顔にシミがあると、見た目が悪く何だか老けて見えますよね。コンシーラーやファンデーションを使ってシミをしっかりカバーしないと、外に出歩くことも出来ません。
そんなシミを取るためには、病院のレーザー治療がおすすめです!でも、レーザー治療ってお金がかかるイメージがあるし、ちょっと怖い・・・。
そこで、病院のレーザー治療についてまとめてみました。まずは、病院のレーザー治療は何科でしてもらえるのか見ていきましょう。
レーザー治療は何科に行けばいい?
シミを病院でレーザー治療してもらうためには、まず病院にレーザー治療の設備が備わっていないといけません。主にこのような診療科に設備されていることが多いので、事前に電話などで確認してみましょう。
- 皮膚科
- 形成外科
- 美容外科
- 美容皮膚科
しかし、これだけ診療科が選べると・・・実際のところ何科に行けばいいのか、よく分からないですよね。
そこで、実際に患者さんがそれぞれの診療科で診てもらう際の、主な目的を見てみましょう。
- 皮膚科・・・・・皮膚の病気を治すため
- 形成外科・・・・体を元の状態に戻すため
- 美容外科・・・・美容整形をするため
- 美容皮膚科・・・肌をキレイにするため
この中でも皮膚科と形成外科は、個人病院では一緒になっている場合があります。皮膚科や形成外科は、どちらかといえば病気や怪我の治療を目的に診てもらう人が多いです。その一方で美容外科や美容皮膚科は、美容整形など見た目を美しくする目的で来院する人が多いです。
ここで考えて頂きたいのが、レーザー治療によるシミ取りは、ほとんどの場合美容目的だということです。美容目的という観点から考えると、美容外科や美容皮膚科で診てもらうのが1番良いのではないでしょうか。
では実際に、レーザー治療はどのような流れで行われ、効果はちゃんとあるのか説明していきます。
レーザー治療の流れと効果について
レーザー治療でシミを取る流れですが・・・大体このような流れで行っている病院が多いです。
①まずは診察する
シミはいくつか種類があり、種類によって治療回数が変わってきます。
そのため、まずはしっかり先生が診察をして、今後の治療方針を決めていきます。
②レーザー治療開始
シミの部分にレーザーを当てていくのですが、目が傷つかないようにカバーしてくれます。
皮膚にレーザーが当たると、パチンッとした刺激が少しだけありますが、そんなに痛くはありません。
直径1cm位の小さなシミだと、大体10秒ほどで治療が終わります。
③レーザー治療終了
レーザーを当てたあとはシミの部分にテープを貼って、シミ防止の軟膏を塗ります。
テープは無理にはがしてしまうと跡に残ってしまうので、自然に剥がれるまでは放置です。
ちなみにですが・・・レーザー治療をしても、その日からメイクはして構いません。
むしろ紫外線が怖いので、しっかりとUVケアをしましょう。
④しばらくは定期的に通院
レーザー治療自体は1回で終わることが多いのですが・・・経過観察のため、ちゃんと先生のOKが出るまで通院は続けましょう。
レーザー治療の直後は大体1週間後、その後は大体月に1回のペースで通院するようになります。
シミの種類や大きさによっても変わってきますが・・・ちゃんとシミが消えるまで、最低でも2~3ヶ月はかかります。場合によっては半年~1年近くかかる人もいるので、気長に頑張りましょう。
時間はかかりますが、実際にレーザー治療を行った人の多くがシミを取ることに成功していますよ。
ところで、レーザー治療は一体どのくらい費用がかかるのでしょうか?
診療科によっても費用が違うのか、ちょっと気になりますよね。
レーザー治療の費用はどれ位?
シミをレーザー治療する費用ですが・・・大体内訳はこのようになっています。
初診(再診)料+検査料+処置料+1回あたりのレーザー治療の費用×回数
実は、シミ取りのレーザー治療は保険が一切適用されません!保険が一切適用されないということは、それぞれの診療科で費用の設定が自由に出来るということになります。
たとえばですが・・・冬にインフルエンザの予防接種をしたことはありませんか?
