お腹がでているのはやっぱり悩ましいことではないでしょうか。女性であればすっきりとした曲線の筋が入った美しい体が理想的です。男性でたくましい筋肉ラインが理想的ではないでしょうか。いずれにしてもお腹が出ているのは何とかしたいもの。
しかし、お腹を鍛えるというのも奥が深くて単純に腹筋運動を行うだけでは全体が鍛えられなかったりします。プールで歩いているとたまにみかけるのですが、腹筋の上部だけは発達していますが下部はそんなに腹筋が隆起していないとかね。
要するに、部活などで習った通常の腹筋運動は上部の腹筋が多かったりするのです。もちろん上部の腹筋を鍛えることも大事なのですが下腹が垂れるというのもなんとか改善していきたいところではないでしょうか。そこで、今回は垂れ下がった下腹。
ビールやお酒の飲み過ぎで出てしまった下腹などを女性らしくすっきりとしたお腹へ、男性らしくたくましい割れた腹筋へ、腹筋運動を中心とした肉体改造のやり方などについて解説させていただきたいと思います。
下腹が出てしまう原因について。
実は、下腹が出る原因は色々あるのですね。もちろん、今回の題材になっている下腹を鍛える腹筋を行うことで改善できるケースもありますし、代謝になりますのでプラスにはなりますが根本的なところをわかっていないと改善できないケースもございますので一般的に考えられる下腹が出る原因についてまとめてみました。
1 筋肉の衰え
筋力の低下というところであれば若年層よりも中年層の方が圧倒的に多いです。その理由は年齢とともに筋肉がどうしても衰えてきますので機会的にトレーニングを行い、筋肉を維持するか増やすかなどを取り組んでいく必要があります。そうでないと、これまで内臓を支えてきた筋肉が重力に耐えきれず下腹が出た状態になります。
2 腸内環境の悪化・便秘
普段なにも意識していないで食事を行っているかと思いますが、腸の中は40℃以上もありますので菌が繁殖しやすかったりカビが生えやすかったりします。それこそ食生活が悪化すれば腸内環境も悪化しますので毒が溜まり腸内が腫れあがります。これにより下腹部が膨れているように思える場合もあります。「便秘解消法がダイエットに効く?太る原因は食事法や食べ物にあった!」
3 姿勢の歪み
腸内環境の悪化や便秘も改善されないと代謝が上がりにくいです。姿勢の歪みも同じことでたとえば最近多いデスクワークは猫背になりやすくなります。猫背になると内臓が圧迫されるため代謝機能が低下します。また、骨盤の歪みもこれと同じ理屈であるべき位置からずれますのでこれにより代謝も衰えていきます。結果的に太りやすくなったり内臓がお腹を押し出しますので下腹が出ているように見えるのです。
下腹の筋肉を強化するためのトレーニング
先ほど説明させていただいたように、下腹が出る原因は様々ございます。そのため、2、3に関しては解説ページへリンクを張っておきましたので参考までにご覧ください。根本的な部分ですのでもしそれらが原因であれば筋トレの前に改善を行うことで効果が大きく期待できるはずです。では、早速こちらでは下腹の筋肉を強化するトレーニングについて解説します。
上腹を鍛える腹筋運動
こちらの腹筋運動はクランチという腹筋の基本中の基本です。学校なんかで良くやりましたよね。中にはシットアップを指導された方もいらっしゃるかとおもいますがこのシットアップは大腰筋を使いやすいので腰には聞くけどお腹には効かないなんて悩みも出てきます。いくら腹筋をやっても大して効かないというのもそういうことです。一方クランチは効果的ですが腹筋上部ですので下腹部の腹筋との違いのため理解しておきましょう。
下腹部を鍛える腹筋運動(女性向け)
1 両手をお尻の下に入れる
2 両足を上げる
3 足先を軽くクロスして膝を曲げる
4 3の状態から少し持ち上げるイメージでお尻を浮かせる
5 上げた時に息を吐くように30回行う
6 膝を曲げて腕を組んで左右に転がるストレッチ(肘をつく)
下腹部を鍛える腹筋運動(男性向け)
1 足と肩を浮かせて下腹を意識する
2 上半身だけ体を上下する
3 余裕があればダンベルを持って上げる
※鍛える筋肉は十分意識して動かすのがポイント
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