少し太ってきたと思いダイエットをしようとしても、年齢を重ねてくると20代30代のときのように体重は思ったように減らないということがあります。特に更年期の方はホルモンのバランスや精神的にイライラしたりすることによって、うまく体重を減らすことができないということがよくあります。更年期の時にどのように食事や運動をどのようにすれば上手なダイエットできるのでしょうか?
更年期に体重が増える原因は筋力の低下とホルモンのバランスの乱れ
年齢を重ねてくるとどうしても加齢により筋力の低下というのは止むを得ないことです。
特に女性は男性と比べると女性ホルモンの分泌量が年齢とともに減ってくるため、筋肉の量も減るという傾向にあります。女性ホルモンのエストロゲンが不足すると内臓脂肪を蓄えてしまうために、太ってしまうということがあります。女性の場合は体脂肪率も更年期の時期にとても増える女性が多いということがあります。体脂肪率が増えるので当然痩せにくい体質になってしまいます。
以前と食事の量は変わらないのになぜか体重が増えてしまうのは?
以前とほとんど食事の量が変わっていないのに、体脂肪率が上がってしまうという方がたくさんいます。これは更年期の時期に女性によくあるケースです。
人によっては更年期に入ってから10%以上も体脂肪率が上がったという方もいます。
これはあくまでも一例。
更年期に入った方でも体脂肪率がほとんど変わらないという方もいます。
ただ更年期の時期に入った女性の体脂肪率が上がったという方は多い傾向にあります。
更年期の時期のダイエットとは?
更年期にダイエットをする時には極端なダイエット方法を選択するのはやめたほうがいいでしょう。
特に栄養が偏るようなダイエットは特にいけません。
野菜だけのダイエットとか、大豆製品をメインのダイエットなど、偏ったダイエットは控えるようにして下さい。
偏った食事はかえって痩せにくい体にしてしまうことがあります。
肉などのたんぱく質を摂らないと、たんぱく質というのは筋肉を作る材料ですので、このタンパク質がなければ筋肉の量は増えることができません。
なので運動しても筋肉の量が増えにくくなってしまします。
さらに筋肉の量が増えないと、代謝が良くならないので健康を維持するという面で見てもとても良くありません。
糖質を減らすようなダイエットは危険!
糖質を減らしてダイエットするかたもいますが、更年期の時期の糖質を減らすダイエットはやめましょう。
脳を活性化して動かすためには大量の糖が必要です。
若いときとは違い更年期の時期にはいろいろな症状が出て体の調子が悪い時期なのに、糖質を減らしてしまっては、さらに脳の働きが悪くなってしまいます。
脳の働きが悪くなれば当然体の隅々まで指令が行き渡らなくなり、体の調子がさらに悪くなってしまいます。
食事の量を少し減らしてバランスの良い食事を!
更年期のときにダイエットを考えているのであれば食事の量を少し減らすようにしてみてください。極端に減らすのではなく100%だったもの70~80%くらいにすると良いです。この時の食事も偏ったものではいけません。バランスのとれたいつも通りの食事をとるのが良いです。
食事と同時に軽い運動!有酸素運動!
更年期の時のダイエットというのはなかなか体重が減らないことがあります。食事制限だけでは体重を落とすのは難しいです。
食事制限と同時に有酸素運動をするとダイエットの効果があります。
有酸素運動と言ってもマラソンやランニングなど激しい運動をする必要はありません。
ウォーキングがおススメ。
ウォーキングといって歩く事です。歩くだけなのでそれほど苦にはなりません。歩き方も自分のペースに合わせた歩き方で大丈夫です。
ただし少しペースを上げて歩くと有酸素運動の効果が上がりますので、少しペースを早く歩くのと、普通のペースで歩くのを繰り返すと良いでしょう。
この時にしっかりと呼吸をして有酸素の効果を上げるというのがポイントです。
更年期のときのダイエットをというのは若いときと比べて、なかなか体重が落ちたいということがあります。
無理をせずに自分のペースに合ったダイエットをするようにしましょう。
極端な食事制限などはやめてください。
自分に合ったやさしいダイエットがおススメ。
ウォーキングなどの有酸素運動を一緒に行うことでダイエットの効果がアップします。
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