もやしダイエットの効果的なやり方【100gあたりのカロリー・栄養・成功レシピ】

もやしといえば、ダイエットのイメージが結構強いかと思います。イメージ通りカロリーもほとんどないです。品種にも異なりますが100gあたり10~30kcal程度です。

茹でたものに関しては、緑豆もやし(14kcal)、ブラックマッペもやし(13kcal)、そして大豆もやしはややカロリーが高く34kcalとなっております。このようにカロリーが非常に低く、糖質なんてほとんどないのでダイエットには活用することができるわけです。

実際に芸能人でいえば、きゃりーぱみゅぱみゅさんがもやしダイエットをチャレンジしてわずか1週間で4kgのダイエットに成功したことで話題になりました。

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このことからも、運動よりもカロリーの制限を行ったほうが効果的にダイエットを成功させることができるのが良くわかります。そこで、今回はもやしダイエットの実践方法について解説していきたいと思います。

もやしの栄養価って大丈夫なの?

もやしは確かに低カロリーなイメージは強いですが栄養はそんなにあるようには思えませんよね。緑黄色野菜でもないし大豆に芽が生えただけのようなもの。もやしばかり食べていて栄養不足にならないか?これが心配です。では、もやしの栄養ってどうなのか?表でまとめてみました。

もやしの主な栄養成分(100g)
ビタミン ミネラル
ビタミンE 0.1mg ナトリウム 2mg
ビタミンK 3μg カリウム 69mg
ビタミンB1 0.04mg カルシウム 9mg
ビタミンB2 0.05mg マグネシウム 8mg
ナイアシン 0.3mg リン 25mg
ビタミンB6 0.05mg 0.3mg
葉酸 41μg 亜鉛 0.3mg
パントテン酸 0.23mg 0.08mg
ビオチン 1.7μg マンガン 0.06mg
ビタミンC 8mg ヨウ素 2μg
モリブデン 55μg

これを見る感じですとやはりあまり栄養価が高い食品だとは思えません。ですので、もちろん、もやしだけで生活をするというのはダイエットには良いとはいえ健康的にはあまりよろしくないと思われます。けれども、一部置き換えとするにはそれなりに栄養素も含まれているのでありではないでしょうか。

ビタミンC

もやしのビタミンの中では断トツ多いのはビタミンCです。ビタミンCは高い抗酸化効果で知られております。それにより活性酸素を除去し細胞の破壊や異常コピーから身を守ってくれます。

結果的に老化の防止、免疫力の強化、風邪やインフルエンザの予防、抗ガン作用など。また、失われやすいビタミンなのでできるだけたくさん摂りたいものです。

しかし、問題なのはもやしに含まれるビタミンCだけだとご覧の通りそんなに多くはないので他の食品やサプリメントからの摂取も必要であることと、ビタミンCは水溶性のため洗ったりすると減りますし、加熱したら壊れます。

加熱に弱いため、もしビタミンCをもやしから摂取したいのであれば加熱をしなくても大丈夫なオーガニック食品のものを選びましょう。

葉酸

ビタミンB9とも呼ばれていますが、もやしには葉酸が比較的たくさん含まれています。特に、妊婦の方は積極的に摂取したほうが良いといわれていますね。

それは、妊婦さんになりますと赤ちゃんに栄養を運搬する必要がありますので、新陳代謝、細胞の分裂において重要な葉酸が欠乏するとまずいためです。

だからといって、妊婦ではない男性、女性は摂取しなくてよいかといえば、そんなわけはありません。新陳代謝が上手くいかないと病気にもなりやすですし、お肌の劣化、薄毛なども招きます。

貧血の予防、母乳の促進、心臓病、子宮癌、直腸癌、肺癌、などに効果的といわれていますが健康的に生活を送る上では必要な栄養素ですのでもやし以外からも積極的に摂りましょう。

食物繊維

もやしには食物繊維が含まれています。もちろんそんなにたくさんの量ではありませんが、どちらかというと不溶性食物繊維が多いです。水溶性食物繊維は糖質の吸収を抑えるなどダイエット効果が期待できます。

それに対して不溶性食物繊維は腸内に溜まった老廃物を排泄、善玉菌の餌、になるため便通の改善に役立てることができます。さらに、アミラーゼという酵素が含まれているため胃腸の調子を整える意味でも機能します。

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アミノ酸

特にもやしにはアスパラギン酸とアスパラギンの二種類のアミノ酸が多いです。アスパラギン酸といえばアスパラガスのイメージが強いのですがもやしにはその20倍の量が含まれています。

新陳代謝を促しますので美肌、疲労回復、肩コリの解消、安眠など健康維持においては必要なアミノ酸です。

γ—アミノ酪酸(GABA)

テレビコマーシャルなどで一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、GABAはアミノ酸の一種です。脳機能改善、精神安定、血圧上昇抑制、といった効果が期待できます。

もやしといいますと、あまり栄養素がないように思えますが、もともとは高たんぱくな大豆を発芽して作るわけです。ですから、大豆の段階でなかった栄養素が増えたりしますので意外と栄養価の高い食品でもあるのです。

もやしダイエットの効果的なやり方!

以上のことから、もやしという食品はものすごく低カロリー。そして、意外にも栄養素が含まれているものであるということがわかりましたね。では、もやしを活用してダイエットを行うとしてどのようにすればよいのでしょうか?

もやしが大好きな人であれば3食がっつりもやしばかり食べるのもありと思うかもしれませんがそれはあまりお勧めできることではありません。タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など健康を維持するうえで重要な栄養素が欠乏してしまうからです。

ですから、食事の一部を置き換えるダイエットを行えばよいのです。太ってしまうほとんどの原因はカロリーや糖質オーバーにあります。特に運動をほとんどしないのであればこれらをたくさん取ると燃やすことができないため太ってしまいますよね。

それでは、どのように置き換えれば良いのでしょうか?

糖質やカロリーを制限するといいましても全て断つということは逆効果です。筋肉の減少、脳の委縮の原因になります。ですので、一食、二食だけもやしに置き換えればよいのです。そこで、朝、昼はエネルギー代謝も高い時間帯です。

逆に夜はこれから眠る準備をするため代謝が落ちてきます。夕ご飯の方ががっつり食べたくなる気持ちはわかりますがここは抑えます。とうことで、朝、昼は通常通り白米やパンを食べてもオーケーです。けれども、夕飯だけはそれを断ってもやしを食べます。

しかし、ここで問題点があります。もやしというのは非常に飽きやすい食品ですのでそこをどうするか?工夫が必要になりますね。

油っこいドレッシングをたっぷりとかけるのは健康的にどうなのか?だからといって茹でたもやしをそのまま食べるのも微妙ですよね…色々とその辺が難しいと思いますので、もやしダイエットを結果を出すための10日間のメニューを例として提案します。

1日目(もやしのアマニ油サラダ)、2日目(もやしとささみのごま油和え)、3日目(もやしチャンプル)、5日目(もやし・オクラ・海藻のサラダ)、6日目(もやしと豚肉の蒸し煮)、7日目(もやしときゅうりのポン酢和え)、8日目(えのきともやしの炒め)、9日目(もやしの肉巻き)、10日目(もやしスープ)

そのほか自分なりにもやしレシピを考案してもいいですね。要するに飽きないように工夫することです。そして、油を使う場合はできるだけ健康を気を使ったものにしましょう。

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