呆を防止ししたり、記憶力を向上することができるといわれています。この秘密は、亜麻仁油がその効果を持っているわけではないのですが、摂取することにより体の中でDHA、EPAへと変換されるためです。ちなみに、脳の60%は油、40%はたんぱく質で構成されています。
ですので、ここで材料とされる油があまり良質ではない油が使われてしまいますと、脳にも影響が出ます。最近では若年性アルツハイマーも心配されております。若いから、まだ小さいからだと思ってファーストフードやおやつに含まれる質の悪い油ばかり摂取していては体を壊すことになります。
便秘の解消
便秘はあらゆる病の原因でもあります。代謝を下げることで免疫力も低下しますし痩せにくい体質になります。また、毒素が体中に流れるため体調を崩しやすくなります。ですから、いち早く解消しておかなくてはならないのです。その点、亜麻仁油には水溶性、不溶性両方の食物繊維が含まれているため便秘解消には効果的な食品といえます。
肌の湿潤
たとえば、冬はお肌が乾燥しやすいです。ですので化粧品を使うことも多いかと思います。化粧液を塗った後に乳液で閉じ込めることはしますがそれは油により水分の蒸発を避けるためです。つまりは、ある程度肌に油を保持していた方が潤いを作ることができます。α-リノレン酸は良質な細胞膜を作るとともにセラミドも生成しますので美肌効果が期待できます。
亜麻仁油にダイエット効果はあるのか?
先ほどの説明からも油はカロリーがたくさん含まれているから太ると考えるのは間違えです。確かに油をたくさん摂取することは太る原因にはなりますが、低糖質ダイエットで油を摂取してもオーケーになってます。
つまり、油よりも糖質の方が太りやすいからです。よくダイエットをする人の食事制限をみるとカロリーだけを気にしてしまいそれ以外の太る要因を考えていない場合もありますがこれはダイエット効果を低下させる要素にもなりますので太る要因をもっと広い視野でとらえるようにしましょう。
それに、油の中でも亜麻仁油は非常に良質な油なため血流の循環を良くする、悪玉コレステロール値を低下させるなど健康的にもダイエットにも良い油と言えますのでぜひとも積極的に摂取していただきたいです。
亜麻仁油のダイエット効果について。
以上の説明からも亜麻仁油というのは体に良い油です。健康にも良くダイエットにも活用することができる油になっているわけですが、色々な情報を拝見しますと脂肪燃焼効果自体はないとか。しかし、それは少し違います。そもそもエネルギーを摂取することにより体がそれを燃焼しようとしますのでどんな食品でもある意味脂肪燃焼効果は期待できるわけです。
しかし、問題になるのは脂肪燃焼効果と脂肪蓄積効果のバランスがマイナスになれば太りやすい食品になるため避けたほうが良いということになります。それに、悪玉コレステロール値を低下させたり、血行を改善しますので代謝も上げることができると考えられます。
つまり、脂肪燃焼効果も期待できるといえます。そして、良質な油全てに言えることですが、基本的に油が大好きな人がいきなり油を断つということはほとんど無理な話です。逆に、無理して一定期間油を抜いたことによりどか食いに走ってしまう可能性も否定できないわけです。それであれば油を抜くというよりも油の質を変えて健康的なダイエットにチャレンジしたほうが良いのです。
亜麻仁油ダイエットの効果的な方法と注意点。
亜麻仁油を使ったダイエット方法についてですが油の特徴として熱を加えることで酸化を起こします。そのため、炒め物などの加熱料理には不向きと言えます。酸化した油を摂取することは活性酸素を増やすことになりますので健康的にもダイエットにもマイナスです。
そのため、サラダのドレッシングに使ったり、スープに入れて飲んだりします。もちろん、油であることには変わりはありませんので非常識なほど摂取するのはいけません。
1日あたり小さじ1杯(1ml)という摂取量を守ってください。ここに含まれるリノレン酸は食欲を抑制することができるため食事の前などに野菜ジュースなどと一緒に飲むことで食欲を抑える効果が期待できます。
面倒くさいからといって直接飲むことはあまりおススメはできません。その理由は特に空腹状態で油を摂取したら消化酵素を大量に使うため胃を痛めることにもなりますし、体の酸化も促すことになります。ですから、膜をはるという意味でも何か水分を一緒に摂取しましょう。
最近は、亜麻仁油配合のサプリも出ています。これであればいつでも摂取出来るので便利です。
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