インフルエンザも保険が一切適用されないため、同じワクチンで原価は同じでも、病院によって費用の設定が異なります。レーザー治療もそれと同じで、病院によって費用が異なります。
そのため、それぞれの診療科に1度レーザー治療にかかる費用を確認してみることをおすすめします。
とはいえ、レーザー治療にかかる費用の相場が分からないと、費用を確認したところで高いのか?安いのか?よく分からないですよね。
レーザー治療にかかる費用の相場は大体これ位なので、確認する際にぜひ参考にしてみて下さい。
- 初診料・・・・・・・2000円
- 再診料・・・・・・・1000円
- 検査料・処置料・・・内容と病院による
初診(再診料)、検査料、処置料は、本来なら保険が適用されるのですが・・・レーザー治療は保険が一切適用されないため、これらの費用も全額自費扱いになってしまいます。保険請求をしないので、国が定めている点数を元に算定している病院は少ないです。
しかし、初診(再診)料に関しては大体相場がこれ位なので、割と良心的かなと思います。
また、レーザー治療にかかる費用は1ショット単位で計算されることが多く、レーザーを当てる範囲によって金額は異なります。
しかし、大体これ位の費用が相場であり、中には相場の倍以上もかかってしまう病院もあるため気をつけましょう。
- 直径2mm・・・3000円前後
- 直径5mm・・・5000円前後
他にも、シミの種類によっては1回のレーザー治療では済まない場合があります。肌の奥からずっと続いているようなシミは、表面がキレイになってもまたシミが出てきてしまいます。
そのような場合は2回、3回とレーザー治療を行う必要があるため、その分費用もかかってしまいます。
また、シミを取るためのレーザー治療は、注意点がいくつかあります。知らないとビックリするかもしれないので、ちゃんと注意点も知った上でレーザー治療は行いましょう。
レーザー治療の注意点とは?
シミ取りのレーザー治療は、以下のようなことに注意しないといけません。
①レーザー治療後はシミの部分が荒れる
シミの部分にレーザーを当てると、皮膚がかさぶた状になることがあります。ちょっと皮膚に赤みが出たりして目立つこともありますが、シミを取る過程で起こることなので仕方がありません。あまりにも気になる場合は、化粧やマスクなどをして、なるべく目立たないようにしましょう。
②新しくシミが出来てしまう
レーザー治療のあとは、炎症後色素沈着というシミが出来やすいといわれています。皮膚がかさぶたになったり、赤みが落ち着いた頃に茶色いシミが表れてしまいます。このタイプのシミは時間が経てばちゃんと消えるのですが・・・何ヶ月もかかることがあるので気を付けましょう。
もし出来てしまった場合は、病院で薬を処方してもらいましょう。
また、レーザー治療後はしばらくシミの部分にテープを貼りますが・・・ちょっと目立つので、貼らない人も多いです。
しかし、テープを貼ることで皮膚を紫外線から守り、炎症後色素沈着によるシミを防止することにも繋がりますから、ちゃんと貼るようにしましょう。
まとめ
- シミ取りのレーザー治療は、美容に強い美容外科や美容皮膚科がおすすめ
- レーザー治療自体は1回で済むことが多いが、シミが消えるまでは時間がかかる
- シミ取りのレーザー治療は保険が一切適用されないため、病院によって費用が異なる
- レーザー治療後は皮膚がかさぶた状になり赤くなってしまうことがある
シミのレーザー治療は、ちょっと費用がかかるので気軽には出来ないですよね。費用が気になる場合、とりあえず病院でシミ取りクリームを処方してもらってはいかがでしょうか。まずは、医療機関できちんとした診断を受けることをおすすめします。
[amazon]女医が教える、やってはいけない美容法33 ~実は老化を加速!~
コメントを残す