抹茶の効果・効能。カロリーが高いけど上手に摂取する方法を教えます!

日本のスーパーフードとして世界でも話題になっている抹茶。この抹茶の驚きの効果・効能6つを詳しく解説します。抹茶はカロリーが高いのですが上手に摂取することで効果・効能が期待できます。そこで抹茶を上手に摂取する方法も合わせて紹介しましょう。

抹茶とは?

抹茶は単純に緑茶を粉状にしたものと思っている方も多いのではありませんか?抹茶と煎茶を粉状にした粉末緑茶とは違うお茶なのです。
粉末緑茶は、煎茶を粉末にしたもので、抹茶はてん茶を粉末にしたものです。大きな違いは抹茶のほうが渋みよりも甘みとうまみが強いという点です。

抹茶の効果・効能6つ

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抹茶にはダイエット、アンチエイジング、リラクゼーション、認知症予防、美肌効果、虫歯・口臭予防の6つの効果・効能があります。ここではこの6つの効果・効能を詳しく見ていきましょう。

1.ダイエット効果

抹茶にはポリフェノールの1種であるカテキンが含まれています。このカテキンは、体脂肪を効率よく燃焼させると同時に糖の吸収を妨げる効果があります。中性脂肪をコントロールする働きがあるのです。
また抹茶はコーヒーと同じくらいのカフェインを含んでいます。カフェインは、内臓脂肪を優先して燃焼させるので下腹が気になる女性にとってはうれしい効果ですね。
食物繊維やビタミンEやβカロテンも含まれておりダイエットに強い味方になる食べ物です。

2.アンチエイジング効果

カテキンは、老化を促進する活性酸素を除去する働きがあります。カテキンは、どの緑茶にも含まれていますが抹茶はその中でもとくにエピガロカテキンガレート (EGCg)という成分がとても多く含まれています。この成分は、ビタミンCと一緒に摂取することで活性酸素を除去する効果がより高くなります。
またビタミンEは抗酸化作用に優れカテキン同様活性酸素の除去と血行促進作用に優れています。ビタミンEもビタミンCと一緒に摂取することでその効果がより高くなります。
この2つの成分の効果を高めるビタミンCが抹茶の中に多く含まれているためアンチエイジング効果が期待できます。

3.リラクゼーション効果

抹茶はカテキンの含有量はほかの緑茶に比べると少ないのですが、アミノ酸の1種である「テアニン」という成分が多く含まれています。テアニンは副交感神経の活性化を促します。そのためイライラや興奮を抑えることができます。
また抹茶を飲んだときはリラックスしているときにでるα波が多くでるといわれています。

4.認知症予防効果

テアニンには、神経に影響を与える効果があり精神的、肉体的なリラックス効果があります。このテアニンがカフェインとの相乗効果で軽度の認知症の改善の可能性があるという研究結果が示されています。
テアニンの認知症への効果については、株式会社伊藤園の中央研究所と静岡県立大学薬学部の山田浩教授、社会福祉法人白十字会・白十字ホームの田熊規方医師との共同研究で2013年に第54回 日本神経学会学術大会で発表されています。

5.美肌効果

抹茶には、ビタミンCとビタミンEが含まれています。この2つの成分をカテキンと一緒に摂取することでメラニン色素の生成を抑え美しい肌をつくりだすことができます。

6.虫歯、口臭予防効果

抹茶にはフッ素も含まれています。このフッ素とカテキンなどの作用で虫歯・口臭予防効果があります。

抹茶は高カロリーの飲み物

抹茶はダイエット効果などが知られているために低カロリーと思っている方が多いのではありませんか?じつは抹茶100gで324kcalあります。黒砂糖が100gで354kcalなのでやはり抹茶は高カロリーといえますね。しかし、短時間に100gも摂取するということはほとんどないでしょうから、極端に気にすることはありません。

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抹茶を上手に摂取するためのコツ

飲む量は?

抹茶にはとてもおおくの栄養成分が含まれています。でもカテキンなどの成分をたくさん摂取すると効果があるというわけではありません。とくにカフェインは、摂取しすぎることによって体調が悪化することがあります。また抹茶は高カロリーなので過剰摂取はダイエットには逆効果ですね。

1日の摂取量は6g以下、1日3杯までがよい

抹茶にはカテキンやカフェインが含まれています。日本ではカフェインの摂取量の安全基準は、設定されていませんが海外では基準を設けている国もあります。
カナダでは体重を目安にしています。1日の摂取量を体重1kgで、2.5mg以内としています。子どももこの基準で考える事ができるのでとてもわかりやすいですね。
最近は若者によるカフェインの過剰摂取が問題となっています。妊婦や子どもだけではなく健康な成人も過剰摂取には注意が必要です。
また1日の摂取量は6g程度がおすすめです。高カロリーといわれる抹茶ですが1日の摂取カロリーは19kcalになります。

カフェインは抹茶以外にも含まれているので1日の摂取量を考える

カフェインは抹茶以外にもペットボトルのお茶やコーラなどにも含まれています。カフェインの摂取量は1日の総摂取量で考える事が大切です。ルイボスティーなどのノンカフェインの飲み物をうまく活用するといいでしょう。

抹茶を摂取する時間は?

寝る時間から6時間前には抹茶を飲まないようにする

カフェインは覚醒作用と利尿作用があります。寝る前に飲むと寝付きが悪くなったり、夜トイレに起きてしまうかもしれません。とくに子どもに飲ませるときは注意が必要です。

ダイエット効果を期待するなら朝食時か朝、運動前がおすすめ

朝や朝食時に抹茶を摂取することで腸の働きが活発になり油分や老廃物が排出されやすくなります。また運動前に飲むと、抹茶の脂肪燃焼効果により体脂肪が燃焼しやすい体になります。

まとめ

抹茶には多くの栄養成分が含まれていますが、カロリーがとても高くカフェインが多いので摂取の仕方には注意が必要です。1日の摂取量をしっかり守って、素敵な抹茶ライフを楽しみましょう。

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