わさびというとお刺身やお寿司・そばなどの脇役的な位置づけですが、その効能について知らない方も多いのでは?実はわさびは美容やダイエットに大変よいことが分かっています。
たくさんの量を一度に食べることは当然難しいと思いますが、意識して摂取するのは良さそうです。今回は、頭の隅に入れておいて欲しいわさびの知識を紹介します。
わさびの効果・効能
1.健康効果
絶えず、体に入ってくる有害物質は、酵素によって代謝され、発ガン物質などの毒に変化します。そして、肝臓がこの毒を無害化するために働きます。肝臓の酵素によって無害化されるのです。その酵素がGST(グルタチオン-S-トランスフェラーゼです。わさびは、野菜の中でもかなりこの働きが強いことがわかっています。また、ブロッコリーにも同様の働きがあることがわかっています。わさびの毒消し作用は、野菜の中でもずば抜けているだけでなく、活性酸素を消す際にも役立つのです。
わさびスルフィニルの6つの効果
- 解毒酵素の活性化
- 活性酸素除去
- 血栓予防
- ガン細胞増殖抑制
- 抗菌作用
- ピロリ菌作用
2.美容効果
スルニフィルには血液をサラサラにする効果もあると言われています。そのため、美肌に必要な栄養素をしっかりと細胞に送り届けることができ、新陳代謝が促されます。ビタミンCも多く含まれるので、メラニン色素の生成を抑えてシミができるのを防ぎ、肌を白くしてくれる働きもあります。
3.ダイエット効果
わさびには消化液の分泌を促す働きもあると言われています。そのため、便秘の解消にもつながり、ダイエットにも効果的。消化機能の働きを促すので、デトックス効果も期待できます。血行をよくしてくれる働きのおかげで、むくみの解消や冷えの改善にもつながります。わさびに含まれる6-MITCという成分は、体内に蓄積された化学物質や重金属などの物質の解毒を促し、体外に排出させる働きもあるのです。
わさびの効果的な使用法
1.1日3gの本わさびを摂取
わさびの効果を期待するには、1日3gを摂取するといいと言われています。ティースプーン1杯程度です。効率的に摂取するには本わさびを使うことだとされています。デトックス作用のある6-MITCは本わさびにしか含まれていません。本さわびをすりおろすことで、効果がアップします。チューブを使用する際には、本さわび100%のものなど、本わさびを使っているものを使いましょう。わさびに含まれる有効成分は水溶性で、体内に蓄積されにくいため一度に摂取するのではなく、数回に分けて摂取するようにしましょう。
2.豆乳に混ぜて飲む
わさびをそのまま食べるのは刺激が強すぎると言う人は、豆乳スープにすると飲みやすくなります。豆乳に少しの醤油と小さじスプーン1杯程度のわさびを加え、温めて飲みましょう。体もポカポカしてアンチシジング効果もアップします。
3.ドレッシングを作って食べる
昆布つゆにわさびを混ぜたり、ゴマドレッシングにわさびを混ぜたりして、わさびドレッシングを作ってみましょう。生野菜にかけて食べるのもいいですが、蒸した野菜につけて食べると、体を冷やさずにすみますし、おいしいですよ。
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